自己紹介
初めまして。堀川健仁と申します。
皆さんは、松井須磨子をご存じでしょうか?
松井須磨子(長野市出身、東京都新宿区神楽坂で活動)は日本初の歌う女優として、明治末期から大正時代に活躍した新劇女優です。ミュージカル女優やオペラ女優の先駆けのような存在でもあり、演劇を通じて女性の権利を訴えた人物でもありました(日本初のイプセン『人形の家』のノラ役)。又、2023年12月30日放送、TBSテレビ「まさかの一丁目一番地 -女性アイドル歌手の元祖は誰?大調査 SP-」では松井須磨子が取り上げられ、「日本初のアイドル」としてTBSテレビのお墨付きを賜りました。私も親族として出演させていただき、出演後のX(旧Twitter)では「松井須磨子」が日本全国で31位のトレンド入りを果たしました。日本全国のお茶の間に、松井須磨子が歌う『カチューシャの唄』の音声をお届けできたことも非常に大きな意義があったと思います。
松井須磨子は、日本初の歌謡曲『カチューシャの唄』や命短し恋せよ少女から始まる『ゴンドラの唄』(後年黒澤明監督の映画『生きる』の主題歌に起用)といった舞台の劇中歌を歌唱し、日本全国で大ヒットさせたことが功績としてよく知られております。
松井須磨子が恋人である演出家・島村抱月(元早稲田大学文学科教授)と共に主宰した劇団芸術座は、今日における日本演劇史、日本音楽史においてなくてはならない数々の重要な功績を残しました。
又、座長の島村抱月が百年前のコロナと呼ばれたスペイン風邪により病死したことと松井須磨子の後追い心中により解散となった劇団としても知られております。解散後、子役を務めていた初代水谷八重子が第二次芸術座を立ち上げましたが、戦後に芸術座の名称は、東宝に譲渡され、森光子さんの放浪記で有名な劇場芸術座(現在のシアタークリエ)として長年愛されました。シアタークリエのルーツには、松井須磨子や島村抱月達による芸術を追求する不屈の努力があったのです。
しかし、松井須磨子は功績よりも自由恋愛、美容整形、後追い心中というネガティブな印象が強く、Google検索やYouTubeでヒットするものも同様の内容が大半で忸怩たる思いを抱いて参りました。又、ファンや担い手の高齢化も進んでおり、彼女の功績を次世代に伝えていく必要がございます。
私は、①松井須磨子の功績を讃え、次世代に伝えていきたいという想いと、②新型コロナ禍で苦しんで来た芸術活動を支援したいという2つの想いから、2022年より東京都内で松井須磨子の顕彰活動(主に講演会やコンサートを主催)を行っており、「松井須磨子記念館」の設立を目指しております。そして、2024年12月8日(日)に「松井須磨子祭2024ー愛と芸術に生きた元祖アイドルー」が開催決定しました!
「松井須磨子祭2024ー愛と芸術に生きた元祖アイドルー」
公演日:2024年12月8日(日)
開演:12時00分(開場:11時30分)
主催:一般社団法人松井須磨子協会
後援:早稲田大学演劇博物館
前売券:5,000円 ※3月26日 午前10時~カンフェティでご予約開始!
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ご予約(3月26日 午前10時~)※下記リンクか、フリーダイヤルよりご予約ください。
0120-240-540*通話料無料(受付時間 平日10:00~18:00※オペレーター対応)
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場所:赤城神社 氏子参集殿(あかぎホール)東京都新宿区赤城元町1-10
アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1b出口すぐ
※赤城神社は文芸協会の前身・坪内逍遥先生が主宰した易風会の活動拠点、「早稲田演劇の聖地(貸席清風亭跡)」です。
「松井須磨子祭2024」への挑戦と本気のプログラム
「松井須磨子祭2024」は、将来的な「松井須磨子記念館」の設立を目標に松井須磨子のことを多くの方々に知っていただくためのイベントとして「カチューシャの唄生誕110年」を祝し、開催されます。
「人生の中枢意義は、言うまでもなく実行である。」
松井須磨子のパートナーで、共に芸術座を主宰した島村抱月は、このような言葉を残しております。
私も挑戦すること、実行することにこそ、意義があると感じております。
どうぞ、温かいご支援の程よろしくお願い申し上げます。
1、新作アニメーション『カチューシャの誕生』上映会
・本年2024年、「カチューシャの唄生誕110年」を記念し、当協会が制作した短編アニメーションです。日本で女性のC字型の髪飾りがカチューシャと呼ばれるようになった背景には、日本初の歌う女優・松井須磨子や演出家・島村抱月達の芸術を追求する努力の物語がありました。
ナレーション:朱紫令真(元宝塚歌劇団星組男役、長野市出身)
脚本:瀬尾 宙、堀川健仁
プロデューサー:堀川健仁
監督:瀬尾 宙
製作:一般社団法人松井須磨子協会
YouTube公開日:2024年3月26日
松井須磨子協会公式チャンネル ※チャンネル登録お願いします!
2、朗読劇・復活
・『カチューシャの唄』が歌唱された芸術座の代表作『復活』を朗読劇で再現します。
原作:レフ・トルストイ 翻訳/脚本:島村抱月 朗読台本/演出:堀川健仁
カチューシャ:高橋香緒里(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)
ネフリュードフ:朱紫令真(元宝塚歌劇団星組男役、長野市出身)
シモンソン:横田 定(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)
ピアノ:小池真衣(東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修了)
解説:堀川健仁
3、松井須磨子顕彰講演
後藤隆基(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
・立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)
・専門は近現代日本演劇・文学・文化
4、大正ロマンコンサート
・中山晋平が作曲し、松井須磨子が歌唱した『カチューシャの唄』や『ゴンドラの唄』は勿論のこと、『宵待草』、『城ヶ島の雨』、『恋はやさし野辺の花よ』、『故郷』等、美しい日本の名曲を中山晋平の母校・東京藝術大学卒業生が演奏する豪華な大正ロマンコンサート
ソプラノ:高橋香緒里(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)
バリトン:横田定(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)
ピアノ:小池真衣(東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修了)
会場は早稲田演劇の聖地「赤城神社」(貸席清風亭跡)
赤城神社境内の西側奥にあった貸席清風亭は、明治38年(1905)に坪内逍遥が主宰した「易風会」の活動拠点でした。易風会には東儀鉄笛・土肥春曙・水口薇陽等が参加し、雅劇『妹山背山』を上演。易風会は「文芸協会」の母体となり、後に文芸協会を退所した島村抱月と松井須磨子は、その頃は既に江戸川橋沿いに移転していた貸席清風亭を拠点に「芸術座」を立ち上げました。即ち、赤城神社は易風会、文芸協会、芸術座と続く「早稲田演劇の聖地」として日本演劇史上、極めて重要な史跡なのです。
堀川健仁
日本初の歌う女優・松井須磨子養家子孫(高祖父が義従兄)。①松井須磨子の功績を讃え、次世代に伝えていきたいという想いと、②新型コロナ禍で苦しんで来た芸術活動を支援したいという2つの想いから、2022年より東京都内で松井須磨子の顕彰活動(主に講演会やコンサートを主催)を開始し、2023年に「一般社団法人松井須磨子協会」を設立。「松井須磨子記念館」設立を目指している。
【主な掲載】
2023/6/25:「都立雑司ヶ谷霊園・島村抱月墓地の墓じまい問題」で東京新聞朝刊1面トップニュースに掲載
2023/12/23:「松井須磨子記念館構想」で信濃毎日新聞朝刊及びYahooニュースに掲載
【出演】
2023/12/30:TBSテレビ「まさかの一丁目一番地 -女性アイドル歌手の元祖は誰?大調査 SP-」に松井須磨子親族として出演。松井須磨子が日本初のアイドルとしてのお墨付きを賜る。
リターンについて
5000円=「サンキューメール」※お気軽にご支援いただけます。匿名でご支援されたい方も大歓迎です。
1万円=「松井須磨子祭2024 前方列確約」※別途、チケットはカンフェティでご購入ください。
1万円=「松井須磨子祭2024 個人スポンサー 御芳名掲載(個人)」
3万円=「松井須磨子祭2024 シルバースポンサー ロゴ掲載(企業)」
5万円=「松井須磨子祭2024 ゴールドスポンサー ロゴ&広告掲載(企業)」
10万円=「松井須磨子記念館設立支援金ページ 御芳名掲載(個人、企業)」※御芳名を記載されない方も大歓迎です。
今後のスケジュール
2024/3/26:「カチューシャの唄の日」に新作アニメーション『カチューシャの誕生』をYouTubeで公開
2024/3/30:「第2回カチューシャの唄の日記念祭」(主催:松井須磨子協会、後援:長野県、中央区、早稲田大学演劇博物館)を銀座NAGANOで開催
2024/12/8:「松井須磨子祭2024」(主催:松井須磨子協会)を赤城神社 氏子参集殿(あかぎホール)で開催
資金の使い道
松井須磨子祭2024 開催費用
松井須磨子記念館 設立費用
最後に
「松井須磨子祭」は将来的な「松井須磨子記念館」の設立を目標に、松井須磨子のことを多くの方々に知っていただくためのイベントとして開催します。
是非、この大きな目標を達成するための”第一弾”として、温かいご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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