2018/07/29 23:21

120年の歴史を三代目として継承しつつ、新しい挑戦を続けている南部白雲さん。
お会いする前は、南部白雲彫刻工房の作品といくつかの記事を拝読することまでしか出来なかったため

「繊細で、威厳のある方」

という印象を抱くのが限度でした。

「彫刻のような人だ」

お会いして、お話しさせて頂いてから私が抱いた感想です。

1人の人(依頼主)と対話して向き合い、
その人の想いを自らの手で描き、
1本の木と向き合い、
作品をつくる。

依頼主と同調し、
木と同調する。
そして、彫る。

木彫り職人というのは単純な技術だけでなく、
受容力・吸収力、もっと様々な無形能力が必要なのだろうと思いました。


● 参考情報
南部白雲木彫刻工房
http://nanbuhakuun.com/

執筆者:プロジェクトスタッフ 藤原