【自己紹介】

はじめまして。

新潟県新潟市で『cafe yadorigi』という珈琲とお菓子のカフェを経営しています、

中村涼と申します。

cafe yadorigi 中村 涼です。よろしくお願いいたします。

以前銀行員として勤務しておりましたが、

５年前脱サラをし、この道へと進みました。

当初は右も左もわからない未経験な私でしたが、お客様や従業員をはじめ、

たくさんの方に恵まれ、今日までたのしく営業させていただいています。

そのなかで私は

"人の想いが伝わるお手紙のようなお菓子"があったらいいなと思い、

製造することに決めました。

【このプロジェクトで実現したいこと】

このプロジェクトを通じて、

日頃伝えられていない想いが伝わるようなお菓子を作り、

小さな幸せがたくさんの場所で生まれることを望みます。

「大切な人へ、ありがとうの気持ちをおいしさに乗せて届けたい。

幸せの総量を最大に。」

【OTEGAMIを作るきっかけは…】

私は6年前に母を癌で亡くしました。

母は当時48歳。

病名は、「上顎洞癌」。

癌が発見されたときには、ステージ4と診断されました。

母と撮った最後の家族写真

上顎洞癌は、初期症状がわかりづらく、

進行してから見つかる場合が多いそうです。

母の場合も、鼻炎持ちだったこともあり、

いつものことだろうと思い、発見が遅れてしまいました。

放射線治療や抗がん剤等、治療を進めていきましたが、

癌の転移が繰り返され、１年闘病の末、

亡くなってしまいました。

母が亡くなってしまったという事実が現実であると自覚した時、

いままで言えなかった母への気持ちや想いが溢れるの止められませんでした。

もうその想いが伝えられないという大きな後悔は

今後一生忘れることはないでしょう。

今考えれば、伝えるタイミングなどいくらでもあったな、と思います。

何かしてもらったときにありがとうという一言から、

いままで育ててきてくれたことへの感謝。

旅行へ一緒に行ったり、何か贈り物をしたり...。

なんて、今であればいくらでも思いつくことでも

当時は進学で親元を離れて生活していたということや

日々の生活での忙しさ

そして一番近しい存在である母であるからこその気恥ずかしさなどという

言い訳をつけて伝えられていなかった。

言葉を伝えるという大切なことを後回しにしてしまった。

人は失ってからそのことの大切さを理解し、実感する。

自身の身をもって知ることになってしまいました。

それでは遅いのにね...。

そのような私の実体験からこの"OTEGAMI"が生まれました。

"両親"、"家族"、"友人"だけでなく、

"自分自身"に対しても、気持ちや想いと向き合い、

伝えるきっかけとして"OTEGAMI"を是非使ってみてほしいんです。

「いつか伝わるだろう」

「そのうち伝えよう」

その気持ちが消えないうちに、

伝えられるうちに

伝えてほしいなと思います。

そしてそれが伝わることで、日々に小さな幸せを生み出し、

幸せの総量を最大化したい。

そんな想いが、”OTEGAMI”のきっかけです。

【バターサンドを選んだ理由】

私が、”OTEGAMI”としてバターサンドを作ろうと思った理由は、

バターサンドがブランドイメージとぴったりだったため。

繰り返しになってしまいますが、

私は過去の経験から、

「想い」が伝わるお手紙のようなお菓子を作りたいと思い、

"OTEGAMI"というブランドを作りました。

名前の通り「手紙」がもとになっていますが、

私が思い浮かべた手紙のイメージが

「シンプル」「白い」「優しい」でした。

そのイメージに合うのがバターサンド。

二枚のクッキーにサンドされたバタークリーム。

フォルムの要素をこれ以上、引き算することのできないくらい

「シンプル」な形に

「白」や淡めの色が基調で見た目も味わいもどこか

「優しさ」を感じるお菓子。

想いを伝えるための”OTEGAMI"には、

バターサンドしかないと感じました。

【私たちの商品・お店のこだわり】

今回、”OTEGAMI”のバターサンドを作りあげる仲間

作り手の「パティシエ古山」を紹介します。

パティシエ　古山 陽一

古山と私は、同じ高校の同級生。

彼は高校卒業後、製菓専門学校へ進学し、

その後関西の有名パティスリーのチーフパティシエとして6年活躍。

そしてパティシエとしての研鑽を積むために東京の製菓企業に転職。

4年勤務の中、製造及び商品開発の責任者として責務を果たし、

現在は一緒に働いています。

古山の作るお菓子はどれも魅力的で、買っていただいた方の食べる空間を想像し、

まるで真っ白なキャンパスに色彩を加えるかのように仕上げます。

cafe yadorigi 販売中の焼き菓子 
カシスとショコラ・ガトーマロン・レモンケーキ・珈琲とキャラメル（左から）

新潟県産越後姫のフレジエ

バースデーケーキ

"OTEGAMI"のバターサンドのテーマは、

口当たり軽やかで、フレッシュなバターサンド。

今日、たくさんのバターサンドがありますが、

バタークリームが重めの印象です。

そこで、”OTEGAMI”のバターサンドのバタークリームは、

バターのほかにクリームチーズとホワイトチョコを使用。

それぞれの比率を調整し、食べ飽きない、２つ、３つと

思わず手が伸びてしまう、そんなバターサンドを目指しています。

また、クッキーには地元新潟県産の米粉を

加えることにより、クッキーとバタークリームが喧嘩せず、

調和をとれるよう、配合も研究しました。

このバターサンドは、出来立てのおいしさをそのまま味わってほしいので、

出来立てすぐのものを冷凍し販売します。

見た目はシンプルに、

ぬくもりや温かさを感じられるようなバターサンドができあがりました。

お召し上がりの際は、一晩冷蔵庫で解凍し、お召し上がりください。

【リターンについて】

私の経営する、cafe yadorigiは、コーヒーとスイーツがメインのお店です。

今回リターンとして、

クラウドファンディング限定のコーヒー豆（ブレンド”たより”）や、

新潟市北区特産品を使った焼き菓子（焼き芋カヌレ）をご提案させていただいています。

また、先行販売としまして、"OTEGAMI"のバターサンドレギュラー商品に加えまして

このクラウドファンディング限定のバターサンドをお作りいたします。

※限定のバターサンドの味の種類については、活動報告にて発表させていただく予定です。

　「限定ブレンド”たより”」 や 「焼き芋カヌレ」、「バターサンド」につきましては、

　ギフト用にメッセージカードの作成も行います。

　ご希望の方は、ご購入の際、備考欄へ

　「お相手の名前」「メッセージ内容」「ご購入者の方のお名前」等ご記入くださいますよう

　よろしくお願いいたします。

そして、こちらも支援していただいた方のみ限定で、

cafe yadorigiでの特別営業にご招待させていただきます。

（お日にちはご購入者の方々と相談の上営業させていただきます。）

そのほかに、１日貸切営業もご提案させていただいてます。

ご利用いただけるととても嬉しいです。

【今後のスケジュールについて】

8月中　　 包装資材・パッケージ完成・発注。
8月末　　 クラウドファンディング終了。
9月中旬～　　 リターン発送 
10月以降   特別営業ご招待

皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします。

【資金の使い道】

パッケージ作成費用：約13.6万円
広報費：約3万円
手数料(17%+税)：約3.4万円

【最後に】

”OTEGAMI”を通して

想いが伝わることで、そこからたくさんの方の幸せが生まれたら

私にとってこれほど幸せなことはありません。

少しでも、ご共感いただきましたら、ご支援いただけると嬉しいです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

中村　涼

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。