▼ネクストゴール100万円‼️
沢山のあたたかいご支援、本当にありがとうございます🙇♀️
始まりから半日で、当初目的としていた30万円を突破し、先日50万円のご支援までも、いただくことができました。
これを受けまして、当初はネットプリントで行う予定だった印刷を、印刷屋さんで行えるのではないか?と思っています。
印刷屋さんで刷ると、だいたい40万円あればA4、40ページ、2000部の印刷ができますが(ネットプリントの4倍くらいです)
色校正などしていただき、より美しい冊子が出来上がると思います。
40万円を印刷に回すためには、最低100万円の支援金が必要となります。
ぜひ、皆様のお力添えで、100万円まで伸ばしていきたいです!
リターンも沢山増やしました✨
ぜひ、お好きな作品をゲットして、白老の作家さんを応援してください‼️
※100万円に到達しなければ、もと予定していたネットプリントで印刷させていただきます。
▼プロジェクトの実行者について
乾藍那(いぬいあいな)と申します!
私は、2021年10月より2024年2月まで、白老町の地域おこし協力隊のアイヌ文化振興担当として活動してきました。
しかし、アイヌ文化を専門的に勉強したわけでもなく、白老に知り合いもいなかった私。
すんなり白老の方々に受け入れられた訳ではなく、着任当初は私のことを、「何者だろう?」と思った方も多かったと思います。
大学生のようなフレッシュさもなく、仕事できる風の貫禄もない私です。
しかも、子持ちでシングルマザーだし、「Youは何しに白老へ?」と思われた方も多かったと思います。
私が白老に来た経緯は、私の描いたマンガも読んで見てください👇
それでも、民俗学を研究する父から「とにかく、人の話を聞いて、記録するように」と言われたことを、コツコツ続けてきました。
海外で7年暮らした経験も活かし、知らない文化や土地、人々の中で、自分が深く学べる方法を探りました。
小さい子どもを育てながらの活動で、制限もある中でしたが、白老の皆さまに支えられて、活動を終えることができました。
活動の中で、私は特に手仕事をする人々に魅かれました。
私自身も京都の大学やイタリアの大学院で絵を学んだので、手仕事自体も好きだし、作家さんの気持ちに共感できたのです。
そこで、2023年に「白老ハポの手仕事」という冊子を発行しました。
日本語版「白老ハポの手仕事」は、NHKの番組でも紹介されたので、ぜひすぐ下のリンクから、動画をご覧になってください。
▼このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、白老のアイヌ工芸作家を紹介する冊子「白老ハポの手仕事」を英語に翻訳します。
そして、白老町に来た海外からの観光客や、海外の大学・メディア・博物館へ無料配布することを目指しています。
私は、彼らの作品の美しさと、作家たちが作品づくりに込める想いを、世界の人々に知ってもらいたいと考えています。
▼プロジェクト立ち上げの背景
白老には、美しい手仕事の文化が根付き、アイヌ刺しゅうをはじめとした工芸に携わる人が多くいます。
しかし、そんな作家たちと、外部の人々との出会いの場は限られています。
まして、海外からの観光客にとって、白老町内で活動する作家と出会うための扉は、ほとんど開かれていません。
そんな時、この英語の冊子が、町内の宿泊施設などに置かれていれば‥‥!
お土産屋さんに、作品だけでなく、作者を紹介した冊子があれば‥‥!!
私は、冊子を通して、海外の関心のある人と白老の作家との出会いの場を作ることで、それぞれが幸せな交流が出来るといいなと思っています。
英語版「白老ハポの手仕事」は、彼らの作品を紹介するだけでなく、受賞歴や講師歴も紹介しています。
このプロジェクトを通じて、冊子が名刺のような役割を果たし、作家の新たな活躍の場を開拓することも目指しています。
▼これまでの活動と準備状況
昨年、私は白老町で活躍するアイヌ工芸作家に焦点を当てた冊子「白老ハポの手仕事」を発行しました。
この冊子の発行を記念し、2023年4月には、紀伊國屋書店札幌本店で展示を行いました。
また、2023年11月には、ギャラリーカフェ・エスキスで展示を行いました。
作品と一緒に冊子を無料配布することで、作者について知ることのできる展示を目指しました。
しかし、この冊子は現在、日本語版しかなく、より多くの人に読んでもらうためには、多言語対応が必要です。
そこで、私は英語版冊子の国内外での無料配布を計画しました。
現在、私は翻訳作業を終え、アイヌ工芸作家の講師歴・受賞歴や作品づくりの想いを英語で紹介しました。
また、配布先の調査も行なっており、順調に準備を進めています。
▼配布先について
ベネチア・カフォスカリ大学、ベネチア・東洋美術館、フィレンツェ大学、ボン大学、国立スコットランド博物館、アメリカ自然史博物館、ロシア国立民族学博物館、ベルリン東洋美術館、ヒルデスハイム市立レーマ博物館、オーストリア・ウィーン国立民族学博物館、ベルリン・ダーレム国立民族学博物館、ケルン市立東洋美術館、ソヴィエ ト連邦諸民族文化博物館、ブダペスト国立民族学博物館、ハンブルク市立民族学博物館、オーフース市 モェスガ ー ト先史学博物館、ホルニマン博物館、大英博物館、ピット・リバス博物館、ライプチヒ民族学博物館、プラハ国立民族学博物館、マールブルク大学、リューベック市立民族学博物館、オックスフォード博物館、バチカン博物館、パリ人類学博物館、ケルン市立民族学博物館、クランモアー博物館、ノイミュンスター織物博物館、ベルリン・プロシャ文化財団ベルリン民族学博物館…等。
いつか私は、海外へこの冊子を持ち、作家さんと一緒に、展示や実演に行きたいです。
もちろん、それには何百万というお金が必要なので、すぐに実現できるとは思いません。
でも、この冊子が海外の施設に寄贈されることで、ご縁ができるかもしれません。
皆さまのご支援が、その縁を結ぶための第一歩となります。
▼リターンについて
支援者の皆様には、冊子の裏表紙に小さくですが、お名前を入れさせていただきます。(希望者のみ)
また、プロジェクト成功のお礼として、冊子で紹介された作家の手作りの作品をお送りします。
プロジェクトにご支援いただくことで、冊子が発行されるだけでなく、作家をダイレクトにご支援いただくことにも繋がります。
なお、作品は一つ一つ手作りで、数に限りがあります。
このプロジェクトにご支援いただければ、白老のアイヌ工芸作家を応援し、彼らの活動を広く知ってもらうお手伝いができます。
▼スケジュール
⚫︎翻訳作業および冊子の制作は、2月中に完了しています。
⚫︎5月から印刷と配布の準備を行い、6月から順次配布を開始します。
⚫︎全ての配布が完了するまでには、7月頃を予定しています。
⚫︎なお、リターンの発送についての時期は、6月頃を予定しています。
▼資金の使い道
※資金100万円で想定
⚫︎冊子印刷2000部‥‥印刷所にて、約40万円
⚫︎冊子送料‥‥約5万円(海外の大学・メディア・美術館等へ発送予定)
⚫︎CAMPFIRE手数料‥‥約19万円
⚫︎リターン仕入れ(作家への支払い)‥‥約35万円
⚫︎リターン配送料‥‥約1万円
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▶︎もし100万円集まらずにネットプリントになる場合、もしくは100万円を超えた場合、余剰にいただいた資金は、以下のような活動に使用させていただきます。
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①白老の作家さんをご紹介する作家カードを作り、作品取り扱い店に置かせていただきたくこと。
こちらは私がデザインし、自宅のプリンターで印刷しています。
今後は、英語版も作って、店舗に置かせていただきたいと思っています。
資金は、インク代や紙代、英語翻訳代、配布に回るガソリン代に充てたいです。
②作家さんの名刺もデザインと印刷
これまでも紙代やインク代は作家さんに頂いておりましたが、時間も手間もかかるものです。
これらの活動を続けていくためにも、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!
▼応援メッセージ
宇梶静江さん
藍那さんにお会いしたのは、2021年の秋。
私が白老に越してきた頃でした。
藍那さんは、協力隊のひとりとして、私のところへ来て「アイヌの勉強をしたいから、静江さんの補佐をしたい」と申し出てくれました。
それから、食文化や衣服のことなどを、一緒に勉強してくれたことが、忘れられません。
一緒に過ごす中で、彼女の素晴らしい表現の才能も見せていただきました。
そんな藍那さんに、今回の冊子のことについてお聞きしたので、彼女の活動を応援したいと思っています。
彼女を応援することが、民族を応援することにつながるのです。
役場の日置典邦さん
乾さんには、白老町の地域おこし協力隊で初めての「アイヌ文化振興担当」として活動していただきました。
「アイヌ文化」に飛び込む勇気や様々なご苦労もあったと見受けますが、その中でも乾さんらしく、精力的にアイヌ文化に触れるような活動をしていただきました。
色んな体験をSNSで発信していただき、白老町のアイヌ文化の振興と発信に大きく貢献していただきました。
今、白老の作家さんにスポットを当て、世界中へ紹介する活動を続けていることは、町の文化振興にもつながります。
そして何より、この活動はアイヌ文化を伝承していらっしゃる皆さんを応援をすることにもなります。ぜひ!世界中に向けて発信していただきたいと思います。
この活動を、私たち白老町としても応援していきます!
大江智子さん
昨年、この「ハポの手仕事」が発行され、手に取った何人もの方から、感想を聞く機会がありました。皆さん一様に、その内容に感嘆されていたのが印象的でした。
この「ハポの手仕事」が教えてくれるのは、対話の大切さ。
自分の知らなかった文化を理解するために、どのくらいの時間を費やしたのか。
作家さんと一緒に活動し、食事をし、話をした様子が綴られていますが、その文章に隠れた何倍もの努力とご苦労が伺えるのです。
さらに、これを世界に拡めたいと言う想いでクラファンに挑戦するなんて、それも作家さんへの循環も考えてのプロジェクトですよ。これは、一緒に過ごしたからこそできること。
おばちゃんは感動しているので、しらおいナビの記事にもしちゃいました。
『白老ハポの手仕事』を世界に紹介したい!クラファンで冊子無料配布プロジェクトに挑戦の過程
今回、こんなにもあいなさんと一緒に行動して、初めてその実直さ、素直さ、真面目さに触れることができました。
あいなさんなら、きっと世界中に届けてくれると思うし、工芸作家の方々の力になれると確信を持っています。
あいなさん、超絶応援しています❤︎
▼これまでの活動に関する報道
白老町地域おこし協力隊として、私の行ってきた活動について、こちらの報道もご覧ください。
NHK(動画あり)▶︎アイヌ伝統工芸品など作る人を紹介 白老町で冊子完成
NHK▼白老町 アイヌ工芸や作家たち 冊子で紹介
北海道新聞▼アイヌ民族の手仕事を冊子に 白老の刺しゅう・工芸作家を紹介 協力隊員・乾さん作成「つないできたもの知って」
北海道新聞▼アイヌ工芸のぬくもり感じて 白老の作家、札幌で作品展
北海道新聞▼アイヌの伝統 和人とともに 古布絵作家・宇梶静江さん講演 札幌
苫小牧民報▶︎アイヌの手仕事紹介 冊子を制作 地域おこし協力隊員の乾さん 札幌で関連作品展も 白老
苫小牧民報▼札幌で「ハポの手仕事展」 アイヌ刺しゅうなど紹介 29日~5月4日 地域おこし協力隊の乾さん 白老
苫小牧民報▶︎来月9日から「白老手仕事」展 札幌のカフェエスキス
苫小牧民報▶︎アイヌ民族文化伝承者の宇梶さん 絵本を読み聞かせ 白老
苫小牧民報▶︎歌、踊り、漫才楽しむ 蔵でニンチュㇷ゚コンサート 白老
むろらん民報▼アイヌ伝統の手仕事、冊子に 地域おこし協力隊
毎日新聞▼「共に生き、平和な世界を」 アイヌ復権に尽力、宇梶静江さん訴え
白老町広報「元気」▶︎町地域おこし協力隊 乾藍那さん アイヌの手仕事を紹介する冊子を制作
▼最後に
私は、白老のアイヌ工芸作家を広く知ってもらうために、冊子「白老ハポの手仕事」を英語に翻訳し、無料配布するプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトを通じて、アイヌ文化と伝統工芸に興味を持つ人々に、白老のアイヌ工芸作家の魅力を伝えることができます。
また、彼らの活動を支援することで、アイヌ文化の継承と発展に寄与することも目指しています。
プロジェクトにご興味を持っていただけましたら、ぜひご支援いただければ幸いです。
ご支援いただいた皆様には、心からの感謝の気持ちを込めて、作家の手作りの作品をお送りします。
どうぞ、このプロジェクトにご協力いただき、白老のアイヌ工芸作家の活動を応援してください。
最新の活動報告
もっと見る展覧会「白老の手仕事展」開催について
2024/09/25 08:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
返礼品の送付について
2024/06/10 19:59こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
冊子が2000部、届きました!
2024/06/07 17:182000部、届きました〜!明日は、返礼品の発送作業を行います。10時から、ポロトミンタラで行う予定です。今日は、レターパックを85個買いました。近々、会えそうな方には、直接お渡しするつもりですので、お送りいたしませんが、気長にお待ちいただけますと、幸いです。そして、ご住所をいただいていない方で、冊子をご希望の方は、明日から、ポロトミンタラにございます。ぜひ、取りに来てくださいね。郵送も可能ですので、ご連絡ください! もっと見る
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