LINEで送る7月25日の大雨により、秋田県・山形県を中心に大きな被害が発生しました。
今回の大雨災害により被害に遭われたすべてのみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。
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このプロジェクトでは、観測史上最大雨量を記録し地域全体が大きな被害を受けた黄桜すいの里 由利本荘市東由利の、これまで観光資源として活躍していたじゅんさい沼を復興させ来年の第７回目の痛車フェスイベント＆じゅんさい早食い大会が開催できるように、そして、由利本荘市の災害復旧活動への募金呼びかけを企画しています。
ご挨拶
いつも黄桜すいと東由利に関わってくださり、応援していただきありがとうございます。
２月には、全国のみなさまのご支援で大平スキー場で花火を打ち上げさせていただき、雪に閉ざされた薄暗い東由利のまちが眩しく輝く最高の日となりました。
それからわずか５カ月。
黄桜すいが暮らす自然豊かな由利本荘市東由利は7月25日、観測史上最大の大雨によって土砂災害、道路崩壊、各地通行止め、家屋の浸水や停電、集落の孤立、多くの農地、地域全体に被害が及びました。東由利の台地が悲鳴をあげているように感じます。
黄桜すいとは？
『黄桜すい』(イラスト：東城みな/CV：相葉ゆきこ)は、秋田県由利本荘市をSNSで地域のPRをするご当地萌えキャラの一人です。人口２９００人の旧東由利町の地域活性化を目的に2016年5月から道の駅東由利を拠点に地元の有志たちで関係人口づくりのためのイベント企画や情報発信をしてきました。これまで多くのファンに応援していただき、現在も成長しています。
『ゆりほん娘』は由利本荘市の旧１市７町の各キャラクター８人の総称です。
東由利のじゅんさい
じゅんさいと言えば、日本一の生産量を誇るのが秋田県三種町です。その他の県内地域、全国的にも栽培しているところは珍しいほどあまり馴染みのない食材かもしれません。
東由利のじゅんさいは、３０年以上前に三種町から株を分けてもらい減反した田んぼに植え、やがて田んぼ一面に広がっていったものです。
じゅんさいとは、スイレン科の多年草植物で寒天状のぬるぬるとした透明な 粘質物の付いた新芽を食します。 とても淡泊な味わいですが、水中に芽吹く「エメラルド」とも讃えられる、涼しげな風情とツルッとした食感・喉ごしが、夏の到来を感じさせてくれる高級食材です。
東由利のじゅんさい沼では摘み取りの手間が大変ことからどこにも出荷せず放置されていたものを黄桜すいプロジェクトが東由利の観光資源としてイベントに活用してきました。
毎年春に開催している『黄桜すい誕生祭＆痛車フェス』ではイベントを盛り上げる目玉として朝に摘み取った東由利じゅんさいで「じゅんさい早食い大会」や地域交流のイベント、摘み取り体験で提供して地域活性化の観光資源として活用してきました。
このじゅんさい沼は山間部にあり、沢の清流をかけ流しの天然育ちでイモリやゲンゴロウ、その他色んな水中生物が生息していて初夏にはたくさんの蛍が飛び回り、サワガニを見つけられたりと自然学習にもよい豊かな環境です。
（恒例の痛車フェスとじゅんさい早食い大会）
じゅんさい沼が被災
そんなじゅんさい沼ですが、この度の観測史上最大の豪雨で土砂が流れ込み、水路が崩壊したことでこれからじゅんさいが生存できなくなりそうです。
まずは、沢の水をかけ流しできるように水路を確保することができればじゅんさいの半分は延命でき、来年春の『黄桜すい誕生祭＆痛車フェス』でのじゅんさい早食い大会を継続することができます。
現在、このじゅんさい沼の周辺がどうなっているかというと、
・水を引き込んでいる沢が崩壊し道路に流れる
・崖崩れにより土砂が流入
・水路が詰まる
・山崩れと道路の崩壊
沢の水は水路が土砂で塞がり道路に流れ出てしまってはいますが、少しだけ染み出ている水が崩れた土砂の上を伝って沼に入ってきている奇跡的な状態を維持しています。
減反農地であるため行政の補助などの対象とはならず、個人で水路を復旧させなければいけません。
人の力では及ばないところは重機をレンタルして塞がった水路の土砂を掘り起こします。
このじゅんさい沼のある集落ではたくさんの道路の崩壊と崖崩れ、田んぼの被害がありました。
（じゅんさい沼下流の地域）
これからも東由利の地域活性化の役に立てるじゅんさい沼を守るために、水路が経たれないようにできるだけ早く復興させたいです。
黄桜すいにゆかりのある方たちからボランティアを募集して「黄桜すいを体験する合宿７」を企画して復旧作業を手伝っていただきながら東由利を通じて豊かな自然と食べ物に触れていただける機会にしたいと思います。
募集はSNSのXとご支援くださった皆様にご案内いたしますのでぜひご検討ください。
（過去に開催したすい合宿）
ご支援金の使い道
①じゅんさい沼の復興 １４万円
・ 重機のリース料、側溝購入費、ボランティアへの飲食・交通費など）
（実施期間：2024年9月～11月予定）
②災害支援募金のぼり制作 ２万円
・道の駅東由利のショッピングプラザぷれっそに災害支援募金の呼びかけ、東由利への応援メッセージ入りののぼりを８枚設置
（掲載期間：2024年9月～2025年1月予定）
③黄桜すい誕生祭＆痛車フェス2025開催費 ２万円
・2025年5月に第７回痛車フェスを開催してじゅんさい早食い大会やその他催しのための費用に充てさせていただきます
・フェス開催とじゅんさい沼復興を記念したのぼりに今回ご支援くださった皆様のお名前を掲載させていただきます（2025年５月中に約１週間展示）
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料１７％、リターン制作・送料 １２万円
目標金額達成以降のお金の使い道
じゅんさい沼の復興(重機リース期間延長)、復旧のために必要な道具の購入、黄桜すい誕生祭＆痛車フェス2025開催費、手数料・送料・リターン制作費に使用させていただきます。
リターンのご紹介
A.お気持ち応援プラン2,000円＝限定公開の活動報告
B.トレカプラン4,000円＝Aプラン＋ゆりほん娘のトレーディングカード１０種の中からランダムで1枚＋ボイス付ポストカード２種（各1枚）
C.道の駅東由利キーホルダープラン6,500円＝Bプラン＋黄桜すい(お団子)の道の駅キーホルダー（1個）
D.トレカコンプリートプラン10,000円＝Cプラン＋ゆりほん娘のトレーディングカード１０種（各1枚）
E.フェイスタオルプラン18,000円＝Dプラン＋黄桜すいのフェイスタオル（1枚）
F.黄桜すいぬいぐるみプラン26,000円＝Eプラン＋黄桜すいのぬいぐるみ（1個）
S.各キャラ応援のぼりプラン33,000円＝Eプラン＋ゆりほん娘８人の中の1人の東由利応援メッセージのぼり【設置用】＋B3タペストリー【リターン用】
このプロジェクトでは、観測史上最大雨量を記録し地域全体が大きな被害を受けた黄桜すいの里 由利本荘市東由利の、これまで観光資源として活躍していたじゅんさい沼を復興させ来年の第７回目の痛車フェスイベント＆じゅんさい早食い大会が開催できるように、そして、由利本荘市の災害復旧活動への募金呼びかけを企画しています。ご支援と応援よろしくお願いします。
今回の大雨災害では由利本荘市東由利以外にも秋田県・山形県と大きな範囲に被害をもたらしました。
被災地全体や公的機関への寄附、ボランティアをご希望の場合はページトップの各リンク先をご確認いただきご支援をよろしくお願いいたします。
被害が大きかったじゅんさい沼がある山間部、杉森沼地区
執筆者 鈴木弘和
黄桜すいプロジェクト / ゆりほん娘プロモーション運営代表
協同組合東由利ショッピングプラザ(道の駅東由利)副理事長
GILBERT.BeautyLounge 代表
地域のイベント企画、運営をしたり毎日地域の人と接することがライフワークです。自分の仕事や生活や趣味すべてが地域をよりよくすることに繋がればいいなという思いから色んな活動や発信をしています。東由利から遠く離れている皆さんにとっても第２の故郷として身近に感じてもらえたら嬉しいです。ありのままの黄桜すいの里ひがしゆりとプロジェクトチームの奮闘をお伝えしていきます。
黄桜すいのX
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
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2度目の冬ー雪が降りました
2025/11/22 08:57こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
じゅんさい沼 その後
2025/10/19 14:40支援者の皆さまへいつも温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。東由利を襲ったあの豪雨災害から、一年三ヶ月が経ちました。季節は再び秋を迎え、稲穂が色づき、山々も少しずつ紅葉の装いをはじめています。しかし、東由利の各地では今も復旧工事が始まらず、災害の爪痕がそのまま残されたままです。ご支援のお陰で水路を生かすことができたじゅんさい沼は土砂によって半分は埋まったままですが、冬を乗越え元気に再生し、無事に夏を終えました。また来年のイベントを目指して地域の象徴になるように少しずつ整備や草刈りを続けています。現在のじゅんさい沼周辺を写真でご紹介します。現在は河川の工事が優先され重機が置かれています。沢や道路や崖崩れはほとんど手付かずのまま地域の生活は不便を強いられています。土砂が入った田んぼは放置されて雑草が生い茂ってしまいました。農家さんたちの苦悩を聞くたびに心が痛みます。驚いたのは、昨年刈り残された稲が自生して2年目を迎えていたことです。ここは沢水が流入し続けていて冬は雪に埋もれることなく凍ることもなく水浸しになっていました。そのせいか、春に発芽して自力で収穫できるほどに実ったのだと思います。生い茂った雑草もそうですが植物の生命力には驚かされます。自然の力強さに励まされながら、私たちも少しずつ前へ進んでいます。 もっと見る
豪雨災害からもうすぐ一年
2025/06/30 19:06皆さま、このたびは私たちの取り組みに温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。おかげさまで、東由利の「じゅんさい沼」を守り、地域の再生に向けた一歩を歩み続けることができております。改めて皆さまのご厚意とご関心に、深く感謝申し上げます。東由利豪雨災害から、まもなく一年が経とうとしています。しかしながら、東由利全体の復旧は未だ道半ばであり、地域のあちこちに災害の爪痕が色濃く残っております。インフラの整備や農地の復元も思うように進まず、住民一人ひとりができることを模索しながら、日々復興の歩みを続けているのが現状です。そうした中で、私たちは「じゅんさい沼」に希望の光を見出しております。沢から流れ込む冷たい水のおかげで、虫害に悩まされることもなく、じゅんさいは逞しく育ち、そのみずみずしい姿で今年も私たちを勇気づけてくれています。前回の活動報告でもお知らせいたしました通り、このじゅんさいを地域イベントでお客様に振る舞い、多くの笑顔と交流を生むことができました。さらに、地域の宝であるじゅんさいを一人でも多くの方に味わっていただこうと、道の駅東由利の直売所にも出品を試みました。しかし、現実は厳しく、何度か売れ残ってしまう結果となり、改めて認知度の課題や販路の在り方を痛感したところです。この経験を糧に、私たちは東由利のじゅんさいをもっと多くの方に知っていただき、地域交流人口の拡大に寄与する「新たな目玉」として育てていきたいと強く願っています。そのための情報発信や体験型イベント、販売チャネルの見直しなど、様々な工夫を重ねていきます。また、このじゅんさい沼をより広く有効に活用し、元気なシニア世代の皆さまが収入を得られる仕組みづくりも視野に、じゅんさい採取や加工、販売などを通じて、地域に暮らす方々が誇りと生きがいを感じられる取り組みへと発展できたらいいなと思います。引き続き、皆さまの温かいご支援と応援を賜りますようお願い申し上げます。今後とも、東由利の復興と未来に向けた挑戦を見守っていただければ幸いです。再び沢からの土砂が堆積してきていますが水路は確保されています！大規模な工事が入るまでは持ち堪えてくれそうです。 もっと見る
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