2024/02/16 15:21

西福寺の両界曼荼羅の内、胎蔵曼荼羅を開けました。激しい折れが入り、以前のように法要にて掛けることが出来なくなっています。

宝暦8年(1758)の制作で、西福寺中興活濟上人の代に勧修寺宮御末寺となった際、真言八祖像とともに制作された西福寺の根幹をなすものです。

伝法灌頂や神道灌頂にて掛けられ、大正時代に一度改装修復がされています。100年が経過し、いよいよ修復の時期となりました。

この度の仏画修復の後、来年度に修復が出来ればと考えています。