皆さん、こんばんは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
当クラウドファンディングも残すところあと1週間です。改めて個別にお声掛けさせていただきますね。
きょうの活動報告はきのうの続き。
ちなみに詳細には触れていませんが、今から約1年前、渋谷クロスFMのラジオ番組「#ロスファウ LOST&FOUND」(2023年5月7日放送)でも「ロスト話」としてちょっとだけ披露しています。以下ご視聴ください。
きのう触れた「裁判」について、もう少しだけ詳しく述べます。
映画制作会社といっても劇場用映画の企画を主導する立場であり、スポンサー的な立場(要は映画制作費用をかき集める)でした。プロデューサーや制作会社は割と有名(特に制作会社は)。
この制作会社が曲者で、資金不足の事実を知りながら積極的(強引?)に制作を進めていました。にもかかわらず、ある段階から自分たちが束ねる事業者たち(美術、映像、小道具、キャスティングなどなど)にお金が払えない状況を全てこちらの責任と言い始める始末。
そして、これら事業者をそれこそ束ねて未払いに関する裁判を起こしたのです。
さらに、です。裁判の前に映画の資金を調達できると豪語する人物が現れます。自分の子飼いの部下らしき人物を私の会社の共同代表として就任させ、絡んできます。彼らは会社ごと乗っ取りを計画しているのでは、と思う振る舞いも多々見受けられる。味方のようでいて、敵のような立場で暗躍。そして、制作会社も手のひらを返し、訴えてくる。
一連の騒動をどこからか聞いたのか、ゴシップ雑誌(都市伝説雑誌に近いかも?)『噂の真相』が22時過ぎに自宅を訪ねてくる。私が不在で妻が機転を効かしつつ毅然と追い払う。
家族や友人に多大な迷惑をかけながら生きていた日々でした。1億円を超える借金を抱えたまま会社が倒産するまでの間、他人事のような感覚で、ある面自分自身が置かれた立場を俯瞰しつつ「借金を抱えて自殺する社長たちの気持ちが今なら分かるな」と思ったことを鮮明に覚えています。
自己破産するまでの間、ある時、映画監督に同行し、「事件屋」といわれる人物に会ったこともありました。訪ねた事務所は渋谷にある雑居ビルの一室。映画監督が電話か何かで席を外した際、「君が関わってはいけない業界だ。この件からは一切手を引いた方がいい、もがくのはやめて自己破産したらいい」と謎の助言(笑)もされました。
タイトルにある「向き合う」の話に全然入りませんね。書きながら当時を思い出し、ついつい長くなりました。
きょうの活動報告はここまでです。