こんにちは。京都市中京区にある。満福寺の第28世住職。また、六満こどもの家(夜間保育園)の園長をしいています。内海秀乘(うつみしゅうじょう)です。7月1日から9月13日までの期間で「満福寺を日本一幸せになれるお寺にする」という目標を掲げてクラウドファンディングに挑戦中です。これまでに60人を超える多くの皆さまから応援・ご支援をしていただいています。温かいご支援・応援に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。今回は、「なぜ、満福寺を幸せになれるお寺にしたいか?」を皆さんにお話したいと思います。お手数ですが、この記事を最後まで読んでいただいて、少しでも住職の思いに共感してもらえましたら応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。只今、計画を進めている満福寺令和大改修プロジェクトの主な内容は・山門の復建工事・鐘撞堂の設置工事・庭の作庭工事という3つの工事になり、これらの工事は「満福寺を幸せになれるお寺にする」ためには絶対に必要不可欠な工事になります。そして、改修工事には多くの乗り越えないといけない問題があり、皆さまの支援がないと改修工事を無事に進めることが厳しいというのが現状です。・なぜ山門や鐘撞堂を復建したいのか!?それは「満福寺にお参りに来られた一人でも多くの人を笑顔にしたい。満福寺にお参りに来てもたった方と仏縁を結ぶことがきっかけになり普段の生活でモヤモヤした気持ちが少しでもスッキリして山門から帰られるときには笑顔になって、幸せになって帰ってもらいたい」という思いから令和大改修工事を決意しました。・満福寺を幸せになれるお寺にしたいと思ったきっかけとは?私はもともと僧侶ではありませんでした。私は大学卒業まで「何かをしたい」というはっきりとした夢はなく、何となく人生を過ごしてきた中で、様々なご縁があり一般家庭から僧侶になりました。私の実家にはお仏壇もなく、お仏壇やお墓に手を合わせる経験も数えるくらいしかない状態から僧侶になりました。そんな状態から僧侶になり、今では何も知らない状態で僧侶になったことが結果的に良かったのだと思いますが、僧侶になって10年くらいは自分の理想と現実のギャップに戸惑い苦しむ毎日でした。「もう無理や。なんで自分がこんなしんどい思いをしないといけないのか」が口ぐせの超が付くほどのネガティブ人間でした。少しでも世間の事を知っている状態で僧侶になっていたら一ケ月も持たずに満福寺を抜け出していた自信があります。笑うまくやろうと思えば思うほど上手くいかずに、周りからは「なんでいつもそうなるの・・・」とダメ出しの毎日に本当に苦しすぎて、自分の人生を終わらせてもいいかもと考えてしまうこともあり、いつ鬱になってもおかしくないくらいの精神状態でした。そして、僧侶になって半年が過ぎたころには師匠が病気で亡くなり、人生どん底の中、誰もお寺やお経のことを教えてくれる方がいないということで、急遽、長岡京市にある総本山光明寺に約2年間住み込みでの修業に行くことになりました。本山での修業は大変でしたが、その2年間の修行の中で、私の思考を変えてくれる方に出会うことが出来ました。ほんの些細なきっかけで自分を変えることができる。これこそ、ご縁だと思いいます。・自分の運命を変えてくれた奇跡的な出会いとは?本山で毎日のように庭や本堂の掃除などの作務をしていると、ある住職さまから声をかけられ、「君は何のために仕事をするのだと思う?」と聞かれました。私は修行していても「こんなに自分は一生懸命に頑張っているのに周りは全然認めてくれない。自分は正しくて、周りの環境が悪い」などと他人のせいにして愚痴ばかりのネガティブ思考は変わることなく、その住職さまに聞かれたときも「僧侶も生活していかないといけないので、目の前のことをただひたすらに一生懸命にやることですか」と答えると、 その住職さんは、「それも大事だけど、もっと大切なことがある」と教えていただきました。それは、「仕事とは働くということ。「働く」の語源は「側(はた)を楽にする」からきており、自分の仕事でどれだけ人を喜ばせることができるかが大切なんだよ」と教えていただきました。例えば、僧侶だったら・・・「あのお坊さんとお話したことやお経を聞いたことがきっかけになり、今までの物の見方や考え方が変わって、生きることが少し楽になって笑顔になれる。そして、あのお坊さんに会いにまた満福寺にお参りしたいなと相手を喜ばせることができる」そういう僧侶にならないといけない。そして、「これこそが本当の意味での仕事なんだと」教えていただきました。そのとき、感動で自分の心がとても熱くなったのを今でも覚えています。この話を聞いたときに、「これからはご縁があって満福寺にお参りに来てくださった1人でも多くの方に今日一日を大切にしてもらい幸せになろうと思ってもらいたい。そして、笑顔で満福寺から帰っていただけるような素敵なお寺にしていきたい」と心に誓いました。今でも大きな壁にぶち当たり、どうしようもなく心が折れそうになって悩むことも多々ありますが・・・・この言葉を思い返して、「檀家様が自分のお話で幸せな気持ちになってほしい。また、満福寺にお参りに来て少しでもご縁を結ぶことができた方の気持ちが少しでもスッキリして笑顔になってほしい」という思いがあったから、苦しいと思うことでもありのままを受け入れ前向きに物事を考えられるようになり、仏教の勉強をしたり本を読むなど自分を磨いていこうとポジティブに考えられるようになりました。このような思いから失敗も多いですが、現在では法話会や御朱印などの一人でも多くの人が笑顔になれる活動を日々心掛けています。仏教の中に「他人は変えることは難しいが、自分を変えることで相手を変えることができる」とありますが、まさに、私が仏教というご縁に出会えたという奇跡があったから、今このように「一人でも多くの人に笑顔で幸せになってもらいたい」と前向きに考えることができる自分がいるのだと思います。こんな超ネガティブ人間だった私でも、仏縁がきっかけでありのままを受け入れ、感謝いっぱいで幸せに生活することができるようになった。だから、一人でも多くの満福寺にお参りに来られた方が仏縁がきっかけで心を変えて幸せになってもらいたい。そして、皆さまの支援の力が集まって山門や鐘撞堂が新しくなった「日本一!幸せになれる素敵な満福寺」に今以上に多くの人がお参りにきてもらって、山門を出るころには笑顔になってお家に帰ってもらい周りの人も笑顔にすることができたらこれ以上に幸せなことはないと思います。目標金額達成まではまだまだ道のりは遠いですが、自分にできることを1つずつやっていけば「皆さまのおかげで達成することができました。ありがとうございました。」と笑顔で報告できると信じています。最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事を読んでいただいて少しでも住職の思いに共感してもらえましたら、応援していただけると有難いです。あなたからの温かいご支援で満福寺が幸せになれるお寺に一歩近づけます。また、ご面倒だとは思いますが、満福寺のプロジェクトのことをご家族やお友達にシェアしていただいて、支援の輪が広がることを願っています。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
六満こども園 の付いた活動報告
こんにちは。満福寺の秀乘です。多くの方からプロジェクトの支援をしていただき、支援額が130万円まで達成いたしました。ご支援をしていただきました皆さま、本当にありがとうございます。皆さまからのご支援や応援コメントにいつも勇気をもらっています。8月に入り、7日まではお墓回向。8日からは檀信徒様のお盆のお参りなどでいつも以上にバタバタな一カ月になりますが、クラウドファンディングも最後まで走り切りますので応援していただけると嬉しいです。先日は京都新聞社様に満福寺のことやクラウドファンディングのことを取材していただきました。初めての取材でドキドキでしたが、取材をしていただいた記者の方はとても優しく丁寧に話を聞いて下さり、とてもリラックスした雰囲気での取材になりました。リラックスしすぎて、もしかしたら余計なことまで話してしまっているかもです。笑また新聞の記事になりましたら活動報告でお知らせさせていただきます。その取材で記者の方から、「これまで多くの人を取材をしてきた中で、成功者の方は色々なことに積極的に挑戦していて、失敗しても、それを失敗だと思わずに失敗したことも成功へのプロセスだとプラス思考で考えることができる人が多い。満福寺さんも色々なことに積極的に挑戦している姿勢を応援したいと思い取材を決めました」と言っていただき。本当にクラウドファンディングに挑戦して良かったのだろうかと思う不安な気持ちに「大丈夫!」と背中を押してもらったような気がしました。そして、その記者の方からやる気と勇気をたくさんもらいました。取材していただきましてありがとうございました。そして、8月に入り、いよいよ鐘撞堂の工事が始まりました。どんな風に鐘撞堂が仕上がっていくのか、活動報告やInstagramで随時報告していきますので楽しみにしてください。Instagramのフォローもしていただけると嬉しいです。引き続き、プロジェクトの応援・ご支援よろしくお願いいたします。