2024/04/28 12:27

【終了まで残りあと2日!!引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!】

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「災害時パンツに貼る布シート」開発のアミーです。

2020年からスタートしたアミーの「備蓄で減災プロジェクト」。プロジェクトスタートから4年が経過し、その間に新たな災害が発生、備蓄を取り巻く環境もまた大きく変わったと感じています。

特に大きな変化は、女性の生理に関するナプキンなどの備蓄が進んだこと。以前はなんとなくタブーのように思われていた女性の生理周りの意識がここ数年で変化し、「女性ならでは」の被災時の悩みを解決するアイテムが積極的に備蓄されるようになったと感じます。

また、明治さんの赤ちゃん用ミルク「ほほえみ」ブランドから、水もお湯も哺乳瓶も不要な缶入りミルクが発売されるなど、赤ちゃん用の配慮も進んでいるかと思います。

各自治体でも、少しずつこのようなアイテムの備蓄が増えているようです。

<赤ちゃんがいる方はぜひご参考に!>
(3月に仙台で開催された「仙台防災未来フォーラム」に明治様と共同出展時の様子)>
↓↓↓
https://www.meiji.co.jp/baby/milk-stock/


そして1月に発生した能登半島地震を経て、「実は下着の備蓄が足りていない」という問題にもよりフォーカスされるようになってきました。

プロジェクトページ中でもご紹介しているメディア記事にあるように、被災から1週間のサバイバル期間を乗り越えた後に、入浴・下着の替えの問題が起こってきます。免疫が落ちやすいため、不衛生な状態が続くことで感染症の恐れ、ニオイ・皮膚の不快感や諸症状に悩む方も多いとのことでした。

ただ、下着については「ぜいたくだと思われる」と支援物資を求める声が出しにくかったり、実際に自衛隊に依頼しても支援物資としては優先順位が低く手に入りづらいという声もお聞きします。

ここ最近、各自治体や避難所や民間企業でも「下着」が次にフォーカスすべき備蓄品となっているそうですが、下着は男女差が大きいことやサイズ展開、かさばるため保管スペースの問題等があり、なかなか備蓄が難しいと関係者からお悩みの声が届いています。

ですが、とても必要な備蓄品であることは今後も変わりありません。

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着のみ着のまま避難した際には、下着は身に着けているもの1枚しかない、という状況。

そこで私たちは、「男女兼用」「年齢不問」「サイズ不問」で、もし1枚しか下着がない時、着替えが難しい状況でも簡単に衛生を保てる備蓄品があれば、その問題に貢献できるのでは、、、と考え、今回の布シートを開発・リリースさせていただきました。

さらに薄くて軽くて小さく、保管スペースもとらないため、個人宅でも倉庫等でも備蓄がしやすいというところを重要視しました。

その想いに共感してくださり、また支援してくださる個人の方、また企業等の防災担当者の方がたくさんいらっしゃることをとても嬉しく感じております。皆様ありがとうございます!!

今は下着に限らず、こうして過去の震災の経験から、少しずつ防災対策がレベルアップしていく途中にあると思っています。

私たちはこれからも様々な発信や役立つ製品をお届けし続けることで、その一端を担えればと願っています。

引き続き応援をどうぞよろしくお願いいたします!


アミースタッフ一同