2024/02/15 09:00

皆さま、こんにちは!
長崎と東京の2拠点で、現役大学生兼危機管理コンサルタントとして活動しております、Sunny Riskmanagement(サニーリスクマネジメント)と申します。

2024年2月7日正午より、サニーリスクマネジメントをひとつひとつの企業に寄り添う企業にし、より多くの事業者の方々に専門的な危機管理を提供するためのクラウドファンディング

地方の中小企業をあらゆるリスクから守り、地域経済を支える企業を作りたい!

を実施しています!

現在個人事業として展開しているサニーリスクマネジメントは、法人化により、

・防災・サイバーセキュリティ・コンプライアンスなど
 危機管理のお悩みをお持ちの事業者のかた

・危機管理についてご関心のあるかた

に向けて、BCP策定/BCM運用支援やアドバイザリーを通して、より広く専門的な危機管理を提供いたします。

今日の活動投稿では、サニーリスクマネジメントの設立経緯と、中小企業でも始めやすい危機管理の提供に対して取り組んでいることをご紹介いたします。


「サニーリスクマネジメント」設立経緯

サニーリスクマネジメントの目標は、専門的な危機管理をあまねく提供することです。大規模な危機からの復旧には「地元の力(レジリエンス, 回復力)」が欠かせません。しかし、危機管理を提供するだけでは企業の危機管理力の成長は見込めません。また、既存のサービスでは価格が高く手を出しづらいという現状もあります。そこで、サニーリスクマネジメントは、中小企業や個人でも始めやすい、比較的低廉なサービスを提供することで、 ひとつでも多くの企業に危機管理文化を育んでいただき、 それがネットワークとなりレジリエンスを強化した地域づくりに繋がる。そして、全てのはたらく人の未来を照らしたい

──このような想いでサニーリスクマネジメントが誕生しました。


サニーリスクマネジメントのビジネスモデル

ビジネスモデル概要図

サニーリスクマネジメントは、

【ミッション】
「自社製危機管理」をより多くの事業者に提供する

【ビジョン】
企業と社会における危機管理文化の定着を促進する

という2つのスローガンを掲げ、これらの実現を見据えて事業や活動を展開しています。

上にお示ししたのは、サニーリスクマネジメントにおけるビジネスモデルの概要です。
コンサルティング・アドバイザリー業務等によるマンパワーやノウハウの提供が核となっています。また、将来的には、継続的にお取引いただくクライアントのうちご希望の事業者間での事業継続連携や災害時協定の締結支援など、「危機管理ネットワーク」の構築のお手伝いをさせていただいたり、自治体等の公的機関とのコラボレーションにより、危機管理行政の支援官民連携での危機管理に関する事業を展開できる存在になりたいと考えています。


中核事業のご紹介


サニーリスクマネジメントの中核事業は、BCP策定/BCM運用支援事業です。災害等危機発生時に中核事業を継続するために平時に設定する計画「BCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)」の策定やその運用「BCM(Business Continuity Management: 事業継続マネジメント)」を①スキル・ノウハウの提供②柔軟な計画③費用対効果の実現という3つの観点から、これまでに国内で提供されているBCP策定支援サービスに対する「何を対策したら良いか分からない」「方法が見つからない」「料金が高くアウトソーシングできない」というペインの解決に切り込みます。


「何を対策した良いのか分からない」という課題に対しては、上のような対策するカテゴリーの例をご提示するほか、事業者様の経営方針やヒヤリハット経験をお伺いすることで、どのようなリスクに対応するかを洗い出します。

上図には「災害」「コンプライアンス」「感染症」「サイバーインシデント」の4つを主項目として挙げていますが、安全保障(テロ・国民保護)などの近年の情勢に合わせたリスクにも対応いたします。


企業の性格に合わせたオリジナルの危機管理を提供

サニーリスクマネジメントでは、企業の所在地や業種、経営方針、洗い出したリスク等の情報から、1つのBCPで多数のリスクに対応できる、企業の性格に合わせた危機管理をひとつひとつご提案いたします。

また、BCPやBCMにおいては、計画の中に「タイムライン」を組み込んでいるのがサニーリスクマネジメントのBCP/BCMの特徴です。「タイムライン」とは、災害の発生などのリスク発現時から「リスク発現前〜発現」「発災期」「復旧期」「復興期」の4フェーズに分けてそれぞれの期間で想定される被害や事象とその対応を時系列で示したものです。タイムラインは発災から復興までのフローを可視化できることから、訓練等に実働のイメージを持って臨むことや実際に発災した際の円滑な行動に寄与することができます。


例えば山地にオフィスを持つ企業で、ハザードマップ等の災害予測や経営方針から災害への対応が予想され、それに対応するケースでは、災害時の避難が困難で孤立する可能性があるということから災害を中心に扱っています(左側: 山地特化型自然災害BCM)。また、顧客情報を多く有しておりそれらの保護を行う場合は、情報とレピュテーションを保護するために、外部・内部要因(例: サイバー攻撃・誤操作による漏洩)によるサイバーインシデントや、災害時の情報保全など、ITに特化したBCMをご提案します。

これらのタイムラインは、1個から設定することができ、前述の「カテゴリ」にこだわらず、自由に組み合わせることができます。つまり、BCP・BCMの内容は事業者ごとに合わせて設定することができる「必要なものを必要な分だけ」とることができるということです。この自由度の高さにより、柔軟性のあるプログラム提供と、低コストを実現しています。

また、サービスの提供に際しても、最大26回の面談における進捗確認や実施のアドバイス等を通して事業者自身でのBCP策定・BCM運用を伴走サポートいたします。サニーリスクマネジメントでは完全アウトソーシングのプランもご用意しておりますが、経営者のかたや危機管理担当者のかたに実際に危機管理に触れていただき、自らの手で危機管理を構築していただくことで、ノウハウの提供にも繋げ、組織内の危機管理文化構築にも貢献することをこのサービスの目的の一部として捉えています。


私は、これまでに学び、経験して得た危機管理の知見を活かすことにより、迅速な復旧・復興、そして危機に強いまちづくりという側面から地域に貢献したいと考えています。
より多くの事業者のかたが安全に事業の展開や事業継続ができる環境づくりをサポートし、危機管理文化の定着により地域全体に安心を生み出すために尽力してまいります。

もし、少しでも共感いただけましたら、サニーリスクマネジメントのクラウドファンディングページへのご支援及びSNSシェア等のご協力をいただけますと幸いです!

サニーリスクマネジメントでは、今後もこの活動報告ページを通じて私自身や事業及び本プロジェクトについての情報を皆さまと共有してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします!