2020年、新型コロナウィルスが蔓延し、同年3月から緊急事態宣言によりあづま荘も休業することになりました。何かしたいのに何も出来ない閉塞感、それが真綿で首を締められるような感覚だったことを記憶しています。
『これじゃダメだ、、絶対時間が無ければ出来ないことをしよう!』と思い、売店の改装を決意しました。以前の売店はショーケースが大幅に場所を取り、雑多な商品配置で棚卸しもままならない、非常にお客様にとってもスタッフにとっても「やりづらい」、そんな売店でありました。
また、並行してECサイト「まいちゃん商店」も作成し、売店は見違えるようになりました。
“ 時間があったから出来たこと ”ですが、売店を何とかする、その目標がスタッフのやる気に繋がり、折れること無くコロナ禍を乗り越えられたのかもしれません。
今では陳列一つ、商品の選定一つにスタッフのこだわりや遊び心が滲み出ています。
昨年から様々改修工事を行い、新しいあづま荘へ向けて舵を切っていますが、一番の先駆けはこの売店の改装だったのだと気づきました。
ひとつひとつにこだわって、手をかけて、でも遊び心を忘れずに、今後もそのような場所を増やして行きたいですね。