こんにちは。沼津経済新聞の編集長の榎です。
この度、クラウドファンディングの初日に目標額を大幅に超える70万円を達成し、さらにこのプロジェクトが人気ランキング入りするなど、驚くほどの反響をいただきました。
本当にありがとうございます。
これもひとえに、初日から応援してくださった皆様のおかげです。
興奮して眠れない夜を過ごし、45歳の初日にして看護師さんに注意されるという珍しい経験をしました。
さて、この機会に次の目標を設定し、ネクストゴールに向けて動き出したいと思っています。少し熱く語りますが、ぜひ皆さんに聞いていただきたい内容です。
私たちが目指しているのは、「地方だからこそ」実現できる、みんなが幸せになれる紙の新聞の発行です。
現在、新聞の発行数は減少の一途をたどり、静岡新聞夕刊や日刊スポーツなどが紙の発行を中止しています。
「こんな時代に紙の新聞なんて」と思われるかもしれませんが、市民が応援し、市民が作る新聞があってもいいのではないでしょうか。
もっと市民が主役になれるメディアがあってもいいと思います。私たちが目指すのは、地域に愛される新聞、その街に特化した新聞です。
実は2022年のNewStand+設立時から、この構想を温めてきました。
毎日の発行は難しいかもしれませんが、1週間の沼津の話題やハッピーな記事を集めた新聞を考えています。
例えば、地方紙には「おくやみ」というコーナーがありますが、私たちの紙面では「およろこび」というコーナーで、彼女ができた、結婚した、子供が誕生日を迎えた、おばあちゃんが長生きしているなど、喜ばしい出来事を紹介していきたいと思っています。
そのためには、高速印刷が可能な印刷機が必要です。理想科学のオルフィスという印刷機が、新聞印刷に最適です。この印刷機を購入し、街の新聞社として、街を愛してくれる人たちを増やす活動を行いたいと思っています。
この印刷機は約300万円と高価ですが、新聞だけでなく、チラシやダイレクトメール、年賀状やセールのお知らせなど、商店街の皆さんが利用する販促ツールの多くを印刷できます。当社で印刷することで、コストを削減し、よりお店の商売に専念できる環境を提供できると考えています。
私たちは「街の新聞屋」として、常に街の皆さんに寄り添いながら活動を続けていきたいと思っています。このクラウドファンディングで得た資金は、私たちだけでなく、多くの皆さんと共有していきたいと考えています。
これからも、新聞に対する思いや私たちのビジョンについてメッセージを発信していきますので、ぜひ皆さんに共感していただき、お付き合いいただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、今回ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
皆で喜びを分かち合える場所を作っていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!