2024/02/24 14:17

西福寺の真言八祖像は宝暦8年(1758)の制作で、西福寺文濟法印の代に制作されました。開眼は活濟上人によって行われています。

伝法灌頂や神道灌頂にて掛けられたもので、一度も修復がされず250年経過しています。当時の紙表装の色や、幸運にも図像に痛みが少なく、当時の色合いを伝えています。

痛みが激しく修復が必要となっています。当時の表装をそのまま維持する修復を考えています。他6幅(弘法大師は修復済)と合わせて2000万円以上の費用が見込まれていますが、なんとか修復が出来ればと考えています。