皆さま、こんにちは!暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。農園もすっかり夏の景色となり、周辺の自然は様々な植物や昆虫たちの生命力に満ちあふれています。農園周辺でとれる初夏の果実。スグリ(上)とビックリグミ(下)。甘酸っぱい果実は野生の鳥たちの大好物。本日は、7月の稲の生育状況とともに、農園周辺の移ろいをご報告いたします。7月に入り、幼穂形成期を経て遂に出穂(しゅっすい)の時期を迎えました。出穂とは、その名の通り稲の穂が出ることです。稲作においてとても大切なステップです。出穂するまでには、茎の中で育っているお米の赤ちゃん(幼穂)の成長に合わせながら、田んぼの水の量を調整する作業がとても大事になります。中で育つ幼穂をいかに大きくするかが稲の出来にかかわってくる大事な時期になります。この時期(7月上旬〜中旬)を幼穂形成期といいます。幼穂形成期の稲のようす時には野生のエゾ鹿に稲を食べられてしまう大自然の中だからこそのハプニングもありましたが、食べられた跡がどこかわからないぐらいすぐに復活。稲の成長とともに、様々な生き物の移ろいや生命力を田んぼを通じて感じる月でもあります。エゾ鹿に食べられてしまった稲ポンプに吸い上げられて田んぼに迷いこんだ稚魚ヤゴがふ化する瞬間幼穂形成期以降、毎日毎日田んぼのようすを見ながら水の量を調整すること約10日間。7月中旬にはようやく出穂を迎えました!穂が出ると、稲の成長が一段と進んだことを感じますね。出穂期の前後は、水稲の生育で最も水を必要とする時期。水が不足すると、幼穂の生育、つまり稲の出来映えに関わってきますので、水を切らさないように大事に深水の管理をします。出穂からさらに10日ほど経つと、可愛らしい稲の花が咲き始めます。お花は晴れの日が多くなる高温で猛暑の時期をねらって咲き始め、今年も天気にも恵まれ、例年通りの時期の開花となりました!この稲の花、実はとても短命で、一つの花が咲いている時間はたったの数時間なんです。でも、その短い時間に一生懸命に花粉を飛ばして受粉を行います。田んぼを見回ると、小さな白い花がたくさん咲いているのを確認できました。この光景は何度見ても感動的で、毎年の楽しみの一つです。お米のお花の開花が見られるのは約3~5日の数日間のみ天候にも恵まれ、稲たちは順調に成長しています。今年は特に気温が安定しており、稲にとっても理想的な環境が整っています!このまま元気に育って、豊作を迎えられることを願っています。皆さまのおかげでここまで順調に育てられていること、心から感謝申し上げます。これからも引き続き応援をよろしくお願いいたします。次回の報告もお楽しみに!「稲刈り体験」と「新米を楽しむ会」の開催日程が決まりましたのでお知らせいたします。「稲刈り体験」●2024/9/7(土)稲刈りを予定しております。参加をご希望の方は、8月31日(土)までに農園当主ささき様までぜひご連絡をください。田んぼの風景を見に来たいという方も是非お越しください!※稲刈りは雨天の場合、稲を刈れませんのでご了承ください。もし雨天の場合、屋内での籾摺り選別を実施予定です。※現地集合・現地解散。交通費・食費・宿泊費等は参加者様にてご負担願います。※作業しやすく汚れても良い服持参。-−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−「新米を楽しむ会」●2024/10/20(日)※当初10/12・13頃の開催予定でしたが諸事情により延期となりました。佐々木さんのご自宅で、新米を食べながらのBBQを予定しております!こちらも参加ご希望の方は、農園当主ささき様までご連絡をお願いいたします。※現地集合・現地解散。交通費・食費・宿泊費等は参加者様にてご負担願います。もし雨天の場合には、農園倉庫内での開催を予定しております。※場合によっては、札幌市内のお店での開催になる可能性がございます。その場合は別途ご連絡いたします。それでは、たくさんのご参加をお待ちしております!-−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ささき農園 佐々木 和弘 様 メールアドレス soara7@saturn.dti.ne.jp※シェアオーナー様の区画お名前(ご希望者様のみ)は蘭越ささき農園HPにて公開中です。是非ご覧下さい。▽蘭越ささき農園 クラウドファンディング特設ページhttps://rankoshi-sasakinouen.com/booster-crowdfunding-2nd-season/




