Check our Terms and Privacy Policy.

廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!

能登では令和6年能登半島地震の影響で全壊・半壊した建物や蔵の解体が進んでいます。現状、解体の過程で多くの輪島塗の器が廃棄されています。蔵の中から出てきた古い輪島塗の漆器を有効に活用したいと考え、輪島塗のランプシェードの商品化に向けてご協力をお願いします。

現在の支援総額

903,500

30%

目標金額は3,000,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/29に募集を開始し、 73人の支援により 903,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

廃棄される輪島塗漆器を活用したランプシェードの商品化にご協力ください!

現在の支援総額

903,500

30%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数73

このプロジェクトは、2024/06/29に募集を開始し、 73人の支援により 903,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

能登では令和6年能登半島地震の影響で全壊・半壊した建物や蔵の解体が進んでいます。現状、解体の過程で多くの輪島塗の器が廃棄されています。蔵の中から出てきた古い輪島塗の漆器を有効に活用したいと考え、輪島塗のランプシェードの商品化に向けてご協力をお願いします。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

この度、2回目のクラウドファンディングを行う「能登の古民家 TOGISO」です。

1月に実施したクラウドファンディングでは大変お世話になりました。能登半島地震により被災した古民家宿の再生を目的としたプロジェクトでしたが、皆さまから受け取った支援の他、金融機関から1,500万円の融資を受けて修繕・改修工事を進めた結果、TOGISOは何とか宿としての営業を再開することができました。スピード感を持って動くことができたのは皆さまからの温かい支援や励ましの言葉のおかげです。本当にありがとうございました。

能登の古民家 TOGISO」は現在も輪島や門前など奥能登の復興支援に協力くださる方々の拠点として活用されています。震災で失ったものは沢山ありましたが、それでも前を向いて取り組めているのは皆さまのおかげです。

今後も能登全体の復興に向けて活動を継続していきます。

【令和6年能登半島地震】能登の古民家宿TOGISOを復興支援拠点として整備したい

TOGISOのある赤崎集落でも日常を取り戻すために住民が一丸となって動いているのですが、復興のための片付けで大量の輪島塗の漆器が廃棄されている現状を目の当たりにしています。

蔵で保管されていた漆器蔵に保管されている漆器はおよそ100年ほど前の品が多く、昔の職人が仕上げた逸品です。今では大変貴重な国産漆が使われています。

これらが活用できる場がなく無造作に捨てられているため、なんとか有効活用できないものかと考えていました。

蔵出しの輪島塗の漆器を活用した照明のプロトタイプ

ただ有効活用するだけではなく、能登全体に広がりが生まれるような商品を考える必要がありました。

・輪島塗を広めることができ、既存のアーティストの作品と競合しないこと
・歴史と地域性を伝えられる物語があること
・甚大なダメージを受けた輪島塗の工房・職人に仕事を提供することができること

私も作家さんがつくった輪島塗のお椀を日常的に使っていますが、メンテナンスには少し気を使うため、それが愛着へと変わっている面もあります。蔵に保管されたままになっていた漆器は、食洗機で使えなかったりと現代の暮らしには少し合わない実情があり、毎日食器として使うには少し手間がかかってしまいます。

ランプシェードであれば基本的にはメンテナンス不要で、日々の暮らしのなかで身近に輪島塗を感じることができます。

輪島塗の職人さんに協力していただき複数のプロトタイプが完成しています。

能登半島地震の影響で工房や作業場が不安定な状況になっているため量産はできないのですが、生産体制を整えつつ商品化に向けて動いています。

組み合わせて立体感を出したプロトタイプ

蔵出しの輪島塗漆器を活用したランプシェードであれば、下記の3点を実現できます。

・能登らしい素材を活かせる
・素早く流通させられる
・希少価値が高い

元が高級漆器ですから質感も触感も優れています。光を透過しないのでスポットで光を当てることができ、色合いや雰囲気から和の空間にも馴染む商品となっています。

リターンは上記の大平椀を想定しています。木製なので光は透過しません。

15,000円 = ありがとうメッセージ + 輪島塗ランプシェードセット(E17LED電球・真鍮削り出しソケット・1mのコード付き)

5,000円 = ありがとうメッセージ

3,000円 = ありがとうメッセージ

※およそ100年前の漆器のため機能には影響のない汚れや傷があるかもしれません。ご了承ください。
※リターンはお椀タイプをベースに考えていますが、予告なく変更の可能性があります。ご了承ください。
※灯具は国産品でPSEマークを取得済みです。
※輪島塗は紫外線に弱いです。極端に太陽光が当たる場所への設置はご遠慮ください。

シェードの高さを調整することで照射範囲を変えることができます。

2024年8月31日 クラウドファンディング終了

2024年9月〜10月 商品の制作

2024年11月〜 順次、リターン発送

資金の使い道

設備費:約200万円

人件費:約100万円

集めた支援金は商品開発のための人件費・原価の他、TOGISO運営や復興のための人件費、改修・設備費として活用させて頂きます。

志賀町の赤崎集落には1930年代に建てられた古民家が連なる美しい街並みが残されています。昭和初期に遠洋漁業で財を成した地域でしたが、火事で集落が消失してしまった過去があります。

地震前 2017年9月2日撮影 赤崎集落

消失した家々は一斉に建て替えが行われたため統一感を持ち、日本でも有数の美しさを誇る街並みとなっています。赤崎住民の日々の営みと努力の積み重ねで、80年以上経った今も変わらず当時の景観が維持されています。これほどまでに美しくリズミカルな街並みを国内で見たことはありません。

当時の家が当時のままに残る貴重な事例と考えています。

地震前 2023年12月22日撮影 雪の赤崎集落

文化財として登録されている訳ではありませんが、景観条例に合わせた新建材で建てられた家は皆無です。宿場町のように観光目的で修復された家もありません。暮らしに根付いた家と文化が赤崎にはあります。

時は流れ、漁師だった方は船を降りました。船小屋は駐車場に転用されているため通りに停まっている車が少ないことも気に入っています。散歩をするだけでタイムスリップしたような気分になります。

地震前 2023年11月2日撮影 お茶会

しかし多くの地域と同様、高齢化と空き家の増加が深刻になってきています。私たちはTOGISOを起点として、この集落を次の世代に残していくことを目指しています。

プロジェクトに興味をお持ちくださってありがとうございます。

2017年にTOGISOになる物件に出会ってから今まで、赤崎集落の保全活動を行ってきました。文化財にも指定されず観光地でもないからこそ、素朴な能登の暮らしが昔のまま残っている稀有な場所だと考えました。「誰かがやらないと、この美しい景観が消滅してしまう」そう考えて活動してきました。

個人の活動のため亀のようなスピードではありますが、それでも確実に一歩ずつ未来へと駒を進め、東京で働いたお金を能登の集落維持のためにブッ込む生活を続けてきました。

毎日を楽しそうに暮らす赤崎集落のみなさまに、どれだけ力をいただいたことでしょう。勝てない自然に挑み、負けていない能登のみなさまに、どれだけ励まされたことでしょう。

地震前 2023年12月18日撮影 お茶会

今回のクラウドファンディングは能登の方々に諦めない姿を見ていただく機会とも考えています。震度7で被災しましたが志賀町赤崎では地盤が良かったため建物は倒壊せず、街並みも残っています。まだまだやれる、なんとかできる。修繕の次のステップとして自力での集落再生を目的に、いち早く復興に向けた狼煙をあげようという狙いもあります。

能登の冬は厳しい環境です。雪・風・寒さ。厳しい自然に負けない暮らしを続けてきた能登の方々だからこそ、春を待つ喜びも知っていると考えています。

ここ数年で近隣の空き家を数件譲っていただきました。当初の予定では、カフェ・パン屋・レストラン・立ち飲み屋、カラオケスナックなどに転用して、景観を維持しつつ歩いていける範囲で集落のみなさまも訪れた観光客も楽しめる街をつくっていく予定でしたが、想定外のできごとが起こってしまいました。

今後は近隣の空き家を修繕して支援基地として活用した後で、復興が落ち着いたタイミングで移住者の受け入れ先として整えたり、当初の計画のように自分好みのお店を誘致していこうと計画変更を考えているところです。

ちゃんとやりますので、応援よろしくお願いします!

山形県出身、新宿区在住。 2017年、インターネットで見つけた能登の古民家に一目惚れ。30年ほど空き家だった豪勢な家は継ぐ人がいなければ解体する流れだったため、赤崎の景観と文化を後世に残すために購入を決意。少しずつ手を加え、2020年に赤崎集落唯一の宿泊施設「能登の古民家宿 TOGISO 」として運営を開始。 以降の夏はTOGISOに滞在し、リモートで働きながら昼休みに海に潜って魚を突いて晩ごはんの調達をしていました。東京で働いて得た資本を能登の赤崎集落に投資し続けています。赤崎での仕事は自分がつくり、赤崎の価値は自分で築きたいと考えています。

X(旧Twitter)

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • クラウドファンディングが終了しました。みなさま、ご支援ありがとうございました。最終的に73名の方よりご支援を受け、903,500円が集まりました。人生初の商品開発となりましたが、多くの方に興味を持っていただけて嬉しく思います。支援金は商品の制作費としてだけではなく、ボランティアハウスやTOGISOの運営・修繕費用としても活用させていただきます。また、リターンでご提供予定の初期ロットについては既に製作に着手しておりますので、予定通り11月にはお手元に届けることができると思います。期待してお待ち下さいませ。TOGISOのカフェスペースに、お届けするランプシェードを展示・活用しています。お近くの方は是非ご覧になってください。さて、話題は変わりますが先日、海沿いの納屋をDIYで改造して夕日スポットをつくりました。日本海に沈む夕日をビールを飲みながら眺められる場所ができました。ちょっと遠いかもしれませんが、TOGISOにもお越しください。今の能登を見て、変わらない自然を見て、何かを感じていただければと思っています。この度はご支援ありがとうございました。みなさまの優しさが本当にありがたかったです。引き続き、明るい未来を見て進んでいきますので、応援よろしくお願い致します。能登の古民家宿 TOGISO 佐藤 正樹 もっと見る

  • 能登半島地震で震度7で被災した赤崎集落ですが歴史的な町並みは地震の前と変わらず残っています。次世代へと引き継いでいくため石川高専建築学科の学生11名と熊澤英二教授の協力を得て、学生主体のボランティア団体を設立しました。学生には自然な形で二拠点居住を実践していただき、学び得た知識の実践のフィールドとして活用していただきたいと考えています。また関係人口を増やし、多くの方が能登を訪れるきっかけになれば良いなとも考えています。学生のうちに拠点を複数持つことを体験して頂き、日本の空き家問題を自分ごととして等身大で考えられるような建築やまちづくりに携わる人材を育てていきたいという狙いもあります。風媒会の設立については、北國新聞・北陸中日新聞にも記事が掲載されました。その他のメディアでも継続的に取材を続けてくださるとのことで嬉しく思います。クラファンも残り8日となりました。引き続き、応援よろしくお願い致します。 もっと見る

  • 志賀町赤崎に能登半島地震の支援者へ向けたボランティアハウスを開設しました。能登では宿泊施設が少なく、せっかく訪れてくださった支援者が泊まれない状況が続いています。金沢に宿を取り日帰りで移動という話も聞いています。ボランティアの方は2,000円/日以上のドネーション、仕事で来られている方は3,000円/日以上のドネーションをお願いしています。TOGISOから徒歩1分ほどの場所にあります。復興支援にご協力いただける方がいらしたらお声がけください。引き続き、よろしくお願い致します。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト