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【高専生が世界に挑戦】献上昆布の凄みで、漁師さんをハッピーに!

【函館高専・成田美碧】献上昆布の歴史があるのに食事の洋風化や収穫・加工の大変さから後継者不足を抱える函館の昆布産業。日本で唯一の献上昆布の凄みで昆布の利用を拡大しながら世界16億人の健康課題であるヨウ素欠乏症もおいしく解消します。ヨーロッパをターゲットに、海外から逆輸入の評判で漁師さんをハッピーに!

現在の支援総額

649,500

129%

目標金額は500,000円

支援者数

81

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/09に募集を開始し、 81人の支援により 649,500円の資金を集め、 2024/04/18に募集を終了しました

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現在の支援総額

649,500

129%達成

終了

目標金額500,000

支援者数81

このプロジェクトは、2024/03/09に募集を開始し、 81人の支援により 649,500円の資金を集め、 2024/04/18に募集を終了しました

【函館高専・成田美碧】献上昆布の歴史があるのに食事の洋風化や収穫・加工の大変さから後継者不足を抱える函館の昆布産業。日本で唯一の献上昆布の凄みで昆布の利用を拡大しながら世界16億人の健康課題であるヨウ素欠乏症もおいしく解消します。ヨーロッパをターゲットに、海外から逆輸入の評判で漁師さんをハッピーに!

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第1回 高専起業家サミット出場!

食事の西洋化で「昆布で出汁をとる」ことが少なくなっており、しかも天然昆布資源の枯渇、昆布漁師が収穫から加工までおこなうという作業の大変さなどもあり、職業としての昆布漁師の魅力は薄れ、後継者不足を抱える函館の昆布。でも古くは皇室や将軍家への献上昆布で、上品な香りと旨味で昆布の中でも最高級ブランドです。一方で、海藻食文化がない国々はヨウ素不足による健康リスクがあります。そこで日本で唯一「献上昆布」=ヨーロッパにおける「王室御用達」を称することができるこの最高級献上昆布で、美味しくヨウ素不足を解消します!海外からの評判で海外向け需要の拡大と、評判の逆輸入による国内知名度向上で、昆布の魅力も向上させて漁師さんをハッピーにしたい! 


こんにちは!
Help Kelp発案者 成田美碧(なりたみお)と申します。
函館工業高等専門学校の1年生で、次年度から物質環境工学科の2年生に進級します。
北海道の函館市出身。南茅部の豊かな森や海、温かい人たちに囲まれて育ちました。

祖父の作業場から見える海

Help Kelpでは、後継者不足を抱える函館の昆布産業を盛り上げたいという想いで、函館真昆布の新商品の開発を行います。

このクラウドファンディングを通して、たくさんの人に函館の真昆布の上品な香りと旨味のある出汁が取れ、噛むたびに旨味があふれる、皇族や将軍も愛した「献上昆布」の凄みを知っていただきたいです。 


北海道 函館市 旧南茅部町で生まれ育ったわたしは、夏になると祖父母の昆布漁を手伝っていました。夜中の2時3時に起きて重たい生昆布にピンをつける作業はとても大変ですが、終わった後のジュース一本が楽しみでした。笑
しかし、40年ほど養殖昆布を続けていた祖父母も高齢になり、体調を崩し昆布漁を辞めざるを得なくなってしまいました。昆布の里にいるのに、昆布の存在が遠くなってしまったわたしは、お世話になった地元のためにできることはないかと思うようになりました。

また、南茅部では、少子高齢化や町から離れる若者が多く、後継者不足が深刻です。次の担い手がいないため、昆布養殖を廃業する高齢者も少なくありません。

「このままでは函館真昆布が日本から消えてしまう!」

昆布漁の後継者を獲得するため、漁師さんがハッピーになることが必要だと考えました。高専に入学して、SDGsや未利用資源のアップサイクルの事例を多く知り、南茅部でも昆布の仮根(ガニアシ)が廃棄されていることを思い出しました。この低利用部位の付加価値を上げることで、漁師さんの新たな収入源を増やします。函館真昆布に新たな価値を生み出すことで、南茅部全体も盛り上げていきます。元は「献上昆布」と同じ真昆布です。皇室や将軍家も愛した最高の出汁が出るのです! 


〈函館の昆布は真の昆布=真昆布〉
10種類以上あると言われる北海道の昆布の中で函館産の昆布は「真昆布」です。真鰯(いわし)、真鱈(だら)、真鯛(だい)など「真」のつく品種はそのグループの代表でありその種類こそが「真(しん)」のものです。その証拠に、函館真昆布は古くは将軍家や皇室への「献上昆布」として最上級の昆布だったのです。つまり「真」昆布です。「献上昆布」としてのこだわりの品質とかたくなな製法、そして仲買人による買取りと料亭などへの販売が主であったため、一般家庭への浸透が遅れ、その間に利尻昆布や羅臼昆布などが一般家庭にも広がり北海道の高級昆布としての地位を確立していきました。いまでも「献上品」としての高級料亭が主要なターゲットであるために、北海道民以外からは「へぇ函館でも昆布が取れるんだ?でも利尻や羅臼の方が有名だから高級なんでしょう?」という認識で苦戦しています。「真」昆布なのにです。 


<低利用部位ガニアシのアップサイクルと海外展開> 

海藻食の習慣がない多くの国々はヨウ素欠乏による甲状腺の病気のリスクがあります。1993年のユニセフとWHOの報告によると全世界で約16億人がヨウ素欠乏症にさらされています。海藻にはヨウ素が多く、従って海藻を多く食する日本では、むしろ取りすぎといわれるくらいですが、ユニセフは食塩に少量のヨウ素を添加する予防方法を推進しています。このためヨーロッパでは食塩にヨウ素を添加するのを義務付けたり、井戸の中に徐々に溶解するヨウ素を投入する方法をとっている国など、108か国で予防対策がとられています。  

私は、このような「薬品としてのヨウ素」を混ぜた食塩ではなく「昆布塩」、井戸水に「薬品としてのヨウ素」を入れるのではなく「昆布出汁」なら『和食の真髄に触れながら、おいしくヨウ素欠乏症を防止する』ことができると考えました。

  

<海外における王室御用達の凄み> 

海外では和食が無形文化遺産になり、その根幹として「出汁」が認知されています。昆布本体より栄養素が豊富なガニアシを原料とする「献上昆布塩」として他の昆布塩との差別化を図り、アップサイクルも実現します。そして「ガニアシ」の昆布塩がうまいなら、昆布の本体(葉の部分)はそうとう旨いに決まっている!という興味で、出汁もとってみたいと思うことでしょう。そこで真昆布を規格に沿った幅に揃えるために裁断する際に発生する「赤葉(赤は)」を出汁昆布としてアップサイクルします。つまりガニアシも赤葉も現在の昆布加工作業を変えることなく、調達可能です。 

こうした献上昆布の昆布塩と出汁昆布によって、海外の和食ファンを起点に評判を生み出し、函館真昆布の海外消費の拡大と、その評判を逆輸入した国内知名度向上による国内消費拡大も図ります。世界最古の皇室や将軍家への献上昆布=「ヨーロッパなら王室御用達」への尊敬(歴史的重みの品質保証)というヨーロッパ諸国の国民性も刺激したステータスを確立できると考えています。「あの日本がそこまでこだわっている昆布」は日本ファンの心理をくすぐるでしょう。 

つまり、昆布塩で、①ヨウ素欠乏の解消、②廃棄物のアップサイクルでSDGsに貢献するとともに、③「献上昆布(王室御用達)」を宣言できる唯一の昆布である凄みで海外から火をつけ、函館(南茅部地区)の昆布の消費拡大と昆布漁の職業としての魅力向上に貢献する一石三鳥のプランです。 


○海外のヨウ素欠乏症を薬品としてのヨウ素ではなくヨウ素が豊富な「昆布」を使った食事でおいしく解決! 

○函館の真昆布の知名度を、海外を起点にして向上させる! 

○お金をかけて廃棄されているガニアシや、赤葉に新たな付加価値を与えるアップサイクルプロセスの確立! 

こうしたことにより函館昆布の消費量が上がり、昆布漁師の魅力が向上し、収入も増えハッピーになります! 


活動状況

ガニアシのヨウ素の含有量を正確に定量する準備をしています。 ヨーロッパの食事にも合わせた商品開発と加工方法について模索中です。 養殖昆布の水揚げが6月下旬から始まります。この時期の昆布は柔らかくとてもフレッシュです。この時期に合わせて商品加工できるように原料の調達から加工までのプロセスを検討しています。 

函館高専とのベルギーやフランスなど海外連携協定校を通じ、海外モニターを集めています。 


リターンについて

函館の写真や、昆布塩、アカハだしパックのプロトタイプなど様々なリターンをご用意しております!

ご支援よろしくお願いいたします!


スケジュール

2024年
4月   クラウドファンディング終了
6月   商品開発開始
12月   リターン発送


資金の使い道

商品開発費:約15万円
商品作成費:約10万円
リターン準備費:約1万円
リターン配送料:約2万円
手数料(17%+税):約6万円


最後に

地元函館・南茅部に貢献したい!そんな思いから始まった本プロジェクトです。
沢山の方の支えがあって、ここまでくることができました。
アイデアだけで終わらせず、次は実際に商品を作るフェーズに移っていきたいと考えています。そのためには、皆さんのお力添えが必要です。

支援…というより、一緒にこのプロジェクトを作っていく!という感覚で温かく見守っていただけますと嬉しいです。伝統ある和食の火を消さないためにも「真」昆布の責任と使命は大きいと考えています。 

ぜひ、このプロジェクト一緒に作っていただけますと幸いです。お待ちしております。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

昆布漁の写真の出典 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020020600026/"

成田美碧が未成年の為、本プロジェクトオーナーは母親が担当しております。

最新の活動報告

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  • こんにちは! Help Kelpです!活動報告が遅くなってしまい申し訳ございません。ついに、約1か月挑戦したクラウドファンディングが終了いたしました。みなさまにご支援・応援いただいたおかげをもちまして、当初の目標を大幅に上回り、目標金額の129%を達成することができました。本当にありがとうございます!この1か月でたくさんの方と出会い、様々なことを経験しました。世代も住んでる場所も全然違うのに、出会った方々全員が超絶アツい想いを持っていました。超絶アツい方からの一言は背筋がピンと伸びて気持ちが入りなおします。クラウドファンディング中、毎日のように感じたのは「人って本当にあたたかい」です。私はたくさんの方々に、機会に、恵まれてこの活動ができている。と改めて感じました。日々、感謝を忘れずにこれからも一歩一歩頑張っていきます。最後になりますが、人はとてもあたたかい…!としみじみしていたら、本当に体温が39℃もありました。(私自体がアツくなってどうする!!)生活環境がこの四月から変わった方も多いかと思います。どうか、みなさまもお体ご自愛下さい。随時、InstagramやX(旧Twitter)、キャンプファイヤーを通して活動を報告してまいります!商品開発、リターン発送などこれからも頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします! もっと見る

  • こんにちは!Help Kelpです!なんとなんと!!みなさまの沢山の応援・ご支援のおかげをもちまして、 目標金額の80%を達成いたしました!ありがとうございます!ここ1週間は、FMいるかさんの 「オトノハにのせて 人ネットワーク」 に出演させていただいたり、北海道新聞さんに取材していただいたり、私の活動について言葉にする機会がたくさんありました。言葉にする中で、まだまだ努力できるなぁと感じるところも多々発見…でもそれは、まだ成長ポイントがたくさんあるってこと!めげずに学んでいこうと思います!また、ラジオや新聞は全国、全世界に私の言葉、プロジェクトが発信されるということで、「言葉の重み」というものも感じることができました。活動にはいつも責任が付きます。この責任をきちんと自覚して活動していくことはとても大切だと気づくことができました。残り2週間をきりました。自分の行動に責任をもって頑張っていきます!これからも応援・拡散よろしくお願いいたします!! もっと見る

  • こんにちは!Help Kelpです!50人以上の方々の支援・応援のおかげをもちまして、目標金額の70%を達成することが出来ました!皆様からの暖かいメッセージに活動のパワーを頂いています。本当にありがとうございます!さらに…!活動を応援してくれている大先輩にお力添えを頂き、FMいるかさんに出演することとなりました!「4月1日  11:10~ オトノハにのせて 」です!このプロジェクトや私の学校生活についてお話します。ぜひ、聞いて下さると嬉しいです!引き続き応援・拡散よろしくお願い致します! もっと見る

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