「天空の小学校支援プロジェクト」を応援いただきまして、誠にありがとうございます。なかなか進捗の報告ができず皆様にはご心配をおかけしております。さて、「天空の小学校のスポンサーになろう!」のリターンをお選びいただいた皆様へご報告です。生徒及び先生方に渡すためのスウェットシャツが完成いたしました!※お名前は個人情報につきモザイク処理をしております。当リターン支援者の皆様には別途モザイク無しの写真をお送りいたします。本来は現地で生徒たちが着用している様子をお送りするリターンですが、渡航前に取り急ぎのお知らせとして、こちらをご紹介いたします。また、スウェット本体の調達にご協力いただきました方にも、この場を借りてお礼申し上げます。渡航のタイミングを今か今かと待っているのですが、報道の通りネパールの首都カトマンズや周辺地域にて水害の影響が大きく出ております。以前の天候不良および土砂崩れから数か月経っておりますが、なかなか天気が安定せず、復旧が間に合わない地域もあるようです。また、ヒマラヤ山間部はそろそろ乾季を経て冬に入り、雪の積もる時期になります。なお、給食費・調理人給料・燃料費、それらの運搬費用は送金を行なっております。スタッフの安全が確保できるタイミングにて物資運搬と現地視察のための渡航を行ないます。ご支援いただいている皆様をお待たせし申し訳ございませんが、また改めて支援に関する告知をさせてくださいませ。
前回の支援から早2ヶ月。カコット村も暖かい季節になりました。■6月お届けリターンをご支援の皆様へ「カコット村のお守りチャーム」など、6月発送のリターンをまもなくお届けいたします。3月を予定していたヒマラヤ地区への渡航を現在延期しておりますが、カトマンズなどでリターン用パーツを仕入れることができたため、取引先の工場から輸入し、現在製作中でございます。1点ずつ異なった表情のアクセサリーになります。お届けまで今しばらくお待ちください。さて、少し間が空いてしまいましたが、テンジン小学校の様子をお伝えします。3月で卒業した女子生徒が3人います。第1回クラウドファンディングにてありがとうメッセージを送ってくれた3人です。この3人のうち2人は、隣村の中学校に進学することになりました。しかしもう1人、カルマさん(写真左)は以下の理由で進学ができていません。ビシュヌ校長の話によると、カルマさんの両親は離婚しており、母親は再婚、父親はなんと無実の罪で投獄されているそう。現在はカルマさんの70代の祖母が一緒に住んでいます。働き手もなく学費が払えない状況、おばあさんはかわいい孫を遠くの学校まで下宿させて通わせることにあまり乗り気ではありません。でもカルマさんは、友達と一緒に勉学を続けたいと願っています。ビシュヌ校長はカルマさんが金銭的に安心して進学ができるように、ネパール国内の知り合いに向けて呼びかけをしたそうです。それでもまだ十分ではないとのこと。didiからも何かできないか……新しい店舗にてイベントを企画しています。決まり次第またお知らせします。
こんにちは、didiです。「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」をご支援くださいまして誠にありがとうございます。皆さまはゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?今回は、新年度に入ったテンジン小学校からの状況をご報告いたします。今年度のテンジン小学校の生徒数は27名。クラウドファンディングを開催したときから卒業した生徒がいるため生徒数が変動しています。このクラウドファンディングでご支援いただいた金額は32名(と先生4名)を想定したものであったため、制服や学用品などを購入する予定額を一部変更いたします。詳しい支援額につきましては、支援実施後にご報告となりますことご了承ください。ビシュヌ校長によると、テンジン小学校のクラス編成は大きく2つに分かれています。小学校の部(1~4年生)と、ECD(Early Child Development)と呼ばれる日本の保育園に相当する部です。写真手前に並んでいる小さな子どもたちがECDの子たちです 今年度の27人の内訳は、1年生が5人、2年生が5人、3年生が4人、4年生が2人、ECDの子どもたち11人です。ECDは近年ビシュヌ校長の念願かなって設立された、テンジン小学校独自のシステムだそうです。2歳~4歳の子どもたちが通っていますが、給食費や教材費は国から補助が出ているわけではないため、運用がうまくいっているとは言えないようです。保育士の代わりとして、ビシュヌ校長の奥さんのドゥルガさんがボランティアで働いています。また、5月に私たちが渡航できなくなった理由も併せてお知らせします。5月の下旬から3週間ほど、小学校の生徒とその家族は薬草を取りに出かけてしまうからです。薬草とは冬虫夏草(現地ではyatragumbaと呼ばれます)のことで、中国などで高値で取引されます。これが現在、村民たちの最大かつほぼ唯一の収入源です。ビシュヌ校長と奥さんは小さな子どもたちのために学校を開けていますが、授業はほとんどできなくなってしまいます。近年では気候変動の影響で冬虫夏草の収穫が少ない年があったり、競争が激化し危険な目に遭ってまで採取しようとする人も増えているそうです。その結果命を落とす人もいるとのこと。村に安定した収入があればこういったことは防げるのかもしれません。私たちにできることから支援していきたいです。さて、実際私たちが支援に向かうのはいつなのか?と疑問に思っていらっしゃる方も多いかと思われます。ご支援いただいている皆様にはご不安な思いをさせまして申し訳ありません。6月ごろから現地は雨季に入ります。雨の続く季節は足元がぬかるみ登山に向かないだけでなく、視界不良により飛行機が飛ばない日が頻発します。せっかくネパールに渡ったのに学校までたどり着けないのは避けたいところです。というわけで、天候が安定する9月を渡航のタイミングとさせていただきます。※ヒマラヤ渡航後にお渡し予定のリターン品につきましては、リターン到着予定が大幅に遅れますことをお詫び申し上げます。リターンお渡し予定時期が決定次第、追ってご連絡差し上げます。
「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」をご支援くださいまして誠にありがとうございます。今回の報告は送金内容についてと、送金という形をとったことについてのご説明です。■第1回支援内容金額:75,000ネパールルピー(送金時点のレート・手数料込みで日本円換算約95,000円)内容:テンジン小学校の給食調理員の給料半期分さて、CAMPFIRE第2弾・第3弾ページにてこの3月末から現地に渡航し支援を開始する旨と「現金を送ることはせず、現地に渡航し直接物資を届ける」方法で小学校の支援をすると計画をお伝えしておりましたが、予定を変更し、第1回の支援は送金という形になりましたことをお知らせいたします。(予定変更の理由については先日の活動報告をご参照ください)しかし、私たちが渡航しようとしまいと小学校の新学期は始まります。支援先の人々の生活のことを考えれば考えるほど、歯がゆい思いでいっぱいでした。ビシュヌ校長からのメッセージではこう綴られていました。「給食がなければ、子どもたちは家に帰ってしまう。家で昼食を食べたあと学校に戻ってくるとは限らず、午後の授業がみんな揃ってできないこともあります。それに、給食調理員には昨年度は満足な給料を支払えなかったんです。今年度はきちんとした給料で雇えることを確約させるために、少し先の期間までの資金があることを証明したいんです。調理員がいなければ、子どもたちの給食が出せないのです」CAMPFIRE第2弾、第3弾は資金や支援物資を確実に直接届けるという目的での実施でしたから、今回の送金はその思惑に反しているのでは?というご指摘に対しては、上記の事情に基づく送金ですのでご理解いただければ幸いです。送金につきまして専門的な話になりますが、透明性ある資金の送金をしておりますことを付け加えておきます。日本からネパールへ寄付目的の送金は審査が非常に厳しいです。今までdidiが取引先に送金していたビジネス目的の送金とは比べものにならないほどの資金の透明性を金融機関から求められます。これらの審査の末に初めてテンジン小学校に支援金を届けられることを参考までに書き加えておきます。今回の支援内容のご報告は以上です。今回の支援内容以外の品物について、ビシュヌ校長から「学用品(カバン、制服など)は去年度のものを使っています。教材は数が足りていません。給食用の食材は備蓄が2か月分ありますが、心もとないです」と聞いています。第2回の支援までにまた打合せをし、できる支援を行ないます。※ヒマラヤ渡航後にお渡し予定のリターン品につきましては、リターン到着予定が大幅に遅れますことをお詫び申し上げます。ご支援いただいた方へ、追って詳細をご連絡差し上げます。
「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」に皆さまからのご支援、誠にありがとうございます。didiの本拠地である福岡は暖かな日も寒い日もあり、春らしい陽気になるのはもう少し後のようです。ヒマラヤはまだ雪の季節。テンジン小学校のビシュヌ校長は、学校が休みのこの時期は山を下りて子どもたちのために奔走しているようです。さて、ヒマラヤへの渡航について皆さまにお知らせです。3月末からの出発を予定し、CAMPFIREのプロジェクトページにもそのように記載しておりました。didiスタッフの体調・今年のヒマラヤの天候などを加味しまして、出発を4月末ごろに調整することとなりました。これに伴いまして、同行予定だったカナコ先生の参加が叶わなくなりました。応援いただいた方には大変申し訳ありません。日本ではなかなか想像のつかないことですが、特にヒマラヤの山岳フライトは霧・風雨などで簡単に飛行機がキャンセルになります。皆様からのご支援をなるべく有効に使うためにも、この時期の渡航が良いのではないかとビシュヌ校長と話しました。つきましては、第2弾・第3弾クラウドファンディングにて4月到着予定のリターン(返礼品)をお選びいただいた皆様には、誠に勝手ながらリターン履行が5月の予定になりますことをご了承いただければと思います。引き続きのご支援もお待ちしております。didiでのお買い物、ウェブショップのご利用、企業様からのご支援を受付けております。どうぞよろしくお願い致します。