まずは皆さま、クラファンのご支援ありがとうございました!
書くのが遅くなってしまいましたが、わたしも海外遠征を個人視点で、QA形式で書いていこうと思います。
●クラファンをしたきっかけ
トルコに行くと決めた時にこれからお金を貯めないと行けないメンバーもいて、イギリスに行くこともあわせると、トルコ・イギリス行きの飛行機を買うことで、チーム練習をするお金がない!・・となるとチームとしてマイナスな状況。
それでは本末転倒なので、メンバー全員の補填をしたかったから実施することにしました。
● 久しぶりの海外
最後にたくさん英語を話したのがコロナ前のオーストラリアだったので、英語がまだ話せるか不安でした。ネガことが話せない状況で、2人の通訳+HADOを英語で教えるのは自信がなかったので英語が話せて一緒に来てくれるHADOプレイヤーを何人かあたりました。
実は体調も本調子じゃなかったので、HADOもできて、かつ通訳もできる人がどうしても必要でした!
結局3-4人声をかけた中で1人だけ予定が合って、和心のSyamisenが来てくれることになりました。実際に滞在中の翻訳や、私とネガティブが発熱して体調不良時、代わりにHADOをしてくれたりと本当に頼んでいてよかったです。
● トルコHADO
大学に広めてから社会人リーグを作るプランで年々チーム数が増やしているのが戦略的で印象的でした。元々運営がバスケットボールに精通している方だったことから、スポーツをどう広めるかを知っているのだろうなと感じました。
各大学選抜の16人+HADOアカデミーからの選抜2人の計18人から、9人のヨーロッパ大会選抜を決める内容で活動を実施しました。
4日間、約15時間のかなりボリュームのあるプログラム。
こちらから提案した対応可能時間より依頼されたトレーニング時間が長かったので、
すごいHADO漬け!せめて飛行機到着前後は少し休みたい・・!と内心感じていた気持ちもありましたが、到着後のコーチ陣や選手の真剣さを感じて、なるべく多くのことを経験してもらったり覚えてもらいたいと思いながら活動しました。
お互いに母国語ではないので、通訳疲れで一日目は頭がすごい疲れましたが、だんだんうまく伝えられるようになったのは個人的に少しうれしかった点です。
日本で流行っている作戦やどうやってやるのかを教えた時に、『なぜそうするのか』を説明すると積極的に取り入れようとしてくれていたので、次のワールドカップでどのように成長したかをみるのが楽しみです。
トルコ流に日本流も混ぜて新しい作戦を編み出してくれないかなぁなんていう点も楽しみ。
● 飛行機トラブル
(HADO関係ないのに、長いパートなので読み飛ばしても大丈夫です!)
トルコからイギリスに4時間でつく予定が、36時間かかってしまったという事件です(遠い目)
トルコに到着しトレーニングを完了して、1時間の仮眠をして、その日のうちにイギリスに行くための空港に向かいました。
夜中の2時。空港でチェックイン時間を待っていると、『cancelled』の電光掲示板。
ここでカウンターに行くも、理由は知らないとのこと。
すぐに別便を探すが、購入が殺到していてビジネスクラスの数十万円のチケットしかない。
急遽別空港(成田と羽田のような距離感の空港)のチケットを探し、移動。
4人まとめてチケットが取れなかったため、二手に分かれてねがしゃみ、あやことに分かれて移動することに。
ネガしゃみは乗れましたが、あやことはここで飛行機に乗れず。
また別の空港に向かうもチケットが高すぎて、もはや行く方法がなくなったため、あやことは翌日早朝便で行くことに。夕方頃にあきらめてホテルを取りましたが、日本を出てからベッドで寝れた時間は合計1時間という状況だったので、「眠い」の一言でした。
ご飯も食べずに10時間くらい寝たような気がします。
やっと着いたホテルはルイージマンションのような雰囲気。。!
電気のつかないお風呂が怖すぎでした笑
細心の注意で向かった空港で、出国審査後、搭乗口の前で「cancelled」の文字。
絶望しました。
でも飛行機欠航時の対応に慣れてしまっていたので、待っていても航空会社は何もしてくれないと思い、すでに高騰し始めている別のチケットを取り、たくさん主張して(黙っていたらどんどん後回しにされて図々しい人にどんどん抜かされる)、入国手続き、出国手続きをして、ようやく次の飛行機でイギリスに向かうのでした。
出国審査通った記録がありすぎて、パスポート見た審査官の人が「え?どうゆうこと?」となってました。新鮮でした。こんなに不幸が重なるなんてどういうことか私も聞きたかったです笑
ここの不測の出費で余分に40万円かかってしまったので、クラウドファンディングで賄いきれない出費ができてしまいました。ですが、やっていなかったら更に個人の負担が高くなってしまっていたはずなので、本当にやっていてよかったです。
● イギリス
ネガしゃみが現地大会に参加しました。この経験ができなかったのは悔しかったです。
私は翌日の練習会に参加しましたが、絶対に勝ちたいという現地のチームの熱意に押されて4時間もHADOをしてしまいました!
イギリスのプレーヤーは トルコよりも年齢層が低く、HADOを楽しんでいるのが印象的でした。
HIBANAと対戦したい!HIBANAに入って試合してみたい!などの要望になるべく応えられたかなと思います。
イギリスに滞在できたのは、12時間くらいしかなかったのですが、次はもっとゆっくりしたいなと思う素敵な国でした。
● 番外編(アイスランド・ウィーン)
私一人だけがこの経由便でトルコに帰る予定でした。
当初の予定から大幅に遅れてイギリスに到着したため、このまま留まって追加で航空券をとって仲間と一緒にイギリス残ることと悩みました。
トルコからイギリスのトラブルがあまりにも過酷過ぎてトラウマのようになっていて、
イギリスに残っても、アイスランド等に行っても、どちらを選んでも飛行機が飛ばない気すらしていました。
また、アイスランド便に乗ることで仲間とまた合流するのにすごく苦労するんじゃないかという不安がありました。
結果的には航空券費用がさらに追加で発生してしまうので予定通り進むことにしましたが、各地では大きな問題はなくトルコに帰ることができ、各地の風景にも癒されたので行く決断をしてよかったです。
● さいごに、海外HADOを見て思ったこと
実際に教えに行ってみて、まだ日本の方が2,3歩進んでいるように思いました。けれどスポーツとして日本だけで盛り上がっていても意味がなく、力が拮抗しているからこそ発展するのかなと思っているので、今回の活動で、海外がもっと強くなったり、競技人口が増えるきっかけになったらいいなと思います。(パリオリンピックも始まったのを見て、いつかHADOもここに入ったらいいなと感じています。)
ここまで読んでいただき、また活動を応援いただきありがとうございました。
引き続きHIBANAをよろしくお願いいたします。
Ayano