皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
当クラウドファンディングの本文にも掲載している拙著を出版するまでの「舞台裏」を改めて活動報告で再掲します。
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書籍を出版するそもそものきっかけは、一体何だったんだろう。
クラウドファンディングに取り組むに当たって、そんなことを突き詰めてみました。すると、約17年の月日を遡ることとなりました。
■17年前、じんちゃんが当社に合流したのがきっかけ
その頃に何があったのか。今も二人三脚で当社事業を切り盛りする大久保仁(おおくぼ・ひとし)と、共通の知人を介して出会ったのです。
この場で失礼ながら、親しみを込めて「じんちゃん」と呼ばせてください。
ふだん当社界隈ではそう呼ばれることが少なくありません。本書の「あとがき」で「相棒」と呼んでいる人物です。
じんちゃんは、工作機械メーカーで成果報酬型の営業マンとして本格的な社会人生活をスタートします。
その後、営業をメインに機械系商社などを経て、就活支援会社を立ち上げ、代表に就任します。
私と出会ったのは、じんちゃんが起業して間もないころだったと記憶しています。
私はというと、現在も経営する「株式会社AGENCY ONE」を一人で起業したのが2006年8月。
登記日が同年8月16日なのですが、確かこの日(あるいは前後1日違い)が初対面した日でした。
今思うと(極めて大げさですが)運命的なものさえ感じます。
■「そもそも論」と「なぜ論・ため論」から生まれた
出会ってから確か半年くらいが経過した頃、じんちゃんは諸般の複雑な事情により、自分の会社を経営できる状態でなくなりました。そんな時に当社に合流したのです。
詳しくは本書「あとがき」につづったとおりなので、ここでは詳細は割愛しますね。
この合流により私の人生と当社の方向性は大きく変貌を遂げることになります。
じんちゃんは広報やPR(パブリック・リレーションズ)に関しては、知識も経験もありません。いわば「素人」です。
そこで私との一対一の対話が始まります。彼の特徴というか特性は、常に本質を問い続ける力です。
中途半端なことや表面的なことだけを極端に嫌う傾向があるため、とにかく「それってそもそもどういうこと?」「何のためにそうするの?」「それはなぜ?」という問いを発し続けます。
その後、私たちはこれらを「そもそも論」と「なぜ論・ため論」と名付けます。本書はここから生まれたと言っても間違いではありません。
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明日も続きを掲載します。