ご支援、応援ありがとうございます。
地震発生から4か月が経過しました。
あまりにたくさんのことがありすぎて、もう何年も前の事のように感じることもあります。輪島塗の生産体制が未だ整わない中でも、おかげ様で展示会やリターンの準備に忙しくさせていただいております。
お箸の生産が「もうすぐ再稼働出来るかもしれない」というところまで来ました。ありがとうございますリターンももう少しお待ちください。
展示会を開催するにしても、加波次吉漆器店には元々展示用の商品在庫があまりありません。
それでもやっぱり展示会には有り合わせでは無く新作を出したい。でも新しい木地も当分作れない…
と、試行錯誤する事2か月…
先日叔父の家の片付けに行った際、古い輪島塗のお椀やお膳が沢山出て来ました。
「もう災害ゴミに出そうと思う」
流石輪島塗。多少狂っている物もありましたが多くは塗りがしっかりしています。
これをなんとか出来ないか?と思いましたが、やっぱり現代生活の場では出番がない物ばかりなんです。
出番が無いなら出番を作ろう。
そう思い、リメイクしたら普段に使えそうな物だけ引き取って来ました。
これを新しく蘇らせて、今度の6月21日からの北九州市での展示会に並べます。
加波次吉漆器店オリジナルの【re・TUBU】として。