2024/02/14 10:00
白谷俊一さんの作品「梅雨明けの東海灯台」です。
梅雨明けごろの夕刻、奥東海の岩場から市街地方面を写した1枚。
東を日向灘に面している延岡は、古くから海運業が盛んでした。五ヶ瀬、祝子、北川という3つの一級河川が合流し日向灘に注ぐ東海の河口は、江戸時代から大正時代にかけて、〝千石船〟と呼ばれる帆船などによる上方方面への貨物輸送が盛んに行われ活況を呈していたそうです。
現在は方財町側と奥東海側に防波ブロックが設置されたことなどから、潮の動きが速くなり、海からの出入りが難しいという話を聞きます。
ただ、この1枚だけを見ても、海、山、川の豊かな自然に恵まれた延岡の街は、改めてステキな街だなと思うのは私だけでしょうか?