はじめに・ご挨拶
◆はじめに ~神奈川県藤沢市の大庭で地域づくりをしています。
プロジェクトページにお越しいただきありがとうございます。
私は、今回のプロジェクトのリーダーを務める特定非営利活動法人ぐるんとびーの富樫です。私が所属する特定非営利活動法人ぐるんとびーは、神奈川県の ”湘南大庭” と言われる地区の団地”パークサイド駒寄" にあります。ぐるんとびーは「地域を一つの大きな家族に」を理念に掲げています。代表の菅原健介が東日本大震災の被災地支援チーム現地コーディネーターとして現地入りした際に不安や悲しみが溢れ、大切な人を亡くし自分を責める人、そんな状況の中で人を救ったのは人と人とのつながり、『平時からの繋がりが困ったときに助け合える人と人の繋がりを地域全体で作る』ことが大切であり支え合える地域をつくりたい、子どもから大人までが小さな幸せを感じる事が出来る地域社会を目指し活動しています。
このプロジェクトで実現したいこと
◆具体的な取り組みについて
大庭の中心にある二番構公園で、日が暮れていくとともに公園の各所を一人ひとりの想いと共に公園を”あかり”で灯します。願いや祈りを感じ、未来へ繋げるきっかけを創りたいです。
配置場所のイメージ図
一人ひとりの想いと共にキャンドルに”あかり”を灯し、いくつもの”あかり”で公園を包もうと思います。世の中には被災者、被災地へむけて沢山の活動をされている方々もいらっしゃいますが、今回は何かをさせてもらう事ではなく”あかり”を通して、3.11の出来事に触れることで、視野を広げ、他方からみるそれぞれの想いを感じ、それぞれの願いや祈りをそれぞれの未来へ繋げるきっかけを創りたいです。
●当日の手作りキャンドル
当日は、たくさんの手作りキャンドルで公園を包みます。
●キャンドルの配置図
赤い線のところにキャンドルを設置。当日公園に来れなくてもお家から少しでも楽しめるよう3,000個の”あかり”を灯します。また、当日は集まった方々と一緒にキャンドル作り等ワークショップを通し全く知らない人同士でも何かを共にすることで、言葉ではない、あたたかな繋がりを育みたいと思っています。
●ワークショップで参加者を繋げます。
子どもも楽しめるようにカラフルなキャンドルを作れるように準備します。
私たちの地域のご紹介
◆舞台となる「二番構公園」について
今回の舞台になるのは、この地区で一番大きい『二番構公園』です。噴水の側でカモの親子が泳いでいたり、桜、藤棚、金木犀、四季の変化を感じながら日中は近くの保育園児達が訪れ可愛い声が響き、夕方からは小学生や中学生が遊びに来ることで賑わいます。
平日の朝7時半からぐるんとびースタッフが地域住民としてラジオ体操を通して繋がりの場にもなっています。
◆もっと繋がれる場所へ
地域の憩いの場となっている『二番構公園』ですが、今まで地域住民がみんなで創る催し物が行われたことがなく2022年の3.11キャンドルナイトのイベントが最初でした。
この街の未来に向けて、大庭で生まれ育った子どもたちが「帰ってきたい」と思える場所になるきっかけをつくり、「憩いの場」から地域愛を育みたいです。
プロジェクトを立ち上げた背景
◆東日本大震災 『2011.3.11』あの日のことを忘れてはいけない。そして未来へ「想い」を紡いでいきたい
それぞれの3.11があり振り返ることもまだまだつらい方もいらっしゃると思います。ただ、決して忘れてはいけない、そしてコロナ禍で大切な方を亡くされたり、繋がりが希薄になってしまった今だからこそ日々の喧騒や忙しない日常を振り返り、胸に抱く想いを共有したいです。たくさんの人とあの日を想うとともに、当たり前の日常に感謝し、想いを共有するために願いや祈りを目に見えるカタチにできないか。。それは何かと考え、出てきた答えは「灯:あかり」でした。
"3.11への祈り" そして "コロナ禍で失われた多くの命" を悼み、 少しでも穏やかに過ごせるよう灯りを灯し、それぞれの平和を祈りたい。この湘南大庭から未来へ紡ぎたいという想いが今回思い描いたプロジェクトです。
これまでの活動
2021年の3月10日、東日本大震災から10年が経ち、改めてその当時の取り組みについてや被災地での話をたくさんの人と共有し、尊ぶ場を作りたいと思い、イベントを発案、地域を巻き込み多くの人と開催したかったのですが、コロナ禍の家中にあったため大きくはできず、団体内でのみオンラインで開催しました。それぞれが持つ震災時のリアルな体験や、その時に心情について伺うことで当時を振り返り、被災地支援へ送り出す心境、被災者の身内を思う気持ち、被災したとこから安全な場所に移り行く中での不安や不快感、今だから話せることなど、とても素敵な時間を共有することができました。
2022年3月11日、東日本大震災から11年目 この湘南大庭「二番構公園」で【3.11から未来へ】と称し、多くの方に参加、事前のご協力を頂きイベントが開催できました。ご家族を被災されたのに、そのご家族のことを話し語れずにいらっしゃる方、未だご自宅を離れ戻れないでいらっしゃるご家族をお持ちの方・・地域の繋がりを続けていきたいと思ってくださる方など様々な方の想いをかたちに出来た一日でした。
2023年3月11日、東日本大震災から12年目 それぞれの願いや祈りを未来へ繋げ、再び公園を舞台に!
イベントに向け、沢山の方々がご寄付下さり、惜しみなく協力して下さいました。そこにはあれだけ多くの人が集い、言葉を交わし、笑顔になり、人間模様が見える景色がありました。「3.11」あの日のことを未来へと紡いでいくためにも集い、日々の顔見知りを作りお互い様を感じ、成長していく子供たちの記憶に残る場所であり続けるイベントとしました。石巻へ行かせて頂いたことがあります。復興を目指したとき、生き抜く力やそこにあり続けることが出来るのも「日々のつながり」だと感じました。
能登半島地震に思いを寄せて
2024(令和6)年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
悲しさやいき場所のない想いはすぐには消えないけれど、衣食住が今までに近い状況に戻り、震災が落ち着き始めた時、またこの灯りを感じてもらえる、そんな日が早く来ることを祈ります。今年は、能登半島自身にも思いを寄せて灯りを灯します。
【当日までのスケジュール】
1月初旬 イベントの告知広報
3月11日(月曜日) クラウドファンディング終了
3月11日(月曜日) イベント開催日 ※雨天決行 荒天注意 中止の場合は当日朝7:00 SNSでお知らせします。
□行政機関への申請済み
□2024年1月中旬〜3月10日:紙パックでキャンドル作り(ワークショップあり)※SNSでお知らせします。
□2024年1月〜3月11日:クラウドファンディング
□広報:ボランティアさん募集、紙パック募集(地域のお店や学校等声かけと回収実施)、キャンドル作成、フライヤー配り
❤︎ワークショップや当日ボランティアなど、是非ご一緒に出来る方がいらっしゃいましたら連絡ください!
0466-54-7006 受付: 富樫、大内
【当日のスケジュール(予定)】
イベント概要説明/本部設営 → 14:00集合
イベント概要説明/オリジナルキャンドルワークショップ開催(事前予約制)→15:30~
ボランティアさん集合15:00、キャンドル設置16:00(順次点灯)、20:00片付け、20:30 集合・挨拶、21:00 終了
2024年当日は月曜日なので、夕方の灯籠のみの予定です。
※当日はキッチンカーをお願いして出店して頂こうとを考えています。
資金の使い道
キャンドル代
リターン費用and郵送費
ボランティア飲み物代
備品(ゴミ箱、養生テープなど)
広報費
リターンのご紹介
①1,000円:感謝を込めて「ありがとう」のメッセージをメールで送らせて頂きます!
②5,000円:感謝を込めて「ありがとう」のメッセージをメールで送らせて頂きます!
③10,000円:報告書お名前掲載 (毎月ぐるんとびーで発行し、地域に配布しています、「ぐるんとまちかど新聞」に感謝を込めてお名前を掲載させて頂きます。
④100,000円:報告書お名前掲載+報告会ご招待 (毎月ぐるんとびーで発行し、地域に配布しています、「ぐるんとまちかど新聞」に感謝を込めてお名前を掲載させて頂きます。報告会日程、場所、人数につきましては後日お打合せさせて頂きたく思っています。人数が多い場合など、日程を分けたりさせて頂く事もあると思います)
最後に
~あなたと一緒にあの日の想いを紡ぎたい。そして、未来へ明るく繋ぎたい~
3回目の【3.11への祈り・・平和への祈り キャンドルナイト】
「平和を祈る」今も多くの国では戦争や内戦が起こっている中、一刻も早く戦争がない世界が訪れることを願ってやまない。しかし、同時に平和とは戦争のない世界だけを意味しない。社会に生きる一人として感じる生きづらさを一つ一つ解決していくことも平和な世界につながり、そんなきっかけをつくりたいと思っています。
3.11を悲しい出来事として未来へ紡ぐのではなく人が集い、あたたまるきっかけにしたい。そして、今だからこそこの小さな公園からでも元気にしたい。そして湘南大庭から育っていった子供たち、それぞれの事情でここにいない人達にもこのイベントで「おかえり」といえる場所であり続けたい。一人の地域住民として、みなさんの力をお借りしながらも精一杯、世の中を良くする責任を果たしたいと思っています。みなさんのお力をお貸しください!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る終わりました!
2024/03/12 02:513.11への祈り キャンドルナイト平時にも関わらず、沢山の方々にお越し頂き感謝申し上げます。暖かな灯り、素敵な音色や心が揺さぶられる音、涙が溢れる振付や歌声が二番構公園を包みました今年はデンマークからも灯籠が届きました。今年もまた色々なドラマがありました。このイベントは沢山の方々のご協力無くしては開催できないイベントです。クラウドファンディングへのご協力、湘南大庭市民センター、地域の保育園、各小中学校の先生方はじめデンマークで灯籠にご協力くださった方、ボランティアで関わってくださった皆様、お気持ちで応援してくださった方、関わってくださったみなさまに御礼申し上げます。地域の皆様にはご迷惑をおかけしたこともあると思いますが、暖かく見守ってくださったことにも重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 特定非営利活動法人ぐるんとびー Happy project 代表 富樫里美 もっと見る
デンマークから
2024/03/05 10:38デンマークのニコライ・フレデリク・セヴェリン・グルントヴィのお名前を頂いて「ぐるんとびー」とついたと聞いています。デンマークの牧師、作家、詩人、哲学者、教育者、政治家。通常、名前はN・F・S・グルントヴィ。デンマーク史において最も影響力の大きかった人物の一人で、その哲学は19世紀後半、デンマークの新たなナショナリズムを形成するに際して大きな刺激を与えた方だそうです。そんなデンマークでも作品を作り想いを共有してくださいました。作るだけでは無く、日本の地震の状況と命の有り難さ、今有る当たり前が突然そうでなくなる、だからこそ今有る当たり前に感謝しよう。そして、助け合いを大事にしよー!と話してくださったそうです。この灯籠が今年日本にやってきます♡是非ご一緒に灯りを灯しませんか。 もっと見る
art
2024/03/05 10:24こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
コメント
もっと見る