Check our Terms and Privacy Policy.

被災現場の最前線で活動する林業従事者に、仕事道具&安全を届けたい!

令和6年能登半島地震の倒木で塞がれた道を拓くために、発災~今まで災害現場の最前線で活動している林業従事者がいます。地震や津波で失った仕事道具、寒さをしのげる温かな着替えや手袋、安全を守る防護服など、彼らが必要としている物資を一刻も早く届けたい。

現在の支援総額

3,514,000

17%

目標金額は20,000,000円

支援者数

307

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/09に募集を開始し、 307人の支援により 3,514,000円の資金を集め、 2024/03/25に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

被災現場の最前線で活動する林業従事者に、仕事道具&安全を届けたい!

現在の支援総額

3,514,000

17%達成

終了

目標金額20,000,000

支援者数307

このプロジェクトは、2024/02/09に募集を開始し、 307人の支援により 3,514,000円の資金を集め、 2024/03/25に募集を終了しました

令和6年能登半島地震の倒木で塞がれた道を拓くために、発災~今まで災害現場の最前線で活動している林業従事者がいます。地震や津波で失った仕事道具、寒さをしのげる温かな着替えや手袋、安全を守る防護服など、彼らが必要としている物資を一刻も早く届けたい。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

はじめまして、もりラバー林業女子@石川です。

木が好きで、森が好き。「かわいいとたのしいとおいしい」で、石川の林業を応援する女性のグループです。長い年月をかけて育つ木や森のように、「100年先を語れる余裕の女子」として、現在全国に26の林業女子会が活動しています。

今回、1月1日に起きた「令和6年能登半島地震」に際し、災害現場の最前線で木を伐っている林業従事者たちを支援するため、このプロジェクトを立ち上げました。

みなさまも報道等でご存知の通り、今回の能登半島地震では、半島中の道路が、土砂崩れや道の隆起、陥没、液状化などにより通行できなくなりました。それにより、陸の孤島と化した集落などで住民たちが避難できずに孤立し、その上、救助も支援物資も届かないという状況が、至るところで発生、長期化してしまいました。

山の木々が土砂とともに道路や電線にのりかかり、車両や人の通行をせき止めているところでは、発災直後から今に至るまで、そして今もなお、多くの林業従事者たちが木を伐り、道路を開通するために日々仕事をしてくれています。

今回の地震による倒木で塞がれた道

〈輪島市で被災した林業従事者の実体験〉
地震があった時、能登空港(輪島市)の近くを車で走っていました。道路のひび割れなどがたくさんあったので、近くのコンビニの駐車場で一晩過ごしました。次の日の朝、自宅のある集落へ車で向かうと、集落の入口には大規模な土砂崩れがあり、歩いて何とか家にたどり着きました。集落には家が損壊している方がたくさんいて、一次避難所に行く必要がありました。

私が歩いて集落に入った道は、再び土砂崩れになりそうだったので、別のルートを探しました。土砂をスコップでどかし、亀裂が入った農道に砂利を敷き、家にあったチェンソーで、倒れた木や折れた木を何本も伐りました。根返りしたり、土砂に埋まったりしていた木は不安定でとても危険を感じましたがその時は必死でした。伐った木は手作業で運びやっと車1台が通れるだけの道幅ができました。

その道を使って孤立していた集落から400人程が避難したんです。

能登半島には豊富な森林資源があり、約200名いる林業従事者は普段、スギやアテの人工林を間伐することで木材を生産したり、広葉樹を伐ってつくる炭焼きや原木しいたけの栽培などを生業にしています。一方で、近年、豪雨や大雪が原因の倒木により、電線などのライフラインが寸断されることが続いたため、石川県と石川県森林組合連合会では「災害時の応急対策業務に関する協定」を締結し、災害が発生した際には、林業従事者が木を伐る技術者として活躍する機会が増えています。

今回の能登半島地震でも、この災害協定に基づき、多くの林業従事者が土砂崩れなどの現場に駆け付け、木の伐採・撤去などを行っています。

㈱第一次産業さん:復旧現場での活動の様子

自身も被災当事者でありながらもなお、危険を顧みず、地域のために木を切る林業従事者たちの中には、今回の地震や津波による自宅の倒壊で、林業に必要な道具や装備を失ってしまった方も少なくありません。

私たちにできることとして、林業従事者が、今も、そしてこれからも仕事を続けられるよう、チェンソーやソーチェーンなどの必要最低限の道具を届けたい。また、能登の寒さが最も厳しくなる今、現場で木を伐ってくれている彼らが少しでも良い環境で、気持ちよく、何より安全に仕事ができるよう、雨風雪から身を守る合羽、法令に基づく安全防護服や手袋などの装備を届けたいと思っています。

㈱吉田さん:復旧現場での活動の様子

このプロジェクトでは、リターンとして、お礼のメールやお手紙をお送りさせていただきます。
今回のプロジェクトを<All in形式>で実施させていただくことで、みなさまからの支援状況により、順次、道具や装備を発注・手配し、現場で働く方たちへ届けたいと思っています。

このクラウドファンディングを準備している間に、代表砂山が高知県林業大学校でお話しする機会があり、ご厚意で募金箱の設置をしていただきました。現地での断水により洗濯や乾燥などができないため、衛生の観点から緊急性が高いと判断し、その募金から下着や靴下を購入して、避難所から現場に出動している20名の方に届けました。

まだまだインフラの復旧や避難が急がれる被災地の状況に、ご理解をいただければ幸いです。

私たちは、これまでも活動を通じて「私たちがあたりまえに生活できているのは、山が健全であるから」ということを伝えてきました。山からの恩恵であることを知らずに受け、関心が薄れている人たちに、もっと林業と山のことを知って欲しい。そして山で働く人への感謝を忘れないでほしい。

今回の震災で、自らも被災して着の身着のまま逃げてきた避難所から、全身ずぶぬれになって着替えが乾かぬまま災害の最前線に通う林業従事者がいると聞き、「何かしたい。何ができるのだろう」と考えずにはいられませんでした。

震災前、能登地域の林業従事者は200人を下回っていました。最前線で働く彼らは森林組合に所属する人だけでなく、一般の協力事業体や一人親方として従事している人もいます。その全てに支援を届けるには、私たち もりラバー林業女子会@石川 が発起人となり、関係各所と連携してプロジェクトを立ち上げるのが良いと思いました。彼らにこの先も「林業を仕事として続けたい」と思える環境を整えたい。安全装備がないためにケガをしたり、道具がないために林業を諦めてほしくない。彼らが守り育ててくれる能登の故郷の山を、この次の世代につなげるために。

「応援している人がいるよ」と伝えたい。

どうぞご支援をよろしくお願いします。


-資金の使い道-
みなさまからいただいた資金の金額に応じて、プロジェクト終了を待たずに、以下の物品等を現場に届けてまいります。

【購入予定の物品リスト】※購入数は支援額により調整します
・合羽、防振手袋、チャップス、ソーチェーン、長靴、ヘルメット
・チェーンソー、チルホール、繊維ロープ、ウインチ、滑車 など

<購入元> 石川県森林組合連合会

【寄贈先】
・能登森林組合・TMウッド・イマエ林業(株) ・マナイウッド
・モアグリーン・井佐林業・井田林業・丸清実業運送(有) 
・吉岡林業 ・山崎木材 ・山本造林(有) ・上正力造林(有)
・徳田林業(有)・馬緤造林(有) ・北能産業(株) ・(株) 酒井林業
・輪島バイオマス発電所・空杣・細畑木材・樵屋・森井組
・門寺建設・矢木林業・中能登森林組合・(株) 北斗産業 
・(株) 吉田・株式会社STF ・中島林業・(株) 第一次産業
・細川林業(株) ・出倉林業(株) +個人4名

【スケジュール】
▼2024年2月:仮発注
▼200万円が集まった時点で・・・
 40人分の防振手袋、チャップス、レインウエア、ソーチェンを購入し寄贈
▼2024年4月中旬:クラウドファンディング終了
 チェンソー、ソーチェンなどを購入し寄贈
▼2024年5月中旬:リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 7/11 残金で森林香とハチノックⓇを購入しお届けしてきました。これからの下刈りシーズンに使ってもらえればと思います!今回のクラウドファンディングでは、震災直後から森林組合の職員さんにも業務以外の協力をいただいたので、そのお礼もかねて能登森林組合(本所・支所)を回らせていただいたのですが、本所ではちょうど支所長会議の時間にお邪魔してしまい、みなさんの前で今回のクラウドファンディングを振り返ってご挨拶させてもらいました。支所長会議にお邪魔してしまいました・・・その後、能登支所ではちょうど技能職員さんがお昼に戻って来られたタイミングだったので、直接手渡しさせていただきました。能登支所の技能職員さんと行った先々で「ありがとうございました」「雨合羽がすごく喜ばれている」「良いものもらってうれしい!がんばれる!!」と言ってもらえてると聞いて、とっても嬉しかったです。●会計報告(R6.6.27.最終)(収入)クラウドファンディング支援金 3,320,730円(手数料差引後)その他の支援金 682,306円もりラバー調整金  1,447円    計4,004,483円(支出)物品購入(雨合羽、チャップス、防振手袋、森林香、ハチノックⓇ) 3,980,658円リターン(お礼の手紙用紙、切手、作業会場費) 17,115円その他事務費(振込手数料)6,710円  計4,004,483円   残金0円※支援先能登森林組合66名、中能登森林組合21名、その他事業体16社54名、9個人 計150名※購入元石川県森林組合連合会、(有)新栄商事、STIHL SHOP グローイング、(株)モンベル大阪本社営業部※特別協賛(株)トーヨ(チャップス、防振手袋ご提供)、(株)谷口(能登ヒバのはがきご提供)半年間、このプロジェクトにお付き合いいただきましてありがとうございました。今後はもりラバーのHP(https://morilover2013.moo.jp/)を中心に発信していきますので、引き続き見守っていただければと思います。まだまだ能登では林業だけではなく生活再建に向けて歩み始めたところです。この先も長く心を寄せていただけますよう、お願い申し上げます。本当にありがとうございました。令和6年7月12日もりラバー林業女子会@石川代表 砂山 亜紀子   もっと見る

  • 6/13 お礼のお手紙 発送準備の会をしました♪お礼のメールはBccで送信済みです。通常バージョンのお手紙は週明けにも発送予定です。能登ヒバの香りのお手紙も来週には発送したいです!もりラバーHPへのお名前掲載 はこちらから↓もりラバー林業女子会HP クラウドファンディング報告金沢の木製品製造販売会社株式会社谷口様に「能登ヒバの香りのはがきが使いたい」と問い合わせたところ、趣旨に賛同して提供くださいました。おかげさまで、能登ヒバのとっても良い香りに包まれてしあわせ~♡です。(株)谷口 谷口社長能登ヒバの紙(はがきサイズ)※要問合せ もっと見る

  • お詫びとご報告

    2024/05/31 12:00

    【ご支援くださったみなさまへお詫びとご報告】こんにちは。山は春から初夏(梅雨?)へと移ろいを感じますが、ほとんど動きのないまま5月が過ぎてしまいました。リターンの準備が滞っており、5月中のメールの送信・お手紙の発送・HPへのお名前掲載が遅れておりますこと、お詫び申し上げます。もうしばらくお待ちください。さて、クラウドファンディングの終了後ですが、ご縁をつないでくださった方があり、安全防護服メーカー(株)トーヨ様よりチャップスと防振手袋をご提供いただきました。5月10日、雨合羽の支援にとどまっていた能登森林組合様へお届けしたところ、大変喜んでいただきました。●ここまでの収支について(収入)クラウドファンディング支援金 3,320,730円(手数料差引後)その他の支援金 682,306円    計4,003,036円(支出)物品購入(雨合羽、チャップス、防振手袋) 3,345,936円※支援先:能登森林組合66名、中能登森林組合21名、その他事業体53名 計140名※購入元:石川県森林組合連合会、(有)新栄商事、STIHL SHOP グローイング、(株)モンベル(残金) 657,100円→リターンの履行、消耗品(森林香・蜂スプレー)の購入・配布を予定支援を予定していた能登の林業従事者200名のうち、残念ながら林業を辞めてしまわれた方、未だ避難先から戻れずにいる方、連絡のつかないままの方がおられます。一方で発災直後から復旧作業に携わりながら、このクラファンをきっかけに会社として自力で支給したり、支援を辞退された方も多数いらっしゃいました。それを思うと、この5か月間 みなさんの寄り添う気持ちに能登の林業が一丸となって応えてきたんだな、と胸が熱くなります。緊急性の高い復旧作業はひと段落ついたようにも見えますが、林業従事者の方々が能登へ戻って来られる環境づくりも含めて、まだまだ能登の復興への道のりは長く感じます。引き続き心を寄せていただけますよう、お願い申し上げます。もりラバー林業女子会@石川代表 砂山 亜紀子 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト