皆さま日頃よりご支援と応援頂き本当にありがとうございます。
震災から3ヶ月が経過し、こちらのプロジェクトも残り1ヶ月を切りました。
現在のキャンプ場や珠洲の現状をご報告させて頂きます。
①サイトの地割れ修復作業
先ずは芝生の生えている部分を重機で剥ぎ、サイトの地割れ箇所に砂利を入れてならし、芝生を戻して、土や砂を被せて踏み固めるという面倒な注文をお願いして、作業してもらっています。少しでも芝生を残したいという願いを聞き入れて下さり、感謝しています。キャンパーさん達もサイトに砂をまいて、とんぼでならす作業を手伝ってくれました。ありがとうございます。
②トイレ棟の屋根瓦撤去
トイレの2階屋根の瓦を撤去して、後は解体を待つだけの状態です。業者の宿泊先確保が困難で、珠洲では解体作業が進んでいません。
③駐車場の倒壊倉庫の片付け
倒壊倉庫の瓦や木材がせり出して、駐車スペースを狭めていたので、危なくないように片付けました。
震災から3カ月が経ちましたが、キャンプ場、珠洲市の多くの家屋が、まだ断水状態です。飲料水に事欠くというだけではなく、トイレの使用やお風呂の問題、排水など、水が出ないことからくるストレスは最大です。
そんな中、キャンパーさん達が支援物資をたくさん持って「押しかけ応援」に来て下さり、私達が今どんなに救われた思いでいるか。瓦仕事に出かけて帰って来ると、震災前のようにキャンパーさん達が「お帰り」と待っていてくれ、私達のために食事を用意してくれます。お酒を交わして、和やかに談笑していると、被災していることさえ忘れてしまうくらいで、みなさんのお心遣いが本当にうれしいです。
「もう一度あの景色を見て欲しい」、「ハマノでキャンプをして楽しんで欲しい」、今はキャンプ場復興への熱い想いを持って、1日1日、被災家屋の屋根の修繕に励んでいます。皆さまにはさらなるプロジェクトの拡散、応援、協力をお願い出来れば幸いです。
どうかよろしくお願い致します。