皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
当社のミッションは「本来の広報を当たり前にする」です。
◆なぜ「舞台裏」を明かさないのか
「ただ、儲かればいい」。
そんな動機で事業を営む経営者や、そのもとで同じような思いで働く社員たちが集まっている会社だったら、「舞台裏」を見せることはできないでしょう。
日々、会社で飛び交う会話は、きっと顧客を小馬鹿にする言葉、取引先を卑下する言葉ばかりでしょう。経営者に対する不平不満も多いかもしれません。心理的安全性のかけらもない組織風土であるに違いないと予想できます。
そんな会社は決して「舞台裏」を明かしません。「不都合な真実(事実)」があふれているからです。きっと隠したいこと、言いたくないことがある分、必要以上に過度にウェブサイトなどを着飾るでしょう。少しでも良く見せようと。
ありのままの姿を見せることは決してしないでしょう。明かさないのではなく、「明かせない」ということです。
◆広報とは「舞台裏」を堂々と明かすこと
一方、成し遂げたい夢や目標のある起業家や経営者たちは、自らの情熱やこだわりをミッションやビジョンに込めて、日々の仕事に取り組んでいるでしょう。その情熱やビジョンに共感し、集った社員たちは眼前にさまざまな困難が現れても、きっと果敢に立ち向かい、乗り越えていけるでしょう。
顧客や社会にとって必要とされる、自社ならではの製品、サービス、事業を開発する。そのために失敗や挫折を味わいながらも諦めずに挑戦し続けています。そんな「舞台裏」は隠す必要はありません。堂々と「見える化=言語化」しましょう。
彼らにとってはそれは「当たり前」の日常かもしれません。その当たり前と思っている日々の営みや息遣いこそが自社にとっての魅力であることに気付いてほしい。魅力があふれているに違いありません。
◆登場人物たちに光を当てる
営業・販売、人事・労務、企画など、それぞれの現場でのエピソードや裏話がそこかしこにありますよね。
そんな自社の魅力を一つ一つ発見し、記録する。文字でも映像でも。時にリポートしたり、取材したりして、記事にしてみましょう。一つ一つの積み上げが大切なのです。
「舞台裏」の始まりは創業ストーリーです。創業後、成長とともに関わりを持つ者たちが増えていきます。彼らは自社の物語における重要な登場人物たちです。彼らの歩みや思いに光を当て、小さな物語を紡いでいく。その集合体が企業ブランドの確立につながっていきます。
本来の広報とは地道な取り組みの上に成り立つものです。魔法の杖も万能の杖もありません。
明日26日(金)14時過ぎより第3回のFacebookライブを行います。
ご来場を心待ちしています。