4月4日、能登半島の珠洲市で岡山の団体さんが企画した運動会が実施されました。この運動会に参加するため、世界防災フォーラムの吉野事務局長がおのくんプロジェクトと一緒に能登に行ってまいりました。目的は能登半島のこどもたちにおのくんを届けることです。運動会ではボランティアさんがブースを出して、炊き出しや生活物資の配布なども行われました。おのくんプロジェクトがお借りしたブースで、世界防災フォーラムの吉野事務局長もお手伝い。武田さん(おのくんの母)の僕となって子供たちへのプレゼントを準備しました。プレゼントの中身は「防災×帽祭」プロジェクトで制作したおのくん人形です。100人を超える協力者さんが作ってくださったおのくん用のハットもセットです。 子供たちに手渡ししたら、本当に喜んでもらえてこちらも嬉しくなりました。命をつなぐための支援物資だけではなくて、心を明るくするための支援も必要とされていることを実感しました。現地には、あたかも昨日地震が起こったかのような状況がまだ残っていて、愛知からのボランティアのリーダーさんの案内で状況を目の当たりにした時には声も出ませんでした。そんな状況でも、子供達が運動会で見せてくれた底抜けに明るい笑い声が救いです。「防災×帽祭」プロジェクトでは今後も2回ほど能登に赴き、おのくん人形とおのくん用のハットを全部で1000体配布する予定です。クラウドファンディングはあと一週間ほどで終了しますが、「防災×帽祭」プロジェクトはこれからも続いていきます。このページやSNSを通じて私たちの活動を知っていただいたり、拡散していただくだけでも力になります。今後ともご支援いただけますと幸いです。
このプロジェクトが始まったきっかけきっかけはハットデザイナーさんと出会い。銀座でおこなわれた、パーソナルカラー診断と帽子のコーディネートをするイベントです。イベントでは、これまで帽子を敬遠していた方が初めてハットをかぶり、ハットの着こなしに感動していました。ハットを被る前は写真を撮らないで、と言っていた方も、カメラに向かってノリノリでポージングをしたのです。ハットをかぶった来場者は姿勢も変わり、自信ある表情で楽しそうに銀座を歩いていました。ハットの力ってすごい!私たちも感動しました。会場でもSNSでもイベントが盛り上がる中、あれ、帽子の祭りと防災の祭りってどっちも「ぼうさい」だね!デザイナーさんたちとこんな会話をしたことから、帽子の祭りと防災の祭りをかけあわせるこのプロジェクトが始まりました。出発点は、ハットがあたえる感動を、防災を楽しく印象に残るものへ変えるイベントにしたいと考えました。
3月3日、カメイアリーナ。リガーレ仙台vsフォレストリーヴズ熊本の試合 を防災フォーラムの事務局長が観戦してまいりました!というのもこの試合はリガーレ仙台さんの協力で「帽祭×防災」にコラボ頂いたのです。スタッフのみなさん、「おのくん」、観客と選手のみなさんやチアのこどもたちがハットを被って試合を盛り上げてくれました!! 今回のイベントでは、リガーレの”赤”でハットを作成。実はこれ、ペーパークラフトなのです。 スタッフのみなさんが一生懸命工作してくださり、多くの方にかぶっていただくことができました!イベント第1弾として、ここから徐々に発信力を高めていけたらと思います!!【事務局長吉野の試合観戦レポート】防災に関わる立場としては、仙台も熊本も大地震の経験を経て復興してきた都市だけにどちらもガンバレ!といった気持ちでしたが、やはりここは地元仙台に頑張ってもらわないとなりません。1セット目は熊本。終始熊本が優位に立ち危なげなく先取。 2セット目も中盤まで熊本が優位にゲームを進め、こりゃダメかな。私は疫病神かなと自己嫌悪に陥りそうになりましたが、終盤6連続得点で逆転。仙台がセットカウント1−1のイーブンに。3セット目は両チーム拮抗した感じでゲームが進み、最終的には仙台がこのセットを獲得。 勝利がかかった4セット目、熊本リードで終盤を迎えるも、8番小松さんの連続エースなどで6連続得点。観客も大興奮のうちにセットカウント3−1で仙台勝利となりました。 実は、初めてのVリーグ観戦でしたが、1時間半の試合時間はあっという間でした。僕は野球ファンですが野球よりもスピード感があり、ゲームも近くで観戦でき、しかもボールもデカい、ライブ感満載!とても楽しめました。 ぜひ皆さんも「帽祭×防災」とリガーレ仙台にご注目ください!