千葉県の株式会社セイコーインターナショナルさんから、対馬の海ゴミの再生プラスチックペレットをご購入させていただきました。4キロで2799円使わせていただきます。
工場のほうも見学させていただいて、再生ペレットを作るのにも異物を取り除く工程や、衝撃検査など、沢山の精密なルートがありました。
対馬の再生ペレットはPE(ポリエチレン)なのですが、フィラメント製造の企業の方々に色々聞かせていただいてPEの素材は柔らかいため100%での造形は難しいとのことでした。
なので今模索しているのが、
・PEの純度を下げて、他の素材との混合したフィラメントの試作をお願いする。
・金型による射出成型でフィギュアを制作する。(金属の金型を作るのは凄く高いのでシリコン
型の低コストでできないか探しています。)
またペレットから直接印刷できる3Dプリンターもあるみたいなのでお話伺いに行こうと思っています。
一つの製品を作るのにもプラスチック素材ごとの性質や、それに応じた課題があり、自分の知識が浅かったことを痛感しました。
最初はフィッシュマンのフィギュアを制作することと、フィラメントを作る装置を作ることの、目的が二極化してしまっていました。いまはフィッシュマンのフィギュアを完成させてメッセージを広めていくことを目指して、模索していきます。
少し時間がかかってしまっているのですが、少しずつ進展しているので温かく見守っていただけますと嬉しいです。