2024/02/16 15:11

聖教の目録作成の為に巻子を開けました。画像は「三昧耶戒机等之圖」の一部分であり、江戸時代中期頃のものと思われます。絵図にて伝法灌頂の道具が描かれた一巻です。

ご覧の通り、虫損による痛みが多いです。巻子は150年に一度の修復が必要とされ、修復に1巻100万円以上の金額がかかります。当山では100巻以上の巻子がございますので、仏画の修復と並行して今後数十年かけて順次修復をおこなっていきたいです。