わたしたちメノキが大変お世話になっている、多胡宏さんから応援メッセージをいただきました。
多胡さんは、元群馬県立盲学校の校長先生をなさっていた方で、美術教育の専門の方でもあり、版画家でもあります。メノキは、地元群馬の企業や大学、美術館と連携する実行委員会を組織していて、多胡さんには実行委員長をお願いしています。
視覚障害を持つ子どもたちへの美術教育に長年携わってこられて、その知見の広さ・深さは本当に素晴らしく、わたしたちは多くのことを学ばせていただいています。
昨年の群馬を代表する地域芸術祭の中之条ビエンナーレで、盲学校の子どもたちの作品と、三輪代表の作品とで、触れる彫刻展をやりましたが、そこで多胡さんのインタビューを流させていただいていました。
視覚障害の子どもたちが美術を学ぶ意味について、深く語られています。
多胡さんからの応援メッセージです。どうぞお読みください。
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「上毛かるた」は焼きまんじゅうや水沢うどん、こんにゃくや下仁田ネギなどと並んで群馬県民のソウルフード(郷土料理や特産品)です。「上毛かるた」を知らずして群馬県民とはいえない、といいたいくらいです。彫刻家の三輪途道さんが見えない/見えにくい/見える人が一緒に楽しめる「上毛かるた」を作ってくださったのは群馬県民にとってとても喜ばしいことなのです。しかも三輪さんは改良版の製作と普及活動をさらに推し進めようとされています。応援するしかないじゃないですか。多胡宏(版画家・元群馬県立盲学校長)
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中之条ビエンナーレでの触れる彫刻展のオフィシャル動画も公開になっています。