自己紹介
私の願いは、親子が安心して過ごせる居場所を作ること。
大きな目標は、不登校に関心のある皆さんと共に、子どもたちが自分らしくいられる社会を築いていきたいと思います。
私は、高校教師として20年以上、生徒たちの相談に耳を傾け、カウンセリングとコーチングの技術を活かしてきました。進路支援を中心に、子どもたちの生き方やキャリアについて一緒に考える日々。2019年にはキャリアコンサルタントの国家資格を取得し、専門的な支援へと歩みを進めました。
しかし、真の試練は自宅で待っていました。2020年に中学生の子どもが不登校になったのです。教師としてではなく、一人の親として、不登校の深い課題に直面することになりました。その苦悩の日々から、子どもが通信制高校へ進学し、家庭内の平和を取り戻すまでの道のりは、私にとって大きな学びでした。
2022年には、昔からの友人が立ち上げた不登校の親の会に参画しました。ここでは、親としての悩みを共有し、解決の糸口を探る日々です。私は、不登校の子どもたちにとっても、その家族にとっても、安心して時間を過ごせる居場所の必要性を痛感しました。
不登校の子どもたちが安心して過ごせる居場所の必要性を痛感し、この問題をテーマにした小説もKindleで出版。
不登校を死語にできる社会を目指し、現在も執筆を続けています。
解決したい社会課題
不登校の児童生徒が10年連続で増加しています。
ゆとり教育が2011年(平成23年)に終わり、脱ゆとり教育がスタートしたのは2012年(平成24年)。SNSの発達や、経済状況の変化など、さまざまな要因があるとは思いますが、これは、学校生活のゆとりが減ってしまったことも、一因にあると考えられます。
さらに2020年のコロナ禍による臨時休校。学校生活でも、三密を避けることを徹底することが、基礎学力の定着に課題が生じ、人間関係形成にも大きな影響が及んだと、学校現場で肌で感じました。
不登校を死語にしてもいい。不登校の親としての経験から、不登校は学校に行かない状態だけであって、良し悪しはない、と思うようになりました。学校に行くこと、行かないことは、子どもの選択肢の一つであって、学びたい場所が学校でなくてもいいんですよね。もちろん、私は、現役の高校教師ですので、学校での取り組みも大切にしています。
不登校は、子どもだけではなく、その親も困った状態になることが多いです。どこで子育てを間違ったのか。子どもが学校に行かないなら、親として自分が何とかしなければ。「自分の子だから」と抱え込む。私自身、そういう思いを抱いていました。
私が参加している不登校の親の会でも、不登校の子どもを連れて、日中、児童会館に行くと、学校に行かないの?というような圧力があって、利用を断念したという話もありました。不登校の親子が、自宅でも学校でもない場所で、遊んだり学んだりする場所が必要です。
親だって、誰かに頼る場所があったらいい。
今は、本当にそう思います。
親のエネルギーが回復すると、子どもをサポートする元気につながります。
そして、少子高齢化が、ひとつのヒントだと気づきました。日本の高齢化率は29.1%(2023)で、世界トップの超高齢社会です。
かつては、子育ては、おばあちゃんだったり、近所のおばちゃんだったり、地域の大人たちも協力していました。でも、今は、核家族化と、夫婦共働きによって、地域との関わりが減っています。
そうだ、シニアの皆さんの経験とパワーに頼ればいいのでは。
親子とシニアがつながるような場所があればいいですよね。
そこで、地域のシニアの方々に協力していただき、不登校の親子が安心して、くつろげるような居場所「親子ウェルカムステーション」を作ります。
◇音声配信(stamd.fmの収録番組)
このプロジェクトで実現したいこと
不登校の親子が、安心して過ごせる居場所「親子ウェルカムステーション」を作ります。
この居場所は、子どもがシニアと遊んだり学んだり、自分のペースで過ごす場所です。
また、親はシニアの方に子育ての話をしたり、本を読んだり、自分のための時間を使えるカフェのような居場所になります。
そのため、子どもの遊び相手や、親の話し相手になっていただくシニアボランティアを集めます。
もちろん、ここでは、教師でもありキャリアコンサルタント資格を持つ私に、教育相談ができます。学校との関わり方や、進学に関することなど、教育に関する専門的な助言を受けることができる場所になります。
この「親子ウェルカムステーション」は、土曜日の午後に、札幌市内の区民センターや地区センターの集会室を利用して開設します。
・旭山公園通地区センター(札幌市中央区)
・すみかわ地区センター(札幌市南区)
・札幌市北区民センター(札幌市北区)など
集会室では、子どもが絵を描いたり、本を読んだり、地域のシニアの方と一緒に遊ぶことができます。
また、集会室の一角は、親のくつろぎスペース。お茶を飲みながら、雑誌を読んだり、シニアの方とおしゃべりを楽しむことができます。
1〜2か月に1回は、講師をお招きして、不登校の子育ての講話を聞くイベントを実施します。
地域の施設を活用し、地域のシニアの方々のお力を借り、不登校の親子の居場所が、生まれます。
障がいのある方が働く場所にもなって欲しいと思い、事務スタッフとして一人、委嘱します。ホームページの記事作成や、受付業務を担当していただこうと思います。
スケジュール
2024年2月 「親子ウェルカムステーション」の立ち上げ
2024年3月15日 クラウドファンディング終了
2024年4月 運営スタッフおよびシニアボランティアの募集
2024年5月〜2025年3月 親子ウェルカムステーションの開設
資金の使い道
施設利用料:約12万円
人件費:約120万円
事務費・通信費等:約63万円
講師謝礼・交通費等:約30万円
広告費等:約100万円
最後に
「親子ウェルカムステーション」は、不登校の子どもたちとその親に、心から安らげる場を提供します。この憩いの空間では、土曜日の午後が子どもたちの創造と学びの時間に、親たちはシニアとの温かい交流を通じてリフレッシュできます。教育の悩みに、私が直接応えることで、親子で支援を受けられる環境を実現します。さらに、障がいを持つ方が事務スタッフとして活躍し、プロジェクトのさらなる強化を図ります。
このプロジェクトは、コミュニティーの力を借りて、不登校の子どもたちが社会とつながる第一歩を踏み出し、親子が共にほっとひと休みする機会を創出します。あなたの支援によって、この居場所がもっと多くの親子に希望と癒しをもたらすことができます。一緒に、子どもたちの明るい未来のために、手を取り合いましょう。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る無事に、入金されました!
2024/04/30 22:18こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ありがとうございました!無事に終了しました!
2024/03/16 14:01こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
宣言します!
2024/03/15 18:35クラウドファンディングの終了まで、あとわずか5時間。心の中は期待でいっぱいです。多くの方々からの支援を受け、この瞬間に至るまでの旅は、まさに冒険でした。では、なぜこのプロジェクトの終了を今日に設定したのでしょうか。その答えは、一年前の今日にあります。今日は、僕がKindleで初めて書いた小説「くじらの部屋〜不登校を死語にしてもいい」の出版記念日なんです。小説は発表してからは、居場所作りをしたい、不登校を死語にしてもいいし、応援すること、応援されることの大切さを、感じる日々でした。この小説を通じて出会った多くの人々との繋がりが、今のプロジェクトへと発展しました。だからこそ、この一年後の今日を、「はじまりの日」として選んだのです。今朝は早く札幌を出発し、大阪に入りました。大阪城公園を散策し、大阪城に登りました。この場所から感じ取れるエネルギーは、僕にとって計り知れない力となりました。夜は、大阪の南堀江にあるライブハウス鹿音にお邪魔します。この場所は、僕にとって「不登校を死語にしてもいい」の聖地であり、プロジェクトの始まりの地です。ここはエネルギーに満ち溢れています。そして、今日3月15日は天赦日でもあり、一粒万倍日でもある最高の日です。新しい何かを始めるには最適な日で、このクラウドファンディングがこのプロジェクトの始まりを告げる狼煙となりました。これからも、皆様の温かい応援をいただければ幸いです。僕の願いはただ一つ、親子が元気になり、安心して過ごせる居場所を提供することです。ここに宣言します!「親子ウェルカムステーション」プロジェクトが、今日から本格的に始動します。クラウドファンディングが終了するその瞬間まで、皆様の支援、拡散に心から感謝します。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。このプロジェクトは、僕たちの夢です。一緒に、この夢を現実に変えていきましょう。 もっと見る
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