10日目で「ご支援金額131万円」&「ご支援者数216人」ありがとうございます!
2024年2月23日(金・祝)にスタートした「スマナサーラ長老『ダンマパダ法話全集 第七巻』刊行&第九巻・第十巻を復刊します!」クラウドファンディングは3月3日(日)で10日目を迎えました。
200万円の目標金額を掲げて実施しておりますが、目標金額の65%となる「ご支援金額130万円」を突破することができました!
刊行を心待ちにしてくださる皆さんからのご支援によって、この名著が日本に広まっていくための大切な礎が築かれています。あらためて深くお礼申し上げます。
『ダンマパダ』は「法句経」の名で親しまれてきた初期仏教経典
『ダンマパダ法話全集』に掲載されているのは、有名な『ダンマパダ(Dhammapada 法句経)』のスマナサーラ長老によるご解説です。
初期仏教経典『ダンマパダ』は、日本では「法句経」の名で戦前から親しまれてきました。
お釈迦様の真理の教えが、423の偈、全二十六章で構成されており、1980年代には中村元先生が『真理のことば』(岩波文庫)として翻訳されています。
中村元先生の『真理のことば』では、423偈を1冊でまとめていますが、スマナサーラ長老の『ダンマパダ法話全集』では、偈の一つ一つを詳細にご解説いただき、全十巻にもおよぶ大きなシリーズとして刊行することになりました。
なぜ『ダンマパダ法話全集』が歴史に残る名著なのか?
スマナサーラ長老による『ダンマパダ法話全集』での偈の一つ一つの解説は、基本的に以下の構成になっています。
① 現代社会にある何かの現象をテーマにする。
② それを分析して短所を挙げる。
③ それに対して仏教的アプローチを提示する。
④ それを証明するためにお釈迦さまの言葉を使って説明する。
ここで大切なことは、私たちが生きる現代社会に焦点を当てていることだと思います。
ブッダの言葉を、過去の言葉として理解するのではなく、「今、私たちが生きる時代において、お釈迦様はどのような言葉を投げかけ、人生を指南してくれるのか?」という視点から理解することができます。お釈迦様の言葉が持つ力が、スマナサーラ長老の大胆な解釈によって活き活きとよみがえります。
さらに大切なことは、大胆な解釈であっても、スマナサーラ長老のご解説は「ブッダの意見から決して逸脱していない」ということです。
ブッダの言葉が持っている深い意味を、現代に生きる私達が理解できるように、正確に、わかりやすく取りだしてみようという試みは、世界でも類を見ません。
先日ご紹介した支援者の方から、「この本を読めるから、日本に生まれた甲斐があります」というありがたいメッセージをいただきましたが、まさにその通りだと思いました。
こうして日本語でお釈迦様の智慧の真意を理解できる喜びを、皆さんと広く共有していきたいです。
人生の問題を解決する智慧が詰まった百科事典
『ダンマパダ法話全集』によって、現代に生きる私たちは、様々な社会問題に対して新しいアプローチがあることを発見できます。そして、日常で直面する問題にどのように対応すればよいかを学ぶことができます。
私も日常生活での問題に直面したとき、その問題と似たような内容を扱ったテーマの一節を読み、お釈迦様がズバリと言い当てたその問題の本質にハッとさせられたことが何度もありました。現代社会で起こる様々な出来事をテーマにしているので、今、自分が抱えている問題に関連するご解説がよくあるのです。
そう考えると、『ダンマパダ法話全集』は、人生の問題を解決する智慧が詰まった百科事典のようだとも思いました。
本書が、人類が抱える悩みを解決する名著として広く読みつがれていくために、このクラウドファンディングで皆さんにお知らせしていきます。引き続きこのプロジェクトを応援していただければ光栄です。
締切の「3月31日(日)」まで応援をよろしくお願いします
このクラウドファンディングの締切は「2024年3月31日(日)23:59」です。
このクラウドファンディングは、定価4,290円(税込)の新刊『ダンマパダ法話全集 第七巻』を、「クラウドファンディング特別価格 3,900円(税込/送料無料)」でご予約いただけるお得なプロジェクトになっています。
そして今回の刊行は、『第七巻』だけでなく、『第九巻』『第十巻』も復刊します。3冊書籍を刊行する大きなプロジェクトとなっています。引き続き応援をいただきますようよう、どうぞよろしくお願いいたします。