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自然農を軸とした新しいコミュニティーを目指します。

ここは京都府綾部市郊外、ここで先祖代々連綿と耕作されてきた貴重な農地を受け継いでいます。この農地を活かして自然農を軸とした新しいコミュニティーを作って行きます。約1.5haの無農薬の農地、活かせば宝物ですが、放置すれば「耕作放棄地」になります。

現在の支援総額

41,000

0%

目標金額は11,300,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/22に募集を開始し、 7人の支援により 41,000円の資金を集め、 2024/07/29に募集を終了しました

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自然農を軸とした新しいコミュニティーを目指します。

現在の支援総額

41,000

0%達成

終了

目標金額11,300,000

支援者数7

このプロジェクトは、2024/06/22に募集を開始し、 7人の支援により 41,000円の資金を集め、 2024/07/29に募集を終了しました

ここは京都府綾部市郊外、ここで先祖代々連綿と耕作されてきた貴重な農地を受け継いでいます。この農地を活かして自然農を軸とした新しいコミュニティーを作って行きます。約1.5haの無農薬の農地、活かせば宝物ですが、放置すれば「耕作放棄地」になります。

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自己紹介

京都府綾部市で農業に就いて4年目です。これまではグラフィックデザイナーを仕事にして主にパッケージのデザインなどを手掛けて来ました。ここで農業に出会ってこれこそ僕の天職だなと感じています。毎日取りや虫の声を聴きながら土に触れる仕事、最高です。2年前からは里山の現状、農業の危機的状況を知らせたくて「百姓塾」を開講しています。この塾は現地(京都府綾部市)での実習を中心とした「かんばやし百姓塾」とZoom配信の「オンライン百姓塾」の2本立てです。
〈Facebookで詳細をお知らせしています〉

絵を描くことが好きです。百姓と絵描きの両立が出来たら幸せです。

前職はパッケージデザインなどを手掛けて来ました

〈プロジェクト立ち上げの背景〉
★里山の崩壊★

田園風景の広がる里山、ここは日本の食料供給基地であると同時に色々な面で日本の風物詩、日本のこころを育んで来ました。そして里山を連綿と守り育てて来たのはここでお米や野菜を作るお百姓さんたちです。そのお百姓=農業が成り立たなくなっています、いえもう破綻していると言ってもいいかも知れません。先ずはこの状況をシンプルに客観的に見ることです。そして徒に危機感を煽るのではなく、これをチャンスと捉えてこれまでの大量生産・大量消費の生き方から使い捨てをやめて、ものを大切に扱う暮らしへとシフトすることです。

わたしたちはいつの間にか衣食住のほとんどをお金で買う暮らしへと陥ってしまいました。お金が無ければ暮らせない、生きて行けないという状態はとても危うくて、何者かに簡単にコントロールされてしまいます。

この事実に氣づいた時、衣食住をわたしたちの手に取り戻す作業が必要だと氣づかされます。先ずは食べるものを自給することから始めたい、幸いなことにここ里山にはわたしたちの先輩方が開墾し守り育ててきた、そして今は誰も使っていない農地がたくさんあります。

自然農を中心にこの農地を活かしてなるべく自分たちの食べるものは自分たちで作る、そういう暮らしを始めたいのです。そして先ずはここを自然農で生きてゆくためのモデル圃場にしたいのです。

〈里山再生プロジェクトのサイトもご覧ください〉


★自然農を軸に食糧危機に立ち向かう★

食糧危機が来ると叫ばれています。その規模やタイミングはわかりませんが、わたしたちの日常生活に及ぶ影響は少なからずあるでしょう。この危機を前向きに乗り越えるために自然農を軸にしてお米や野菜を自給し、またこれらを加工して販売し、人と作物とお金の循環を作る、つまり自然農で育てて収穫したお米や野菜やその加工品を販売して、その利益でこの農場を運営していくという農場経営のスタートラインに立ちたいのです。このスタートラインに立つためにどうかご協力くださいませ。

食品加工施設を作る目的はもう一つあります。手間暇をかけてでも保存食をつくる、その技を習得して次の世代に引き継いで行きたいのです、輸入がストップしても、天災が起きても、食いつないで行こうとする時、手づくりで保存食を作る技は大きな意味を持ちます。

★自然農の意味と意義★

「自然農」あるいは「自然栽培」と呼ばれている農法には様々な意見や捉え方があって、ハッキリとした定義はありませんが、僕は次のように考えています。

1.不施肥(肥料を与えない・有機肥料も与えません) 2.不耕起(耕さない) 3.草や虫を敵として扱わない

という3原則でやっています。石油製品はなるべく使いたくは無いのですが、ビニールハウスのビニールやマルチなど、一部に石油製品は使っています。

★自然農のメリット★

自然農は農薬や化学肥料を購入せず、さらに大型の農業機械も使わないので従来のかんこう慣行農法に比べて初期費用が少なくて済むので就農へのハードルが低いのが一番のメリットです。自然の流れに沿っての営農になるので作物の種類や播種、定植のタイミングを守れば初心者でもある程度の収穫は見込めると思います。

但し多収を期待したり、見た目の立派な野菜を求めるとがっかりするかも知れません。本来農作物などの一次産品は市場経済には不向きです。収量が少なくても、サイズが小さくてもしっかりと自然のエネルギーが詰まった作物を美味しいと感じる感性を育てたいというところにも自然農を目指す大きな意味があると思います。

★自然農への道のり★

但し、いいことばかりじゃありません。自然農を目指して先ず最初にぶつかるのが「土壌」つまりその農地の土の質、例えばこれまで長年慣行栽培で農薬や化学肥料を投入してきた農地を借りて、いきなり無農薬・無肥料で始めるとまずほとんど作物は育ちません、ちょっと乱暴な言い方になりますが、化学物質により土中の微生物がほとんどいなくなった土壌には化学肥料を投入しないと作物が育たなくなっています、化学肥料を投入すると病虫害が発生しやすくなるので農薬も必要になります。自然農で作物が充分に穫れるようになるまでは有機物をどんどんいれるなどの努力や工夫をしても時間がかかります。

★大切にされてきた農地を引き継いだ★

さてここからが今回のお願いの「肝」です。自然農を軸にした持続可能な暮らしのモデル圃場を作りたいと訴えています。ただ自然農を軸に営農して行くにはなかなかの時間がかかります。そんなタイミングでここ綾部で先祖代々耕作されてきた貴重な農地を引き継ぎました。この奇跡のような農地も放置すればただの「耕作放棄地」、それだけは避けたいのです。この時代にこの奇跡のような農地を活かして自然農で生きてゆくモデル圃場に出来れば値千金、可能性は無限です。

特に食糧危機が目前に迫っている今、自然農を軸にした持続可能な暮らしのモデルを提案出来るということは大きな意味があると思われます。

★現在の準備状況〜先ずはスタート地点に!★

とても幸運なことに50年も農薬を投入していない農地を引き継いでいますが、ここを活かして力のある農産物を出荷するだけの人手も資金もありません。また通年作物を出荷し、ある程度安定的な収入を得るためには食品加工施設が必要です。日常的に農作物を出荷し営農し、人と作物とお金が循環している、そういう状態になってこそ「自然農を軸にした暮らしのモデル圃場」といえます。それが「自然農を軸にして暮らしていく」ことを発信してゆくスタート地点です。

つまりまだスタート地点にさえたどり着いていません。どうかご支援頂いてこのスタート地点に立たせてください。

★これは第2段階への礎★

農業ってひとりでやるもんじゃないって実感しています。出来れば大家族でじいちゃん、ばあちゃんが孫の世話をしながら、みんなで支え合いながらやるものだと思います。実際6〜70年前まではそうやって大家族でやって来ました。戦後の核家族化や高度経済成長を経て農薬や化学肥料が普及し、トラクターなど大型の農業機械を使うことが当たり前になって、今やご高齢のじいちゃん、ばあちゃんがなんとか農地を維持しているのが現状で、それもあと何年続くかわかりません。

血縁関係じゃなくてもいいのです。志を同じくした仲間たちが共に助け合い、支え合う、そんな新しい形の大家族が求められます。これをコミュニティと呼んでもいいのですが、大家族で支え合う農業というニュアンスの方がしっくり来ます。

第1段階がクリア出来たら、今度は大家族で暮らせる家づくりです。(コミュニティハウスと言ってもいいかも知れません)それまでに叡智を集めて、しっかりリサーチもしてセルフビルドでの家造りです。

衣食住を私たちの手に取り戻したいという意志がはっきりあります。食べるものを自給出来れば、次は家造りです。手間暇をかけてでも自分たちの暮らしは自分たちで作って行く、そんな生き方を共有する仲間を募りたい、そのためのクラウドファンディングであることをご理解ください。


★リターンについて★

★リターンの一番のおすすめは「農業体験」です。50年近くも全く農薬を投入していない農地、ここに居るだけでも大地のエネルギーが注がれます。自然栽培のお米や野菜でヴィーガン・ランチ付き。心も体も満たされる農業体験です。

ランチは一汁一菜・すべて自家農園のお米と野菜です。


★但し、交通費もかかるしなかなか綾部までは来れないという方には「旬の野菜便」送らせて頂きます。


★さらに、前職の経験を活かしてロゴマーク、ラベル、パッケージデザインなど引き受けます。


手作り時計のパッケージ


★スケジュール

募集終了日▶2024年7月29日(月)
▶同時に求人開始
2024年8月1日より▶必要な機材集めに取り掛かる。
▶また、食品加工場建設のための資料集め。
★そして第二段階への準備に取り掛かる。


★資金の使い道

人件費▶540万円
(20万円✕24ヶ月・短期アルバイト時給1,200円✕500時間)
コンバイン▶120万円(中古農機具)
作業場整備▶200万円(古い作業小屋のリフォーム)
厨房整備▶200万円(業務用冷蔵庫・冷凍庫・乾燥機・他)
営業許可取得▶12万円
合計 10,720,000円

★★★最後に★★★

夕焼け小焼けで日が暮れて♫
誰もが心の奥に抱いているふる里の情景、童歌、日本のこころを里山が育んで来ました。田植え、稲刈り、村祭り……そんな里山が今、失われようとしています。ここで連綿と培われてきた稲作とそれを見守って来た鎮守の杜。農作業は…百姓の営みはただ食料を供給してきただけではありません。

まさに今、「暮らし」とは何かを根底から問い直す時が来ました。何者かに奪われてきた生きる術を取り戻す時です。「自然農を軸にした暮らし」はまさに生き方そのものを私たちの手に取り戻すということなんです。自然農を軸に食糧危機に立ち向かうことの意味をご理解頂いて、是非このチャレンジにご協力くださいませ。

令和6年6月 野田尚


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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