プロジェクトもあと四日です。緊迫してきました。今週水曜からのボランティアの皆さんの活躍で店内は日に日に表情を変えています。作業をしていて足りないものや、あったらいいなと思うものが出てくる場合があります。皆特性上『買って来ます!』と言いがちなのですが、そこに待ったをかけるのが私の役目です。財布は私が握っています。ここで何でもかんでも『いいよ』とは言えません。このプロジェクトの残り数日の盛り上がりにも直結している課題であります。
さて、我が『にこにこ商店街』。ここの仲間に入れて頂いてからまだ数日てすが、昭和のドラマの世界が東京の片隅にありました。残念ながら『商店街』という言葉のイメージで訪れると少しガッカリされるかもしれません。恐らく商店よりも住宅の割合の方が多く、人通りもさほどありません。
しかし、商店街としては廃れながらも商店街を名乗り続けている理由がここに来るとわかります。住人がみんな個性的。世話好き。人懐こい。話好き。好奇心旺盛。知らないおじさんが勝手に店内に入って来て『みんな、何やってんのさ?』と聞かれた事がありました。隣の居酒屋の常連さんだそうです。居酒屋のご主人とはもちろん、常連さんの知り合いも何人か出来ました(数日で)。
ご想像つくかと思いますが、昔ながらの商店街、何十年も住んでいる方ばかり。そこに入ってきた我々はどう見ても『異端』ですが、みんな『若い人が来て良かった』と手放しで喜んでくれる。ここに店を構える事にして本当に良かった。今日も私はにこにこ商店街にいます。