彫刻家の籔内 佐斗司 様より応援メッセージをいただきました!
「七歳までは神のうち」
私は、もう40年近く「童子(どうじ)」をテーマにした彫刻作品を造ってきました。その源泉になっているのが、「七歳までは神のうち」という言葉です。
六歳までのこどもは、神々のもとからこの世に仮に遣わされた神性を秘めた儚い存在と見做されたのです。それは、乳幼児の死亡率が高かった時代、子を失った母親たちの悲しみと、その期間を無事に乗り越え、ようやく「ひと」となってくれた喜びが込められた悲喜交々の言葉だったのです。
さて今の日本は、史上稀に見る少子化が進んでいます。こういうご時世だからこそ、ひとりひとりの子どもの価値は大きくなり、私たちの社会が、彼らとどのように接するかが問われています。それは、子どもたちが健やかで心ゆたかな「ひと」に育つよう、優しく、しかし時には厳しく見守ることが大切です。
明日の日本に「子どもたちの笑顔」が溢れることを願って、体験型イベント「春のキッズフェスタ2024」が開催されます。
みなさまのお力添えを心からお待ちしています。
プロジェクト終了まで残り30日となりました。
経済環境や時間的制約などの諸事情により体験の機会が少ない子どもたちのために、皆様の温かいご支援とプロジェクトへの応援(SNS)をいただけますよう何卒よろしくお願いいたします。