こんにちは、友浦乙歌です。この記事では、『霞の庭』スマホゲームを作りたい【第一弾】へのお礼と、プロジェクトを振り返って考えたことをお伝えしたいと思います。
改めて、『霞の庭』スマホゲームを作りたい【第一弾】へのご支援をありがとうございました。
69,560円が集まり、17名もの方がご支援くださいました。
夢実現が近づいたこと、多くの方に支えられたこと、大変励みになりました。
本当にありがとうございました。
今回は目標額(300,000円)を集めることができず、また、達成率23%ということでプロジェクト存続の危機にさらしてしまい、ご支援くださった方や制作陣に対し、申し訳ない気持ちでした。
なぜ集まらなかったのかに向き合い、考え続けていました。
様々な要因を思いつきました。
単にゲーム制作企画がこれで二回目なので目新しさやワクワク感がなかったという点や、
一作目のスマホゲーム『雨の庭』の目標DL数10万にまだ届いていない(現在1000DL弱)から二作目にも期待できないのではないかという点、
それから原作小説『霞の庭』がまだ完成しておらず、期待しようにもできないという点など。
しかし、最も大きな要因、それが、
友浦乙歌が最近ストイックになりすぎて『霞の庭』作品に対してキラキラしたエネルギーを放つことができなくなっている、ということだったのではないかと思います。
これは決して、『霞の庭』がダメだとか、失敗作だとか言いたいわけではありません。むしろその逆で、『霞の庭』はかなり面白い作品だと思っています。その分、私自身へのプレッシャーは尋常ではなく、絶対にうまくやらなくてはという思いに押しつぶされそうになりながら書いています。
有り難いことに、責任ある立場に立たせてもらうことも増え、やりがい持って取り組む毎日です。しかし、創作とは、いやもしかしたら創作に関わらず全ての仕事には、常に一人の人間として世界を見て、楽しむ心が求められます。今、私は、一人の人間としての余裕、遊びを見失っています。そのために、『霞の庭』作品に対するキラキラした思い・想いを放つことができなかったのだと思いました。
誤解されないように繰り返しますが、実際にはそのキラキラは存在しているのです。『霞の庭』を思いついた時、そして、組み上げていったとき、わくわくどきどきしながら進めていたのです。その気持ちをそのままクラウドファンディングに持っていってぶつけられたら、きっともっと伝わったと思います。ただ今回は、忙しさとプレッシャーの中で私自身その希望に満ちた気持ちを忘れてしまったんじゃないかなと思います。
そこで、今後について考えました。まずは、私の気持ちをもう一度立て直す。4月、5月となかなか表には出られないかもしれませんが、一人の人間として充実した時を過ごす中でもう一度「この話面白いじゃーん!」のあの個人的な感情を新鮮なものにする。
ゲーム制作やクラウドファンディングを延期しようかとも考えましたが、予定していた6月のクラウドファンディングまではまだ1~2か月もあります。1~2か月って結構長い期間です。1~2か月あれば人生さえだいぶ変えることができると思います。ですので、予定通り次のクラウドファンディングは6月で行きたいです。
また、ゲーム制作は原作小説を執筆する上で大きな支えです。たとえばイラストレーターの方に原作を読んでもらって、イラストで表現してもらえた時、私の心は大きくときめきます。ですのでゲーム制作も並行していきたいです。
そして最後に、先に挙げた他の要因についてですが、エネルギーを放てれば、単にゲーム企画が二回目だからという理由は吹き飛ばせるはずです。そして、一作目のスマホゲーム『雨の庭』の目標DL数に届いていないというのも、元々、スマホゲーム『雨の庭』が売れたから『霞の庭』のゲームを作るという流れで作ったわけではないので(『霞の庭』ゲームが作りたいから『霞の庭』ゲームを作る)二作ともまだまだこれからだと思っています。そして、原作小説『霞の庭』がまだ完成していなくてどんなものか期待できないという要因も、私自身が心の底からキラキラエネルギーを取り戻せられれば、きっと大丈夫だと信じています。
だいぶご心配をおかけしてしまったと思いますが、私はこれをきっかけに何か大切なものを取り戻せそうな気がしています。
応援していただけるとありがたいです。