手頃な絵の具が切れてしまった。
外は大雨だし、正直言って今買いに行くのはしんどい。そして画材は高い。だけど今すぐ描きたい。
気持ちを消化したい。閃きや叡智を求めてノートブックを開く。真っ白で小さなスペースに何を表せるだろうか。
ダヴィンチ、バスキア、彼らの残したノートブックは、そこに書き込まれているそれそのものが芸術作品だ。じっくり細かく刻まれた思考、はたまたたった一文なのにとても鋭い閃き。
自分も彼らみたく、ノートの小さな1ページに何かを残したい。そっと置いた一言が、自分の芸術としていつか誰かに読んでもらえて、何か思いを残せたらそんなに嬉しいことは無いと思う。
今描いててあらためて、自分が何なのか、人とは何なのか人生とは何なのか、をこれからも追求しようと思いました。
そうして何かを追い求めるうちに、いつか何か意味や答えに辿り着けたらいいなと思います。
本当はNYとバスキアのことを描きたかったんですけど、なぜか今回はこうなってしまったので、また別の機会に 笑
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。あまりこういうことを話したりする機会がないので、見ていただいてとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。 中山