2024/03/25 05:09
旧芳井小学校に咲いた樹齢70年の桜
今から数年前に来た頃
ここはうっそうとしたジャングル
笹の林の中に現れた
この1本の古木・・・。
つるが巻き付き、弱弱しくって・・・
もうダメなのかな?って思ってました。
それが今・・・
元気を取り戻して ただいま6部咲き
日本人は神代より、桜の花を豊穣の神が宿る木として
大切にしてきました。
大切にしてきました。
山の神の大山祗命と野の神の草野姫命との間に
木花開耶姫命という美しい女神が生まれました。
木花開耶姫命は、瓊瓊杵尊に嫁ぐまで
花の宮殿の奥深くに住まっていました。
あるとき父の命で、雲を踏み、霞に乗って
紫雲にそびえる富士の山頂に天降り、桜の種をまきました。
そこから日本中に桜の花が咲き乱れるようになったと
言われています。
桜の古名はコノハナ(木花)。
サクラはコノハナサクヤヒメのサクヤから来たと
言われています。
ぽっきり折れてしまいそうな枝から、
純真無垢な白い花が力強く生きています。
花の深い部分は紅に染まり、
それが集まって一つの淡いピンク色
新しい生命の始まりを告げています。