「出来ない」が存在しない。.そんな世界、あるんだろうか?答えは、ある。私はそう信じています。.。。。30歳を前に人生を変えたくて大金叩いてある学問を学んだ。それで何がわかったかというと私たちの人生を、日常を作っているのはその多くが自らの「言葉」だということです。.それを知ってから私はたくさんの言葉を手放しまたは言い換えて自分の現実を少しずつ変えてきました。.私は何も出来ない自信がない私には無理時間がないお金がない魅力がない愛されない運がない続かない….「ない」と言えば「ない」現実を見ました。でも「ある」と言えば「ある」現実が見えてくる。または、確信が持てなくても「あるかもしれない」とこの"もしかしたら"の余白がとてもとても大切なんだと知りました。今でも日々自分の発する言葉を観察し続けています。なんか思うようにいかないときはやっぱりそれ相応の言葉を使ってる。自分をダメにするのは自分で望ましい姿へ変えるのも、自分ということ。「もしあるとしたら…」「もし出来るのだとしたら…」.舞台BRICKSの中で弱気な主人公マウルはアリアから「無理かどうかはお前が決めんな」と一喝されます。.アリアがどんな気持ちでそう言うのかはわからないけれど自分で自分を貶めないことは今までそうして生きてきた人にとってはものすごく大きな一歩になるんです。そんな主人公がラストに向けてどんな変化を遂げるのか。ぜひ皆さんの目で確かめにきてください。そして、これからも加世田作品をお届けできるようにご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。(執筆)シングルキャスト・ヤマエ役小山彩香