令和6年能登半島地震の復興を支援すべく立上げた有志災害ボランティアグループ「ONE Noto」代表を務める鈴木康祐と申します。 グループのメンバーのほとんどが能登出身のメンバーで構成されており、自宅が被災しながらも一日も早い能登全体の復興を願い日々活動しております。
我々のこれまでの活動について…
■令和5年奥能登地震 ■令和6年能登半島地震
我々はこれまで上記の災害支援活動を行ってきました。メンバーのほとんどが災害現場で活動する職種に就いており、危険な現場での経験者も多くチェーンソー等の資機材の取り扱いはもちろんですが、今回のような倒壊家屋内等での危機管理能力も長けており安全第一に現場活動を行えると考えております。
そんな我々しかできないこと…
我々は現在、被害の大きかった珠洲市を中心に一般ボランティアでは対応が困難な倒壊した家屋から技術系NPO団体の技術支援、資機材支援のもと被災者の大切な思い出(アルバムや遺品)、貴重品(着物等)の搬出、車の救出などの活動を行っています。
活動を通して感じたこと…
被災された方の元へ大切なモノや思い出を届けた時には、心の底から涙し、心の底から喜んでいただけました…人の人生の大切なモノを取り出す活動は、復興への希望を持って貰えたり、生きる希望を持って貰えるなど命に繋がってくる活動だと強く感じました。
私たちは守りたい…ただその想いだけ。
被災地域では公費解体の受付が始まろうとしています。今後、公費解体が始まれば倒壊家屋の解体が一気に進むことが予想されます。しかし、いまだに倒壊した家屋の中から大切な思い出や貴重品を出せずにいる住民が多くいるのが現状です。
一度解体が始まれば被災者にとっての大切な思い出や貴重品等を取り出すことは難しく、被災者の復興への「希望の灯」も消えてしまうこととなります…
能登の人たちは優しいがゆえに「本当は取り出したい大切なモノ」があるのに迷惑だと思い、口には出せず諦めているのです…
そんな人たちを我々は守りたい… どんな小さな大切なモノでも出してあげたい…
このプロジェクトで実現したいこと…
今、我々が皆さんにご協力していただきたいことは活動に必要不可欠な資機材の調達支援です。
現在、我々は技術系NPO団体から技術提供はもちろんのこと活動に必要なチェーンソーや油圧ジャッキなどの資機材をお借りして活動しています。今後も技術系NPO団体の方々が能登での支援活動を継続してくださる保証はありません。そうなると資機材が不足しこれまでのような被災地の方々に寄り添った支援の継続が困難になる可能性があります。能登の復興が滞ることを避けるためにも、このプロジェクトを通じて皆さんからのご支援を受け、資機材の調達を行いこれまでと同様の被災地支援を継続していきたいと考えます。
支援金の使途
■チェーンソーの購入費 木造の倒壊家屋の屋根や柱を切断するのに必要不可欠な資機材です。
■エンジンカッターの購入費 貴重品の入った金庫や玄関などの金属製の構造物を切断するのに使用します。
■ハンマーの購入費 倒壊した建物がそれ以上倒れないように木材等で補強する際に使用します。
■油圧ジャッキの購入費 倒壊した建物の中には人力で持ち上げられない梁や柱が多数存在します。それらを油圧ジャッキを使用して持ち上げ間隙を作る際に使用します。
実施スケジュール
資機材の調達に向けて、令和6年5月5日までの期間を設け、クラウドファンディングの目標達成を目指します。その間、順次資機材を揃えこれまでと変わらない復興活動を続けていきたいと考えます。なお、支援金の使途や進捗状況は随時報告いたしますので、皆様には適切な情報提供を心がけてまいります。皆様の温かいご支援をいただければ、被災地での支援活動がより一層充実したものとなることを確信しております。
最後に…
このクラウドファンディングを通じて、私たちの活動に共感していただける方々からのご支援を心よりお願い申し上げます。 我々の取り組んでいる活動はこれから復興を目指す能登の未来を支える重要な取り組みだと考えます。今後も被災地域での復興活動が持続可能となるよう、ぜひともご協力いただければ幸いです。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
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