2024/03/10 23:45

三輪代表が昨日のメッセージでも書いていますが、群馬県内の商工会にお邪魔してこのプロジェクトを知ってもらうツアーが始まりました。

今回のクラファンは、お金を集めるという目的はもちろんありますが、その名の通り、「みんなとつながる」こと自体も大きな目的です。

webでも、リアルの場でも、さまざまな人と出会い、対話をする場を作っていく。それは美術館の鑑賞の場だけでなく、こうした活動自体を支えるための資金集めや、作品制作の現場、その作品自体に関わった人の名前を入れることなど、このプロジェクトのさまざまな局面それ自体が、対話をしていく場として、見えない人・見えにくい人、またその他の障害を持つ人、といわゆる「健常者」(本当は一人一人違った個性があって、こうした括りをすること自体が大雑把すぎるのですが)とが、世界の感じ方を伝え合い、さまざまな世界の感じ方・世界の捉え方を共有し合うということが、大きな意味を持つと考えています。

このプロジェクトでもSNSで発信していて、新しい出会いがありました。KING OF JMKという大人の上毛かるた日本一を決める『史上初の上毛かるたの全国大会』を主催している一般社団法人 KING Of JMKの代表理事の渡邉さんとの出会いもその一つです。

渡邉さんは上毛かるたのラジオ番組をまえばしCityエフエムで持っておられて、上毛かるたへの愛と知識の深さがすごいんです。「上毛かるたはカタル」という本も出されています。

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この本が、上毛かるたへの愛に満ちていて、それぞれの札の一枚一枚に込められた歴史やそれに関わった人の想いを深掘りしていて、とてもいいんです。

わたしたちメノキは、絵札の図柄をどう触覚で感じるかというところにポイントを置いていますが、この本はそもそもの図柄の歴史や一句一句がどのように成立してきたのかを丹念に調べていて、また別の視点から上毛かるたが「立体的」に浮かび上がってきます。

そんな渡邉さんとの出会いから、そのうちに、KING Of JMKとメノキのコラボの企画があるかもしれません。

KING Of JMKのホームページ