皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
新しいリターン「ビジネス書の著者とのコラボ企画」に関して活動報告(5月8日)で詳細を説明しました。
当クラウドファンディングとRMCAのコラボ企画として、私が著者にインタビュー形式で迫りる動画の第1弾を本日公開しました。
RMCA公式動画チャンネル『RMCAチャンネル』の新番組です。
RMCAとは私が理事長を務めるリスクマネジメントの専門人材を育成するNPO法人。正式名称は日本リスクマネジャー&コンサルタント協会。
第1弾は組織開発の専門家として活躍する平尾貴治さん。株式会社シー・シー・アイの代表取締役社長です。平尾さんとは10年以上親交があります。
そもそもこの新しいリターン企画はどうして生まれたのか。
今回のコラボ企画に賛同してくれたお二人は、拙著『選ばれるブランディング・選ばれないブランディング』を読んだ感想をFacebookに投稿してくれました。
自らの専門分野と照らし合わせながら、的を射た、本質を捉えたその投稿が心に刺さりました。いずれも著者として私の先輩です。そんな先輩著者のかたがたとのコラボ企画です。
平尾さんがFacebookに投稿してくれた感想を以下に転載いたします(以下太字斜線箇所)。
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この書籍の根幹をなす考えは、そのまま、私が日々行なっている組織開発支援の考えでした。
荒木さんの御本には、「企業は外部に対して機能的価値を中心に出そうとしがちのため、ブランディングがうまくいかない。もっと情緒的価値(舞台裏)を出さねば、顧客や取引先は本当のファンにはなってくれない」とありますが、これは、そのまま内部の活性化にもつながる話です。
私が、多くの企業で組織開発をお手伝いする時は、もちろん戦略や機能的価値を徹底的に考えていただきますが、同時にその背景にある情緒的価値を、内部者の方々にしっかりと振り返り、深掘りし、統合していただいています。
そして、それ無くして、絶対に企業の本質的な再生はありえないのです。
何故なら、企業のコアコンピテンスは、必ず情緒的価値と結びついているからです。
しかし、内部者同士で情緒的価値を掘り下げるのは簡単なことではありません。部署によって、あるいは経験値によって、かなり価値観はずれているからです。
ですから、私が組織開発を行う時は、まず、内部者間のズレを徹底的に明確化していくことをスタートといたします。
荒木さんのこの御本のおかげで、自分自身のやっていることに、確信が持てました。ありがとうございました!
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そんな平尾さんへのインタビュー動画。私の話し方にやや難ありですが、ぜひ以下よりご視聴ください。私は文章を書く方が好きですね。講座のように伝える内容が明確な場合を除き、話すのは得意ではないと改めて思ってしまいました。
平尾さんが語っていた「机の下」とは拙著で言うところの「舞台裏」です。改めて組織開発の深淵に触れることができた楽しい時間でした。どんな立場であれ、どんな専門分野であれ、経営における真理は表現は違ったとしても、通底するものがあると腹落ちした次第です。
ぜひ平尾さんの著書とのコラボリターンで応援のほど、よろしくお願いします。
山田真由子さんとの対談動画も撮影は終わっています。こちらも編集が終わり次第、当活動報告で共有します。