2014年ごろ、多くの旅館で客室内メニューは差し込みが多くパウチだらけの物が多いなと思っていました。あづま荘も例外ではなく、メニューは依頼して作成した物だったため、変更すれば都度金額が発生し、終売品にはテプラで「終売」と貼り、いつまでも変えられない状況だったと思います。
とっても見た目が悪いし、正直分かりづらい。 だったら作ってしまえ。
自作したメニューであれば差し替えは修正して印刷するだけだし、お金をかけずメニューに個性も出せる。そんな事を考え、画像編集ソフトの勉強から始めて1年かけてメニューを作成しました。
予想以上に大変で困難な作業でしたが、飲料売上も向上し、何より分かりやすいとお客様からもスタッフからも評判のメニュー表となりました。
特に私の想いとして、どこの旅館よりも日本酒の酒類を多くしたいと思っていたのでそれが叶いました。一種類ずつ分かりやすくレコメンドを書き、このメニューを作成した人は本当に日本酒が好きなんだね、というお客様のお言葉もいただいています。
あづま荘に宿泊する際は、メニュー内に散りばめられた私も悪ふざけも探して貰えればと思います。