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子どもの特性に応じた支援計画書ができる!『支援計画書作成システム』アップグレード

アットスクールは日常の子どもの特徴や様子、知能発達検査の結果から子どもの認知特性に応じた効果的な学習面や行動面の目当て手立てや推薦教材情報を盛り込んだ個別支援計画書システムを開発しています。指導者や保護者の共通認識が深まり、子どもも学習に対するストレスが軽減し、意欲や自信を高めることができます。

現在の支援総額

527,000

87%

目標金額は600,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/13に募集を開始し、 44人の支援により 527,000円の資金を集め、 2024/04/07に募集を終了しました

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子どもの特性に応じた支援計画書ができる!『支援計画書作成システム』アップグレード

現在の支援総額

527,000

87%達成

終了

目標金額600,000

支援者数44

このプロジェクトは、2024/02/13に募集を開始し、 44人の支援により 527,000円の資金を集め、 2024/04/07に募集を終了しました

アットスクールは日常の子どもの特徴や様子、知能発達検査の結果から子どもの認知特性に応じた効果的な学習面や行動面の目当て手立てや推薦教材情報を盛り込んだ個別支援計画書システムを開発しています。指導者や保護者の共通認識が深まり、子どもも学習に対するストレスが軽減し、意欲や自信を高めることができます。

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●目次
1.代表挨拶
2.個別学習支援計画書(ISSP)作成システム開発の背景
3.個別学習支援計画書(ISSP)作成システムの概要
4.個別学習支援計画書(ISSP)作成システム導入の成果
5.支援金の使い方
6.㈱アットスクールについて(参考)
7.本プロジェクトのスケジュール
8.リターンについて
9.最後に


●代表挨拶

㈱アットスクール
代表取締役 鈴木正樹

はじめましてアットスクール代表の鈴木正樹と申します。この度は本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。 

子どもたちが十人いれば、十人それぞれ顔や名前が違うように、性格にもそれぞれ違いがあります。
友だちと競争することで伸びる子もいれば、分からないことを積極的に質問できない子や計算は得意だが、文章理解や漢字が苦手な子もいます。

私たちアットスクールは発達障害や不登校傾向のある子どもたちの自尊感情を高める支援をしたいとの思いで2005年滋賀県草津市にて創業しました。
 「十人十色」子どもたち一人ひとりが持っている可能性を理解し、得意なことを活かして、苦手なことを克服していくことが、子どもたちの自信を育みます。個性とニーズに合せた自立支援によって、子どもたちの確かな学力と豊かな人間性の育成に貢献する」ことを理念とし、サポート機関として活動してきました。

 近年、SLD(特異的学習症)・ADHD(注意欠如多動症)・ASD(自閉症スペクトラム)など発達上の課題を持つ子どもたちも多く、読み書きや計算の苦手さや、注意集中や対人関係の苦手さから二次的に学業不振や不登校になり有意義な学校生活を送れていないこともあります。

 子どもたち一人ひとりの学び方の違いを理解し、個性や特性に合わせた支援を行うために必要な支援計画書作成システムをアップデートすることで支援や指導に関わる先生方が、これまで以上に効果的な指導をしていくことで自己肯定感を育んでいくと考えています。

本プロジェクトでは小学生・中学生・高校生の学習面「国語・数学・英語」、行動面「多動性・衝動性・不注意」、対人関係・こだわりを対象とした支援計画書を最新の知能検査WISC-5に対応するようにアップグレードすることで、これまで以上に多くの子どもたちの認知や行動特性に合わせた効果的な支援計画書が作成できます。

ぜひ本プロジェクトにご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

<株式会社アットスクール  代表取締役 鈴木 正樹>
アットスクール高等学院/明蓬館SNEC滋賀 学院長
京都女子大学発達教育学部 非常勤講師
特別支援教育士 教育カウンセラー 
https://www.at-school.jp/


●個別学習支援計画書(ISSP)作成システム開発の背景

 文部科学省(以下、文科省)によれば、通常の学級に在籍しながら、学習面および行動面でなんらかの困難を示している、発達障害の可能性があり特別な教育的支援を必要とする児童生徒の割合は、2012年では全体の約6.5%、2022年には約8.8%と増加率2.3%となっています。

 そうした中で、校内委員会の設置や特別支援コーディネーターの指名といった施策以外に、必要に応じて、児童生徒一人ひとりの障害の状態に応じたきめ細かな指導が行えるよう、一人ひとりの教育的ニーズに対応した指導目標や指導内容・方法を盛り込んだ、個別の指導計画の作成が望まれるようになりました。
 文科省によると、「個別の教育支援計画の策定と活用」と「個別の指導計画の作成」については、2007年で26.8%と45.8%に対して、2017年にはそれぞれ73.1%と83.3%と作成率は高くなっています


 しかし、2017年以下の文科省の事務連絡にあるように、この個別の教育支援計画及び個別の指導計画の作成にあたっては、診断がある児童のみ対象とするような画一的な基準によって作成対象を限定せず、教育上の支援が必要な児童等に対して作成に努めると明記されました。
 2018年度の文科省の「特別支援教育に関する調査」によると、通常学級に在籍する支援が必要な児童に対しての作成率は、特別支援学級在籍や通級指導を受けている児童に比べて低くなっています。それは、現場の教師の指導歴(知識や経験)によっての意識の差があったり、作成のための時間の確保が難しかったり、事務量のさらなる増加への危惧が存在するなどが考えられます。 


 

 このような状況や以下のような保護者や教師・指導者の声を鑑み、弊社は、2009年より、個別の指導計画のうちのとくに学習領域に絞り、コンピュータを活用することで、子どもたち一人ひとりのニーズに対応した、有用性の高い「個別学習支援計画書(ISSP)」を提供することのできるシステムの開発を行なって参りました。 

 そして、個別の学習指導計画(IEP:教育課程を具体化し、一人ひとりの指導目標・内容・方法を明確にし、きめ細かく指導するための計画書)をより学習面と行動面の支援に特化させ、「読み」「書き」「計算」の学習や注意集中、対人関係などの目標や具体的な手立てを、知能発達検査およびチェックリストにより認知特性を把握した上で、学校や家庭での学習支援や評価を行いやすくした計画書を作成することができました。

 この計画書の作成に関わる認知特性を把握するための知能発達検査としてWISC知能検査があります。2021年にWISC⁻ⅣからWISC⁻Ⅴへと改定され、知覚推理指標から視空間指標と流動性推理指標に置き換えられと指標がひとつ増え、ワーキングメモリー指標においては、聴覚的短期記憶だけでなく視覚的短期記憶の評価もでき、より子どもの認知特性を把握することができるようになりました。
 つきましては、WISC-Ⅴへの改定にあたり、個別学習支援計画書作成システムのヴァージョンアップを行うこととなりました。


●個別学習支援計画書(ISSP)作成システムの概要

 弊社の「個別学習支援計画書(ISSP)作成システム」は、オンライン上で公開、運用されます。

 利用者は、手持ちの端末からインターネットを介してシステムにアクセスし、保護者のお子さんに対する願いや生育歴上に見られたお子さんの特徴、指導者(教師)によって観察された学習面や行動面での所見など、主観的な指標(情報)をチェックリスト形式で入力し、それに加えて、知能発達検査(WISC検査)や学力検査の結果(各教科の領域別定着度)など、客観的な指標(情報)を入力します。

 そして、所定の演算を経て、子どもたち一人ひとりの認知特性に応じた学習指導の目標や手立て、おすすめの教材などが盛り込まれた支援計画表が自動的に作成される、というものです。


■ISSP作成モデル

■ISSP チェックリストと見本

 <チェックリスト>
  ・子どもの年齢別(幼児用・小中学生用・高校生用)にある。
  ・「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」「不注意」「多動性・衝動性」「対人関係・こだわり」の項目ごとにチェックリストがある。

 <個人記録表1> <個人記録表2>


<チェックリスト結果とWISCの検査結果>

<チェックリストの分析結果から>


 <短期目標と手立て、推薦教材>
 ・一つずつの課題に対して、「短期目標」「手立て」「おすすめ教材」が表示される。
 ・「おすすめ教材」は、チェックリスト及び検査結果により、その子どもにとって活用しやすいもの、参考になるものを選定。

 <ISSP完成>


(参考)■ISSPデータベース フォーマット分類

(参考)■ISSPの中分類




●個別学習支援計画書(ISSP)作成システム導入の成果


【事例1:学習への苦手意識が高く、不登校状態になっている小3男児】


【事例2:文章読解が苦手で、聞きもらしが多い小2女児】


【研究報告:個別学習支援計画書 教育現場での有用性研究日本LD学会 研究発表

 本研究では「個別の指導計画」の中でも特に学習領域に絞り、教師の経験や時間の確保といった作成時の課題を改善することができ、子ども一人ひとりのニーズに対応した有用性の高い個別学習支援計画作成システム(ISSP)の設計と開発を行い、本システムの活用によって、これまでの課題の改善や教育現場での有用性の評価を行った。

 《 調査方法 質問紙項目(5件法) 》
  ①子どものつまずいている領域が発見できた
  ②子どもの得意な力を発見できた
  ③指導の方向性が明確になった
  ④評価の視点が明確になった
  ⑤目標は子どもの実態に即していた
  ⑥手立ては子どもの実態に即していた
  ⑦ISSPの内容を実際の指導に取り入れた
  ⑧「おすすめ教材」について調べてみた
  ⑨「おすすめ教材」を実際に使用してみた
  ⑩ISSP作成前よりも指導がしやすくなった
  ⑪計画書を作成する時間が軽減した
  ⑫計画書を作成する機会が増えた
  ⑬他教師と話し合う時間が増えた

 《 結果と考察 》


●支援金の使い方

知能発達検査WISC-ⅣからVへの改定にあたり、個別学習支援計画書作成システムのヴァージョンアップを行う必要があります。そのためのプログラム開発費用、また本計画書をより充実した内容とするための『目当てと手立て』の追加にかかる費用、本計画書を多くの子どもたちのために活用されるよう普及啓発費用として支援金を投入します。

◇ヴァージョンアップのためのプログラム開発費 400,000円
◇個別学習支援計画書(ISSP)における『目当てと手立て』の追加費用    100,000円
◇個別学習支援計画書(ISSP)の普及啓発費用 100,000円


●㈱アットスクールについて(参考)
       https://www.at-school.jp/

◇私たちの理念
 経営理念:個性とニーズに合わせた自立支援によって、子どもたちの確かな学力と豊かな人間性の育成に貢献する。
 ビジョン:「教えてできる」から「一人でできる」子どもたちに成長させていくこと。
      社会的自立に必要な力を育むリソースや支援者を拡げていくこと。

◇会社概要
 (1) 商 号 :株式会社アットスクール
 (2) 代表者 :代表取締役 鈴木 正樹
 (3) 所在地 :[草津本校] 滋賀県草津市大路1-18-28 藤井ビル2F
         [大阪校]     大阪府大阪市福島区福島7丁目14-18 恒和殖産福島ビル601号
 (4) 設立年月日 :平成19年6月27日
 (5) 主な事業の内容 :   
  1.個別指導塾
  2.家庭教師派遣
  3.ソーシャルスキルトレーニング
  4.発達障害児・不登校支援
  5.発達・子育て・教育相談
  6.教育セミナーの企画・運営
  7.明蓬館高等学校サポート校(アットスクール高等学院)
  8.心理教育カウンセリング
  9.フランチャイズ事業
  10.就労支援事業(キャリアウィル)
 (6) アットスクールの教室:草津本校・大阪校・南彦根教室・近江八幡教室・膳所教室・東住吉キッズなー教室・谷九教室・姫路教室・長岡京教室・春日井駅前教室


●本プロジェクトのスケジュール

 2023年4月~9月 個別学習支援計画書(ISSP)作成システム改定にあたっての変更・修正作業
 2023年10月~2024年3月 個別学習支援計画書(ISSP)作成システム改定にあたってのプログラミング作業
 2024年3月31日 クラウドファンディング終了
 2024年4月 個別学習支援計画書(ISSP)作成システムバージョンアップ公開
 2024年5月 リターン発送


●リターンについて 

★3,000円コース 
①サンキューレター
②「十人十色 子どもたちの今」小冊子を提供

★5,000円コース   
①サンキューレター
②ISSP作成(1名分)

★10,000円コース   
①サンキューレター
②ISSP作成(2名分)
③「十人十色 子どもたちの今」小冊子を提供 

★30,000円コース   
①サンキューレター
②ISSP作成(4名分)
③アットスクール代表 鈴木正樹の著書「十人十色の子どもたち」を提供

★50,000円コース   
①サンキューレター
②ISSP作成(5名分)
③アットスクール代表 鈴木正樹の著書「十人十色の子どもたち」を提供

★100,000円コース
①サンキューレター
②ISSP作成(5名分)
③アットスクール代表 鈴木正樹の著書「十人十色の子どもたち」を提供
④社会起業家としてスペシャルニーズ(特別なニーズ)のある子どもたちの教育に長年携わ
 ってきた鈴木正樹代表の講演会または研修会を開催できる権利。(ご依頼期限:2025年3月、開催場所:全国可、交通費:別途要)


●最後に
 近年、さまざまな特性をもった子どもたちが、本来は彼らにとっての居場所のひとつである『学校』に通いづらくなったり、状態が悪化すれば不登校になったりすることが増えてきています。そしてこうした子どもたちへの支援策も様々に講じられてはいます。しかし、その理由として「勉強が理解できず、おもしろくない」「友だちとの関係がうまくいかない」などといったことの事実から、私たちはこの『個別学習支援計画書の作成』の重要性を感じています。

 『個別学習支援計画書』は、子ども一人ひとりの教育的ニーズに対応した指導を具体化するために作成されるもので、計画・実行・評価・改善という一連の「PDCAサイクル」がうまく機能することによって効果的に活用されると考えます。紙ベースに比べ、弊社開発のシステムのようにデータベースでの『個別学習支援計画書』は、より計画・実行・評価・改善しやすいものとなっております。

 どの子どもたちも幸せになる権利をもっています。私たちは、『学ぶことの愉しさを感じ、将来に夢を描き、社会の中で自分の力で生きていける子ども』に成長していくことを願っています

 今回の個別学習支援計画書作成システムのアップグレードプロジェクトにぜひご賛同頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 支援者の皆様4月から順次、WISC-4からWISC-5に対応するようにシステムのアップデート作業を行っています。WISCとは(Wechsler Intelligence Scale for Children)の頭文字をとった名称で、デビッド・ウェクスラー博士が作成した5歳0か月~16歳11か月までの子どもを対象にした知能検査です。WISCでは子どもの得意なことや苦手なことなどといった特性を数値で可視化して把握することができるため、その後の生活にいかすことができます。WISCの最新版であるWISC-Ⅴでは、以下を調べることができます。・FSIQ(全検査IQ)…総合的な知能指数・5つの主要指標(言語理解・視空間・流動性推理・ワーキングメモリー・処理速度)WISC-Vを構成する5つの主要指標により、「どういったことが得意で、どういったことが苦手か」を知ることができます。●WISC-ⅤとWISC-Ⅳの大きな違いは?1:知覚推理指標が視空間指標・流動性推理指標に分かれた2:「ワーキングメモリー」が聴覚的短期記憶だけでなく、視覚的短期記憶も評価するようになった上記の内容によってWISC-Ⅴではこれまで以上に、児童・生徒一人ひとりの能力や認知特性などを客観的に知ることができ、得意なことや苦手なことなどといった特性を数値で可視化して把握することができるため、その後の生活にいかすことができます。放課後等デイサービス事業所様へISSPは2024年4月からの報酬改定に伴い「専門的支援実施加算」での算定が可能になります。○ 専門的支援実施加算の算定にあたっては、個別支援計画を踏まえ、支援を提供する専門職が専門的支援実施計画を障害児ごとに作成することが必要となるが、計画には、以下の項目を記載することを想定している。&nbsp;・当該専門職によるアセスメントの結果&nbsp;・5領域との関係の中で、特に支援を要する領域&nbsp;・専門的な支援を行うことで、目指すべき達成目標&nbsp;・目標を達成するために行う具体的な支援の内容&nbsp;・支援の実施方法 等 上記の項目に限らず、ニーズに応じた専門的支援に必要であると考えられる項目について記載するとともに、計画的に質の高い専門的支援を提供する上で有効な計画とすることが求められる(例えば、障害特性を踏まえた配慮事項について記載する、個別支援計画の支援との関連性を記載する、支援の改善が図れるような構造とするなど)&nbsp; もっと見る

  • クラウドファンディング 残り11日となりました!これまで32人の方に34万円ものご支援をいただき誠にありがとうございます。一人でも多くの子どもたちに支援計画書を届けたい!募集終了まで残り11日となりました。最後まで頑張ります!ご支援をお願いします。 もっと見る

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