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里山の鍛冶屋から始まる!持続可能なものづくりのための工房

かつて製鉄で栄えた石見地方。里山の古民家の蔵を鍛冶工房に改修し,原材料だけでなく燃料も自給するものづくりを実現します。「手打ちの強みを活かして一人一人の手に馴染む道具を作りたい。」村の野鍛冶に憧れる新米鍛冶屋の応援をよろしくお願いいたします。

現在の支援総額

3,504,500

116%

目標金額は3,000,000円

支援者数

143

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/10に募集を開始し、 143人の支援により 3,504,500円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

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里山の鍛冶屋から始まる!持続可能なものづくりのための工房

現在の支援総額

3,504,500

116%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数143

このプロジェクトは、2024/06/10に募集を開始し、 143人の支援により 3,504,500円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

かつて製鉄で栄えた石見地方。里山の古民家の蔵を鍛冶工房に改修し,原材料だけでなく燃料も自給するものづくりを実現します。「手打ちの強みを活かして一人一人の手に馴染む道具を作りたい。」村の野鍛冶に憧れる新米鍛冶屋の応援をよろしくお願いいたします。

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˙自己紹介

初めまして、このクラウドファンディングを主催する山口小春と申します。

野鍛冶に憧れ大学卒業と同時に東京から飛び出し見様見真似で鉄を叩き始めて5年目になります。(兵庫県小野市での取り組みはこちら『「世界で日本にしかない技術が途絶える前に」。産地で始まる、新たな師弟モデルへ』をご覧ください)

4年の修行期間を経て、より使い手に寄り添ったものづくりを実現するために島根県大田市温泉津に移住しました。
道具を作ることでその先にある生活とものづくりを支えたいという想いで活動しています。
応援をよろしくお願いいたします!


【このプロジェクトで実現したいこと】

島根県大田市温泉津の里山に残された古民家を鍛冶場・木工所・ギャラリー・キッチンスペースを兼ね備えた工房に改修することで地域資源の循環の起点となる空間作りを計画しています。

完成内観イメージ

将来的に鍛冶屋だけでなく木工や竹細工などの職人を受け入れ複合的な工房として運営していきます!

職人自らが里山に住み、隣接した里山から間引いた木や竹を製材し資材として活用。炭を焼き鍛冶工房の燃料も自給します。
ゆくゆくは野だたらによって鉄も自給する予定です。

大きな初期投資ができない若手の職人に制作のための場所を提供したり、職人が主体となって地域の人に指導しながら雇用を生み出すことで地域資源を循環させていきます。

鍛冶工房に改装する蔵私たちの最終目標は職人の生活とものづくりの自給率を上げて、道具とその先にある生活・ものづくりを創造し、続けていくことです。拠点を温泉津の里山に築くに至った経緯について、長くなりますがぜひ最後まで読んでいただきたいです。

【目指すは村の野鍛冶】

「手打ちの強みを活かして一人一人の手に馴染む道具を作りたい。」
そんな想いから私は総火造り鍛造ができる野鍛冶(道具職人)になることを目標に今まで修行してきました。

鍛冶屋は大きく3種類に分類できます。日本刀を作る刀鍛冶、鉋・鑿・鋸・包丁・鋏など一つの分野の生産に特化した専門鍛冶、農具・漁具・斧やナタ、家庭用の包丁など暮らしの鉄製品を幅広く手がける野鍛冶です。

かつてどの村にも一軒はあったといわれる鍛冶屋。村の野鍛冶は農具・漁具・山仕事の道具など鉄製品を幅広く扱い、近隣住民の生活を支えました。用途や使う人の体格に合わせて作られた道具には地域性と身体性が色濃く反映されています。

4年間お世話になったMUJUN WORKSHOP(兵庫県小野市)

そんな野鍛冶も合理化の波によって今ではほとんどが姿を消し、一人一人に寄り添った道具を作る技術も失われつつあります。道具を作る職人がいなくなるということはその先の生活やものづくりの損失を意味します。

合理化が進んだ都市生活の中で私自身が失っていた身体性地域性を凝縮したような野鍛冶の営みに憧れを抱き、またそれを無くしたくないという想いから、一般就職から急ハンドルを切りMUJUN WORKSHOPに所属し活動してきました。


【野鍛冶の需要】

古民家の片付け中に出てきた刃物たちの一部。暮らしのそばにさまざまな刃物があったことがわかる。島根県大田市温泉津の里山に移住してきてはや3ヶ月が経ちます。地域の農家さんや漁師の方に「鍛冶屋です」と自己紹介をすると、農家の方からはくわや鎌の修理ができるか尋ねられたり、漁師の方からは太いロープを切るための刃物が欲しいと相談を受けたりします。自然と共生して手道具を使う地域にこそ野鍛冶の存在意義はあると再認識しました。

多くの人が市販の道具を使っていますがメンテナンスが困難であったり、サイズが絶妙に手に馴染まず怪我をしやすいといった悩みを抱えていらっしゃいます。

私自身職人の端くれであり、道具が仕事の効率やクオリティを大きく左右することは身にしみて感じています。
近所に道具のことを直接相談できる存在がいれば日々の仕事のストレスは軽減され気持ちの良い暮らしに繋がります

時代の流れとともに野鍛冶はその数を減らしましたが、手道具の需要がゼロになったわけではありません。

ここ温泉津で鍛冶屋として地域の人のためにできることは山ほどあります。


【総火造りのメリット】

金型を使って材料を抜く量産品とは異なり、総火造り鍛造ではハンマーと金床(かなどこ)を使って鉄を叩き伸ばし一丁一丁思う形に仕上げていきます。

抜き板が出ないので材料のロスが少ないこと
金型の制作が不要なので一人一人の要望に合わせた道具が一丁から製作できること
修理やメンテナンスを前提にしているため長く使えることが強みです。


【合理化によって分断された暮らしと自然】

高度経済成長以降、合理化を追求する社会の中で量産品の登場によって野鍛冶は徐々にその数を減らしました。総火造りの道具はコストと生産量の面で量産品には勝ち目がありません。

課題は職人の生活資源と生産のための資源を外部から金銭と交換で手に入れなくてはならない構造にありました。

道具の生産に必要な鉄鋼、柄に使用する木材、燃料などあらゆる資源の価格は年々高騰し続けています。
また生活に必要な住宅、水、食料など職人の生活を維持する資源も金銭と交換して手にいれることが当たり前になっています。

職人の生活を成り立たせるための価格設定では日用品として手が出しにくくなります。道具は美術品ではなく使ってもらうことで初めて真価を発揮します。しかし鍛冶屋が食べていけなくては道具の文化が衰退してしまいます。先述したように道具の喪失はそこで培われた暮らしやものづくりの喪失を意味します。

このジレンマを抜け出すヒントは里山の暮らしにありました。

【里山の循環と野鍛冶】

私たちは経済成長に伴い築き上げられた「あらゆるものは金銭と交換して手に入れる」という当たり前の価値観に疑問を投げかけ、地域資源を活用します。

地域資源と暮らしとものづくりはかつて一つの循環として成立していました。里山が単なる資源確保の場所でなく生活のフィールドであれば、環境の手入れと節度ある資源利用は当然のこととなります。
生きる為の場所が確保できていれば、資本の拡大を狙って過剰に製品を供給する必要はなくなります。
なにより里山の生活で「採りすぎ」は自分の首を絞めることに他なりません。

私たちは本来里山で営まれていた循環を革新しながら復活させることを目指しています。

人間がこまめに立ち入って枯れ枝を拾い、無駄な枝をおとし、育ちすぎた木を間引き、落ち葉を集めることで地面に光が入り、植生豊かな強い土壌を作ることに繋がります。適切な手入れが行き届いた土壌は適度な保水能力を持ち、川や海に養分を含んだ水を安定的に供給します。

木を間引き、炭を焼き、道具を作り、また山や海や田畑から資材を調達する。
単なる懐古主義の自給自足ではなく暮らしとものづくりを持続していくための自然な流れが里山にはあります

日本では古くから地域ごとの豊かな自然を資源を生かした手仕事が営まれてきました。地域資源を持続可能な形で活用することは環境を保全することにも繋がります。

私たちはこの工房で分断された地域資源と暮らしとものづくりを再び結びつけます。



【ものづくりに必要なこと】

ものづくりが抱える課題は技術継承や資源の確保だけにとどまりません。
刃物の生産に最低限必要な機械類も生産終了になっている場合が多く、これを鉄屑にしてしまえば二度と手に入りません。

急逝なさった高松市の野鍛冶さんの工場から機械と道具を引き継ぐ道具を作る存在を守る」という取り組みを応援する同業者さんから情報提供していただき、廃業・引退した職人さんから積極的に機械類を引き取り修理・整備しながら使っています。小野の工房の機械はほとんどが先人たちから引き継いだものです。温泉津の工房でも高松市の野鍛冶さんから受け継いだ機械を設置させていただきます。


【見習いのこれまで】

小野でお世話になった御花鋏の職人、井上昭二さんの工場

就職活動中、とにかくやってみたいという気持ちだけで未経験から野鍛冶になれる場所を探す中でMUJUN WORKSHOPに辿り着きました。
大学のゼミ課題の取材とアポを取り付け工房に押しかけ鍛造を体験させてもらいました。

2度目の訪問で初めて鍛造した金ハシ

2020年、大学卒業と同時に東京から兵庫県小野市へと移住し、MUJUN WORKSHOPに通い始めました。
当初から度々温泉津を訪問させてもらうことで、将来的な里山での活動を見据えていました。

播州小野は鋏(はさみ)の産地。職人さんの高齢化により弟子入りはかないませんでしたが、主力商品である富士山ナイフの生産と並行して地域の職人さんに花鋏を習ったり、依頼を受け鮎付きの道具や山仕事の道具を納品してきました。

鮎突きの道具試作実験。


見た目のイメージは決まったが、まだ望む性質には辿り着けていない。

2023年にはモロッコで現地の鍛冶職人たちの仕事を見学・体験したり、その場で日本式の刃物を作って現地の木工職人に使ってもらったりと文化交流を行いました。

当然のことながら文化が異なる場所では道具に求められる性質、手に入る材料や燃料、砥石などあらゆる要素が異なります。
日本の刃物の文化が自然環境を背景に培われてきたことを再認識しました。この取り組みは今後も継続的に行なっていきます。

二度目の渡航で現地に作った炉。次回これを稼働させて実際に刃物を作る。

また国内外の販売イベントに参加する中で、もっと道具の使用者の近くで声を聞きながら、ときには自分でも使いながら人と地域に寄り添った道具作りをしていきたいという想いが募っていきました。

そして現在、いよいよ里山に拠点を置く準備が整いました。2020年初めて温泉津を訪れた際に、日常の延長として魚釣りやたけのこ掘りを楽しむ人々を目にしました。海と山に囲まれた温泉津には五感を使って自然と対峙するという根源的な喜びが溢れています。

温泉津には身体性の伴った道具、野鍛冶の出番がまだまだあると確信しています。


【今後の展望】

鍛冶場、木工所、キッチン、ギャラリースペースを利用して地域資源の循環を目指します。

【環境整備】
間伐、枝うち、草刈りによって地面に光を入れ、植生豊かな地盤の強い里山を作ります。
適度な保水力のある土壌は隣接する川と海に養分を含んだ水を安定的に供給します。
里山を暮らしのフィールドとも捉え責任感を持って資源を採集します。


【資源の利用】
里山の管理で手に入れた資材(木材・枝・落ち葉・竹)を燃料・肥料として活用します。
刃物・農具の柄、竹細工、木工製品など製品作りにも活用します。


【地域経済への貢献】
眠ったままの地域資源に価値を付加して外貨を稼ぎます。
原材料や燃料・食料の自給率を高めることで地域外に流れていたお金を地域内に留めます。
雇用を生み出し地域の人にもお金が落ちる仕組みを作ります。


【地域のコミュニティ作り】
開放感のある空間を作り、職人・地域住民・来訪者との交流を生みます。
それぞれが生きがいを持って暮らせる地域を作ります。


【地域文化への貢献】
対面で要望を聞きながら道具を作ることで地域住民の生産活動を支えます。
地域で育まれた自然と暮らすための知恵を受け継ぎ、次世代に繋ぎます。


【工芸分野への貢献】
生活コストを抑えることで資本の拡大を主目的にしたものづくりから脱却します。
総火造りの技術を活かしてニッチな需要に対して現実的な価格でのオーダーメイドを実現します。


【現在の準備状況】

先人が残していったゴミや家具が散乱していた古民家。
活動に賛同してくださるボランティアの方々と共に古民家内部の片付けと解体を進めています。


【スケジュール】


6月 コンクリート施工・補強・機械の搬入・炉の設置
7月   ガラス戸の設置・内装工事・電気工事・浄化槽の設置・屋根の塗装
8月 工房のオープン・試運転期間
9月以降 リターンの発送及び実施


【資金の使い道】

皆様から集めた資金はコンクリートの土間打ち、壁・柱の補強、正面のガラス戸などの建築資材、浄化槽の設置費などに使わせていただきます。
目標金額を上回った場合、その支援金はプロジェクトの運営資金として使用いたします。


【リターンについて】

このプロジェクトでは体験を多くご用意しました。
実際に温泉津の里山と工房を訪れて私たちの活動に触れていただきたいと強く思っています。
ぜひ足を運んでください。皆様にお会いできるのを楽しみにしています!


■とにかく応援(3,000円、5,000円、10,000円)

感謝の気持ちを込めてお礼のメッセージと2024年8月から12月まで各月の活動報告をメールでお送りいたします。
3000円、5000円、10000円のコースをご用意いたしました。


オープニングパーティーご招待(15,000円

工場のオープニングパーティーへご招待いたします!里山の食材と地元のお酒で工場の完成を一緒にお祝いしましょう。
当日使えるドリンクチケット3枚付きです。2024年10月の土曜日の夕方からの開催を予定していますが、進行状況を見ながら8月頃正式に決定いたします。
※万が一ご都合が合わなかった場合、後日個別に工場のご案内を持ってリターンとさせていただきます。


■大地の再生ワークショップ参加権(20‚000円)

温泉津の里山で開催する大内正伸さんの大地の再生ワークショップにご参加いただけます。

一緒に手を動かしながら風と光がもたらす循環を体験してみませんか?

一泊二日で開催いたします。以下の日程から参加可能な日を選択してください。
・日時:2024年9月13日(金)、14(土)
    2024年11月15日(金)、16日(土)
    2024年1月17日(金)、18日(土)
    2024年3月21日(金)、22日(土)
    2024年5月3日(土)、4日(日)、5日(月)※2025年5月3〜5日の回のみ二泊三日となります。
・場所: 島根県大田市温泉津町上村271
・連絡方法:詳細はメールにてご連絡いたします。
※やむをえない事情により開催が中止もしくは延期になる可能性があります。その場合別の日程でのご参加をご案内させていただきます。


■野鍛冶の手打ち包丁(30,000円)

山口小春が鍛造した三徳包丁です。完成次第MUJUN WORKSHOP YUNOTSU(島根県大田市温泉津)にて対面でのお渡しになります。完成した工房と里山をご案内いたしますので、ぜひ温泉津に足を運んでください。

包丁に銘を切ることも可能です。ご希望の場合備考欄に切りたい文字をご記入ください。(十文字程度まで)
※郵送でのご対応はできかねますのでご了承ください。


■鍛冶屋体験ワークショップ(30,000円)

完成した工房で切り出し小刀の鍛造を体験できます。鉄を赤めて叩く面白さ、熱処理による素材の変質を体感してみませんか?日程については個別にご相談ください。参加者様に合わせて体験内容の変更も可能です。

・実施概要:火造りから熱処理、仕上げの刃付けまでを職人がサポートしながら進めます。
      完成した小刀はお持ち帰りいただけます。
・所要時間:6時間程度
・実施場所:〒699-2513 島根県大田市温泉津町上村271
・集合時間:9:00
・有効期限:2026年12月末まで 


※中学生以下の参加には保護者の方の同伴が必要です。


■棟札へお名前の掲載(50,000円、100,000円)

修築の記念として工房の棟札へ5年間お名前を掲載させていただきます。
個人の方はもちろん企業様のご支援も受け付けております。ご支援の際、掲載を希望されるお名前・ニックネームを備考欄にご記入ください。
本来棟札は屋根裏に設置するものですが,今回は工房内の目に入る場所に設置いたします。
50,000円と100,000円のコースをご用意いたしました。100,000円のコースでは文字の大きさを特大といたします。


■里山の木の所有権(50,000円、150,000円、450,000円)

温泉津の里山に生えている立木のオーナーになれます。実際に里山を歩き、現地で気に入った立木を選んでいただけます。
立木の太さ(直径)によって金額が変わります。
・φ30cm:50,000円
・φ40cm:150,000円
・φ50cm:450,000円のコースをご用意いたしました。
普段の活動フィールドとは別の場所に意識を向ける特別な体験をしてみませんか?
また木を所有することはものづくりの上流を守ることに繋がります。私たちと一緒に里山の循環を取り戻していきましょう。
準備が整い次第、来訪可能な日時をメールでお伺いいたします。
※原則立木での所有となります。将来的に切り倒し木材として活用したい方は備考欄でご相談ください。


■小林新也 訪問講演会(250,000円)合同会社シーラカンス食堂里山インストールMUJUNの代表として、伝統産業・中小企業のリブランディング、商品開発、国内外の販路開拓、後継者育成事業、里山再生、アート活動などものづくりが抱える課題に多角的に取り組む小林新也があなたの元へ講演しにいきます!
(※日本国内のみ)
時間:90〜120分
定員:一公演につき30名まで
日程:個別にご相談となります。
備考欄にご希望の日程と開催場所をご記入ください。
※交通費・宿泊費は別途ご負担をお願いいたします。

■とことん温泉津堪能プラン

二日間、私たちをガイドとして温泉津の魅力を余すことなく堪能できるプランです!5名まで参加可能。
・実施内容:里山の散策、工房の案内、海岸の散策、温泉街の案内など
・実施日時:メールにて2024年10月以降で支援者様が温泉津に来訪可能な日時をお伺いいたします。
・集合場所:島根県大田市温泉津町上村271
・連絡手段:メールにてご連絡いたします。


【最後に】

野鍛冶という存在に出会うまでものづくりに特に縁のない進路を歩んできました。しかし自分を取り巻く便利で快適な仕組みの背景で失われているものがあることを知り、鍛冶屋の道を選びました。
長い時間をかけて地域が育んできた文化は、都市で育ち画一化されたものを見慣れた私の目に計り知れない価値として写ります。それは自然を含む大きな循環の賜物であり人が生きた証でもあります。

この里山の鍛冶工房から合理化によって取りこぼされた営みをもう一度取り戻して、地域の人にも訪れた人にも自然と暮らしとものづくりの循環を実感していただけるような空間を作っていきます。
まだまだ未熟者ですがいつかこの工房で後継者を育て次の世代に文化を繋いでいくのが人生の目標です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
応援をよろしくお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 目標額達成!

    2024/07/31 07:51

    おかげさまで目標額を達成いたしました!ご支援また拡散にご協力くださったみなさま本当にありがとうございます。ここまでのご支援は床・屋根・電気工事費など工房に最低限必要なインフラの面に使わせていただきます。終了残り15時間、まだまだ伸ばせるところまで伸ばしたいです。ここから集めたご支援は工房の内装・外装費に使用させていただきます。この工房は人に訪れてもらい資源の循環を体感してもらうことで真価を発揮します。人が訪れたくなるような空間に仕上げるために、最後まで応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • このクラファンも残すところあと2日となりました!おかげさまで目標額の96%まで達成しています。単刀直入に申し上げますが拡散にご協力いただきたいです!こちらのプロジェクトをhttps://camp-fire.jp/projects/view/748161?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_showInstagram、facebook、Xなど各種SNSを通じて友人知人にご紹介いただけると幸いです!最後まで走り切り目標を達成したいです。図々しくてすみませんが拡散をよろしくお願いいたします! もっと見る

  • このクラウドファンディングも残すところ10日となりました!すでに多くのご支援をいただいておりますが、まだ目標金額を達成できていません。なんとしてもここから目標達成に繋げます!今回はリターンに用意したペティナイフを紹介します。実物が用意できず心苦しいのですがサイズ感の参考になればと思います。小回りが効いて気軽に使える大きさを意識しています。鍛造の包丁だからとあまり身構えず、野菜、果物、肉、ビニール、切りたいものに使っていただければと思います。※ただしかぼちゃなどの固い野菜や冷凍された食品に使用すると欠け、怪我の原因になりますのでおやめください。ステンレス製品より砥石にかかりやすく、お手入れすることで長年ご使用いただけます。銘切り(名入れ)も可能ですので愛着を持って使っていただけると嬉しいです。研ぎ方など分からないことがあればご説明いたします!鍛造した刃物を手に取っていただく機会になればと思います。引き続き応援、また拡散にご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします! もっと見る

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