自己紹介
みなさん、こんにちは。
埼玉県蕨市で、文具・雑貨・玩具・食品・酒類を扱う株式会社あぶらびの代表取締役 田口と申します。
ご存知の方も初めての方も、こちらのページに目を留めていただき、心より感謝申し上げます。
株式会社あぶらびは、実店舗やネットでの販売の他に地元企業団体への納品、卸売りや委託販売、イベント出店などを行っている小さな会社です。
埼玉県内や蕨市内の個人や企業との連携を行いながら開発した埼玉県産のオリジナル商品を中心に販売しています。日本酒「純米吟醸 姫蕨」や、埼玉県産のお米や柚子を使用したあまざけはありがたいことに皆様からご好評いただいており、昨年度は全国観光土産品連盟会長賞やOMOTENASHI SELECTIONを受賞させていただくことができました。
魅力度ランキングがいつも下位の埼玉県ですが、子どもたちに「埼玉県」や「蕨市」を誇りに思ってもらいたいという想いで作った商品が、みなさんに評価いただけて本当に嬉しく思っています。
そしてもっともっと埼玉県の魅力を多くの人に知っていただくために、今回クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
このプロジェクトで実現したいこと
埼玉県産品をより多くの人に知っていただきたい。
そして新たな埼玉県産品の開発をしたい。
まずは今回のプロジェクトを「株式会社あぶらび」のことや弊社の商品について皆様に知っていただくきっかけにしたいと考えています。
また、本当の大きな目標として、一緒に働く仲間をつくりたいと考えています。
これまでも何度か採用をしたいと考えてきましたが、コロナなども含めた様々な理由で壁にぶつかり実現することが叶いませんでした。
とはいえ、どうしても一人ではできることも限られてしまい、イベント出店などの都合から店舗も休みがちになり、新商品の開発にもなかなか手が付けられないという状態になってしまっています。
その様な訳で、埼玉県の生産者さんたちと一緒に作った商品を今まで以上に多くの人に知っていただき、雇用の創出に繋げ、また新たな埼玉県産品を作って地元により貢献していきたいと思っています!
このプロジェクトに取り組もうと思ったきっかけ
2023年に発売した埼玉県産のお米を使ったあまざけ「わらびちゃんのあまざけ プレーン/ゆず」が大変好評いただき、それに続く新たな商品として、古代米を使ったあまざけ、ついでさくらもちをイメージした「あまざけ さくらもち」を発売しました。
「あまざけ さくらもち」は2月の発売以来好調な販売で、弊社としても本当にヒット商品が誕生したと安堵していました。
桜のシーズンを最大の消費のピークとして万全の準備をして、翌週の週末が最大の花見のピークというタイミングで小林製薬の紅麹サプリの問題が発生しました。
「今日が一番売れるかもしれない」と思いながらイベント会場に向かう車のなかで「紅麹サプリ」のニュースを耳にしました。
その日のことは忘れることができません。絶望感で目の前が暗くなり、それと呼応するように空も曇りから雨、そして霙が降り始めるという、悪夢なのか現実なのかわからなくなるような錯覚を覚えました。
「あまざけ さくらもち」は、香料・着色料・保存料不使用のために、天然の成分として商品の色付けに紅麹を使用しています。
ただ、こちらの商品では紅麹を使用しているものの小林製薬で製造されたものではなく、全くの無関係な商品でした。
2月の発売以来、皆様からの高い評価を得ていて、桜のシーズンに向けて全力で販売に取り組んできた矢先のトラブルでした。
現時点でも小林製薬の紅麹サプリにに関する問題の全貌は見えていないものの、紅麹を使用した商品は依然販売が難しい状況が続いています。
この事態だけでも弊社のような零細企業に与える影響は大きく、今後の商品開発や広告宣伝などにお金をかける余力が一気に失われてしまいました。コロナ期を経て少し業績が回復しつつあった最中なだけに、様々な面での衝撃を受けました。
正直なところ、無関係であったが故に何の保証もなく、しばらくの間はぼく自身も仕事に対するモチベーションさえ失っていました。
ただ、いつまでも起きてしまったことを嘆いていても仕方がない。お客様に喜んでいただける商品はあるのだから、前に進み続けなければと気持ちを切り替えました。
この逆境をバネにして、これからも皆様に喜んでいただけるような商品の開発に取り組んでいくために、今回初めてクラウドファンディングに挑戦し、より多くの皆様に弊社や弊社の商品を知っていただくことで、今まで以上に地元に貢献したいと思っています。
これまでの活動について
次に、ぼくがこのビジネスを始めたきっかけについて、少しだけ触れさせていただきます。
ぼくたち夫婦は共働きの中で子育てを行っておりましたが、子供が小学校に入学するのをきっかけにぼくが脱サラをして独立しました。いわゆる小1の壁というやつです。
その当時、妻は看護師で定期的に夜勤があり、ぼくも管理職として働いていて日々の帰宅時間が深夜というのが日常でした。
当然、学童だけでは必要な時間をまかなえず、また介護が必要になりつつあった義父もいたために、ぼくが独立を決意しました。
独立にあたりテーマとして考えたのが「埼玉県」そして「蕨市」。
ご承知の様に埼玉県は魅力度ランキングがいつも下位で、自分自身も住んでいながらどこに魅力があるのかピンとくるものがほとんどありませんでした。
また、日本一小さな市である蕨市は住宅密集地であることから農地や産業も少なく、物を作りだすことが難しいというイメージがありました。
だからこそ、自分の商品を通じて子供たちが郷土のことを知るきっかけにしたい。この地で生活し成長していく子供たちに少しでも誇れるようなものを作り出したいという思いが浮かんできました。
まずは自分自身の知識が乏しいため、とにかく県内を車で走り回って埼玉のことを学び、様々な企業や道の駅、観光地に立ち寄ってはお話しを聞かせていただきました。そんな中で子ども食堂やデイケア施設、農家さんらと親しくなり、そこからボランティア活動に参加したり、店舗を利用したイベントを開催するなど、今でも継続的に地域に根ざした活動を行っています。
そして最初に取り組み始めたのが蕨ブランド商品の開発です。
折しも蕨市から蕨ブランド商品を募集するというプロジェクトが発表されました。
商売も始めたばかり、蕨での仕事も始めたばかりの自分にとっては、何をどうすればいいのか混迷を極めましたが、とにかくチャレンジしようとの思いで取り組みました。
最初に試行錯誤のうえに作り出したのが、蕨市の特産の双子織をパッケージにデザインした「中山道蕨宿 双子筆」です。
しかし筆は現代の生活ではニーズのある商品ではなく、認定を受けることはできませんでした。
第2回目は「わらび郷土かるた専用ケース」で臨みました。こちらも認定には至らなかったものの、伝統産業の双子織を利用したことで、蕨市のふるさと納税返礼品に採用いただきました。
第3回目の2022年に「蕨産のゆずを使ったマドレーヌ」で応募し、ようやく蕨ブランドの認定を受けることができました。
こうして徐々に地元産品の開発とPR・販売を進め、今に至っております。
商品(リターン)のご紹介
純米吟醸 姫蕨
日本酒好きの女性に徹底的にモニタリングしながら選定したお酒です。食事に合わせやすい、ちょっと辛口のお酒で、冷やして飲むのに適した純米吟醸酒です。
日本酒度:+4
このお酒を開発したきっかけとなったのが、ある知り合いの女性から友達と日本酒を堪能する女子旅に行くという話を聞いたことでした。
よく話を聞くと、女性にとって食事と会話を楽しむには日本酒が最適で、好みについて明確な基準を持って日本酒を味わって飲んでいることがわかりました。
また、女性向けの日本酒は「甘い」「フルーティーな香り」「スパークリング」、そしてピンクや動物などのかわいいデザインものがメインでしたが、実際は食事との相性から圧倒的に辛口を好まれ、特徴的な香りは邪魔と感じ、スパークリングはたまにみんなで飲むくらいで十分という意見が多いことが分かりました。
そしていかにも女性っぽいラベルは好みではない半面、辛口のお酒は男性的な力強いインパクトのあるデザインが多く、買い物かごに入れにくいという状況にあることも見えてきました。
そんな日本酒好きの女性の声を受けて誕生したのが「純米吟醸 姫蕨」です。
有難いことに「純米吟醸 姫蕨」は「第64回 全国観光土産品連盟会長賞 グローバル部門」という栄誉のある賞をいただくことができました。
わらびちゃんのあまざけ ぷれーん/ゆず
埼玉県産のお米「彩のきずな」、毛呂山町産の「桂木ゆず」の果汁を使用しています。砂糖や添加物、香料を加えずに、酒粕を使用していない麹のあまざけで、お米由来の自然な甘さをご堪能いただけます。
ノンアルコールのため、お子様からお年寄りまでお楽しみいただけます。
わらびちゃんのあまざけは、2023年度「OMOTENASHI Selection」「埼玉県新商品AWARD」を受賞いたしました。
「わらびちゃんのあまざけ」の各賞受賞おめでとうございます。
米と米麹から作られたあまざけには、 「ブドウ糖」 が多く含まれ、 脳のエネルギー源になります。
会議や勉強など 「集中力をアップしたい」時にいいですね。
すばやく栄養をとりたい 「運動後」 にもピッタリです。
管理栄養士/ スポーツキッズ食育トレーナー
久留 裕美子
古代米のあまざけ
埼玉県産蓮田市の古代米(赤米)を使用したあまざけ。
友人でもある蓮田のジョージさんの田んぼでは、山羊が雑草を食べて手伝ってくれています。レンゲやもみ殻、稲藁、ハサガケ用の竹、そして山羊の排泄物もたい肥として田んぼに還元しながら手間をかけて育てています。
保存料や着色料、香料を加えず、砂糖や酒粕を使用していない麹のあまざけです。
赤米の持つ濃厚な甘さみと、あえて粒感を残した独特の食べごたえ、赤米特有のしっかりと存在感のあるお米の風味と味わいが楽しめます。
ノンアルコールのため、お子様からお年寄りまでお楽しみいただけます。
ラベルは「埼玉県バーチャル観光大使 春日部つくし柄」、生産者をデザインした「ジョージさん柄」、蕨市在住のクリエイターさんがデザインした「ツリタニユリコ 切り絵柄」の3種類があります。
あまざけ さくらもち
埼玉県産彩のきずなを使用しています。
商品の色付けに紅麹を使用しています。
保存料や着色料、香料を加えず、砂糖や酒粕を使用していない麹のあまざけです。
さくらもちに使う桜の葉の塩漬けを使用し、お米がベースであることで道明寺のような風味も味わえます。
和テイストのスイーツやアイスとの相性がよく、味と香り、色味を生かして、工夫次第でいろいろとお楽しみいただけます。
ノンアルコールのため、お子様からお年寄りまでお楽しみいただけます。
その他にも「見沼田んぼからのおくりもの aburabiはちみつ」「クラフトビール あなた会えて」など、弊社が思いを込めて作りだした商品をご用意しております。
なお、「ゆず」を使用したマドレーヌ、クラフトビールは季節商品のため、時期的に数量の確保が困難なことから今回のリターンとしては掲載していません。
予めご了承ください。
応援コメント
元山名リンパケア研究所代表、とっとこサロン主宰
小野寺 敏子(山名 敏子)様
あぶらびさんは、以前近くに住んでいたころから利用させていただいています。
非加熱の蜂蜜や、クラフトビール、日本酒などの埼玉県産のオリジナル商品やかわいいキャラクター商品を購入するのに利用させていただいています。
特に希少な蜂蜜は、さいたま市にある見沼田んぼで採れたもので、その時期の季節のお花が感じられるのでお気に入りです。
お店でも時々イベントをやっていて、たまに参加した際には一緒に楽しませていただいています。
最近では柚子のあまざけがスッキリと飲みやすいので、特に暑さで食欲のないときなどに重宝しています。
これからも、あぶらびさんを応援したいと思います。
株式会社丸塚 Finds Food Market 監査役
片桐 岳 様
イベントなどを通じて以前から社長とは付き合いがありましたが、今年になって純米吟醸 姫蕨が第六十四回全国観光土産品連盟会長賞グローバル部門を受賞したことをきっかけに、お店での販売を開始しました。
女性をテーマにした幅広い食事に合わせやすい日本酒として、私個人としても発売当初から日本酒好きの妻と楽しむために購入させていただいていました。
現在、お店では埼玉を代表するお酒としてご案内しています。
あぶらびの商品では、他にも面白い商品として「あまざけ さくらもち」も販売しています。
飲むとさくらもちを感じられる不思議な商品で、他のスイーツとの相性もいいので、個人的にはバニラアイスにかけて楽しんだりしてます。
デイサービスご担当者様
デイサービス利用者様は人により足腰が不自由だったり、認知機能の低下がみられたりする方がいらっしゃいます。
そのため利用者様にとってはご自身でお買い物をする機会があまりなく、あぶらびさんに来てもらってスタッフがサポートしながらお買い物をしています。
利用者様が実際に手に取って、ご自身で考えて欲しい商品を購入しています。
お買い物が終わると、利用者様の喜んでいる顔が見えて、こちらも嬉しくなります。
利用者様の認知機能低下の予防や、QOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)の向上にも繋がっていると思っています。
「誰でも楽しくお買い物ができる!」 そんな時間をあぶらびさんに作って頂いてます!
スケジュール
2024年 8月以降 リターン順次発送
2024年 9月以降 あぶらび あまざけ交流会開催
2024年10月以降 新商品開発
2024年11月 ゆず収穫祭
2024年12月以降 新商品発表
資金の使い道
MAX30万円想定の場合。
商品開発費:約 7万円
仕入計費 :約13万円
送料 :約 4万円
手数料(17%+税):約6万円
最後に
資金の使途の内訳を見てもおわかりいただけます通り、今回のプロジェクトでの設定は、あくまでも皆様に弊社を知っていただくための最小限の目標設定に過ぎません。
採用まで考えた場合には、もっと様々な面でまとまった資金が必要であることは理解しています。
それでもまずは皆様に弊社のこれまでの取り組みや商品を知っていただき、今後に向けての足掛かりにしたいとの思いから始まったプロジェクトです。
コロナ禍によって売り上げの立たない時期にも信念をもって活動を続けてきた結果が今に繋がっているのですが、実際のところかなり苦しい時期もありました。
そこへもってきての紅麹問題は、直接的には無関係ながら、弊社にとって一時は廃業を考えるほどの大きな影響がありました。
今回のプロジェクトを、あらためてしっかりと活動を続けていくためのきっかけにしていきたいと考えています。
ぜひ、皆様にご理解とご支援を賜りますことを切に願っております。
今後も子ども食堂やデイケア施設への支援、農家さんとの連携などは引き続き継続していきます。
弊社商品の取り扱い希望、出店ご依頼、商品のご購入など本プロジェクト以外のご相談、お問い合わせも承っています。
お気軽にメッセージ、お問い合わせなどお寄せください。
※営業のご連絡は固くお断りさせていただきます。
aburabi@wcv.jp
新年の大宮競輪イベントに出店した際にキャラクターさんたちと
<掲示事項>
1.販売場の名称及び所在地 埼玉県蕨市中央7-2-1
2.酒類販売管理者の氏名 田口 智章
3.酒類販売管理研修受講年月日 令和4年6月29日
4.次回研修の受講期限 令和7年6月28日
5.研修実施団体名 埼玉県小売酒販組合連合会
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る目標金額を達成しました!
2024/08/27 20:18本日、おかげさまでクラウドファンティングの目標を達成しました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。期間設定が長かったので、なかなか緊張感のある日々でしたが、ようやく少しだけ安心できました。このプロジェクトを通じて、日頃からお付き合いのあるかたばかりではなく、これまで面識のない方や遠方にお住いの方からのご支援もあって本当にありがたいです。31日まで日数が残されていますので、ご検討中の方はぜひラストスパートでのご支援をよろしくお願い致します。https://camp-fire.jp/projects/737703/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show今朝の虹は、川岸と飯塚あたりから2本出て、川岸側の方がぐんぐん伸びて、ボートレース場あたりに向かっていきました。 もっと見る
いよいよ目標の97% 残り6,500円まできました!
2024/08/26 21:118月24日の夕暮れ市、8月25日のあぶらび納涼祭。おかげさまで大盛況でした。皆様、ご来店ありがとうございました。夕暮れ市で初めてお会いしたエリックさんに、納涼祭では紙芝居を披露していただき、本当に大好評でした。ご参加いただいた皆様にもご支援をいただき、いよいよ97% 残り6,500円まで迫ってまいりました。あらためて皆様からのご支援に心より感謝申しげます。 もっと見る
8月24日、25日のイベントです
2024/08/20 20:32今週の土曜日は蕨市役所の夕暮れ市、日曜日はあぶらび店頭の納涼祭です。どちらも夕方からの開催になります。夕暮れ市は、前回非常に盛り上がった企画です。美味しいもの、楽しいこと盛りだくさんです。あぶらび納涼祭は、お客様も含めて芸達者な皆様が揃います。夏の終わりを、一緒に楽しみましょう!いつでも即完売のパンダのパン屋さんも来るよ~!どちらも、凄く楽しめるイベントです。お近くの方は、お一人様でもお気軽にお越しください。#蕨#蕨市役所#あぶらびあぶらびは蕨市中央7-2-1翌週は蕨駅前に出店します。 もっと見る
コメント
もっと見る