365日雨の日でも風の日でも、愛情込めて葡萄を育て続けるのは玄人筋から”巨峰の聖地”と呼ばれる山梨県牧丘町で、エコファーマーをしてる久保田英雄さん。久保田さんは山梨県から委嘱され、アグリマスター(熟練農業者)として農業後継者の育成と指導にもあたっています。
彼の情熱とこだわりが詰まった葡萄、メルロ種で造られたワインは過去「日本ワインコンクール2019」欧州系品種(赤)部門にて銀賞を受賞しています。今回その久保田さんのメルロを使って作ったのが「カイ・クボタ2022」。このワイン、シャンパンと同じ伝統製法で手間と時間をかけ、さらには安心安全にこだわりぬいた末に辿り着いた「超レアワイン」。是非この機会にお召し上がりいただきたい逸品です。
寝る間も惜しんで育てた葡萄が規格外に…
久保田農園があるのは日本ワイン発祥の地でもある山梨県。それも日本一葡萄栽培に適した土地と言われる牧丘町で様々な品種の葡萄を栽培しています。
″良い葡萄は良い樹がつくる。 良い樹を育てるには土壌を抜きにしては考えられない。"
久保田農園では、樹は大地の栄養がいきわたるよう十二分な間隔をあけて植えており、生物が生息し栄養豊かな土を作るために除草剤も一切使用していません。壮大な土地で寝る間も惜しんで美味しい葡萄を育てる。たくさんのこだわりと努力で育った葡萄なのです。
そんな葡萄でも、高品質でありながら僅かな色や見た目の違いで出荷できない物も出てしまいます。2020年9月には天候等の影響で房の形が整わず販売に向かないものが1.5トンも出てしまいました。その他の品種の葡萄も販売できないものが増え、規格外となった葡萄が山積みに。
質は全く劣らないが価値がつかなくなった葡萄たち、どうにか生きる道を作ってあげたい…そこで私たちはこの葡萄でしか作れないワインを追及し製造しようと考えたのです。
カイ・クボタ2022は一般的とは真逆なワイン。醸造方法をゼロから考える。
一般的なワインの醸造方法は、作りたいワインに合わせて必要な品種の葡萄を栽培し、決まった方法で仕込み、安定したモノづくりを行います。一方カイ・クボタはその「一般的」とは真逆。“美味しいのに廃棄されてしまう規格外の葡萄”を使うので葡萄の品種はどれを使うのか、どのくらいの量を使えるのか、製造ギリギリまで分かりません。その時の葡萄を見て、その葡萄にあった仕込みや醸造方法をゼロから考えなければならないのです。「せっかく実ってくれた葡萄をひと粒とも無駄にできない!」葡萄を想うからこその醸造方法なのです。
昭和初期創業の純国産ワイナリーとタッグ!超レアワイン完成。
毎年醸造方法をゼロから検討する必要があり、量と品種の定まらない規格外葡萄を仕込むため小ロットの製造。でもやるからには時間がかかってでも葡萄の旨味を存分に引き出し、安心して飲める美味しいワインを造りたい!!そんな私たちの言葉に賛同し、「難しいけど、挑戦したい」と声をあげてくれたのが三養醸造さん。ワインが″葡萄酒"と言われた昭和初期の90年も前から、今も変わらず自社圃場産をメインとした山梨の葡萄を使い、本当の「日本ワイン」を造り続ける純国産のワイナリーです。
三養醸造さんの歴史は長く、1933年に初代社長 山田 八十八氏が創業しました。
久保田農園と同じく山梨県牧丘町にある三養醸造さんの醸造所は、創業時の古い蔵を修理、増築しながら大切に使い、現在ではより自然に近い、体に沁み渡るワインの製造を多く行っています。造り手の意思が反映される、個性豊かな世界レベルのワイン造りを目指し、毎日ひた向きに取り組む。そんな三養醸造さんと一緒に久保田農園で育てた葡萄でのワイン造りがはじまったのです。
【残り200本】カイ・クボタ2022はメルロ種100%のロゼ・スパークリング
2022年産のカイ・クボタは、天候の影響で早摘みとなった久保田農園のメルロ種を使ったロゼスパークリングワイン。規格外のみを使用し、こだわりの醸造方法という点から限定本数のみの販売となるため、早いもので残り200本となりました。このメルロ種の特徴を活かすためにこだわり抜いたポイントを3つご紹介します。
【カイ・クボタ2022】のこだわり ①ホールバンチプレスでクリアな口当たり。
今回仕込む2022年産のメルロは早摘みで葡萄が若々しく醸しだけだと青臭くなる可能性がありました。そこでこのメルロの特徴からホールバンチプレスを採用することに。房ごとつぶして果汁を取り出し、きれいな果汁の比率を多くして発酵。それにより種の雑味などがなくなり、早摘みの良さであるフレッシュさやほろ苦さがクリアに感じられるようになりました。
【カイ・クボタ2022】のこだわり ②ナチュラルな味わいを求めた無ろ過製法
発酵を終えたワインは通常、浮遊物のない透明感を出すためにろ過を行いますがそうすると風味までも奪ってしまうというデメリットがあります。私たちは葡萄そのもののポテンシャルを最大限に発揮し自然に近い味わいを届けたいという思いから無ろ過製法にこだわりました。無ろ過製法だからこそのシャープで深い味わいを御堪能ください。
【カイ・クボタ2022】のこだわり ③醸造で難しいとされる瓶内二次発酵で酸化防止剤無添加
3つのこだわりがある中、カイ・クボタの一番のポイントといえるのが「瓶内二次発酵」。通常、タンクなどで熟成されたワインは、非発泡性のワインとしての道を歩みます。その後、瓶につめてからさらなる発酵を促すことで、炭酸がワインに自然に溶け込んだ状態を目指すのが瓶内二次発酵のスパークリングワインです。これは、高品質なスパークリングワインを作る時に用いられる伝統的な醸造法で、スパークリングワインを造る上でもっとも手間がかかる方式です。一般的にはワインを瓶詰する時に炭酸ガスを注入することで強いシュワシュワ感を出すものが主流ですが、カイ・クボタは瓶内二次発酵で、自然で優しいじゅわっとした泡を楽しませてくれます。
この瓶内二次発酵は、酵母と糖を入れて瓶詰めを行うのですが酵母は糖分を食べ、分解することで炭酸ガスとアルコールを生成させ、発生した炭酸ガスを瓶の中に閉じ込めることでスパークリングワインが完成します。二度の発酵で時間をかけて造ることから旨味がワイン内に溶け込んでいき、より深みと旨味のあるワインとなっていくのです。
さらに炭酸ガスが瓶内に充満していると酸化を防ぐことができるため酸化防止剤(亜硫酸塩)も無添加にできます。亜硫酸塩の影響で果実味が無くなることもなく、葡萄本来の美味しさを活かした安全安心のワインをお届けすることができます。
\ここでちょっと小話/
実は、酵母菌のゴキゲンを取り損ねて、発泡が噴出級になっている数年前に仕込んだカイ・クボタが販売に至らず眠ってしまっています…。瓶内二次発酵は高品質なスパークリングワインとも言われるほど美味しいですが、自然の力を借りる醸造法なので成功させるにはとっても難しいのです。噴出するカイクボタ、もしニーズがあればコメントください(*´Д`人)
▼開けるとぷしゅ~っと噴出!!!瓶内二次発酵は難しいですね💦
https://www.youtube.com/shorts/GaOdkLoDrd8
カイ・クボタ2022は春のお祝いにピッタリ
桜色で綺麗なカイ・クボタ2022は果実のフレッシュさ、柑橘のような酸味、適度な苦みが引き出されワイン好きの方に大好評!さらに普段ワインを飲まれない方からも飲みやすいと評価を頂いています。そんなカイ・クボタ2022はお花見はもちろん春の入学・入社・引っ越し祝いにもピッタリ!明るい未来に更なる彩を与え喜んでいただけること間違いなしです♪
プロも評価。食事とのマリアージュが楽しめるワイン。
ワインを飲む人がまだ少なかった50年以上も前からワインに携わる日本のワイン文化の開拓者の一人であるワイン商「ルヴァン福岡」/福岡ワインクラブ代表の西村豊次さんに試飲をお願いしました。西村さんはワイン商として求められるワインをセレクトするのはもちろん、その経験と知識の奥深さから若手ソムリエの育成にも携わるスペシャリストです。
【西村さんからのコメント】
カイ・クボタはスッキリ辛口ながら酸味は優しく、泡がキメ細かい。また特徴的なほろ苦さにより、食事とのマリアージュが温度で楽しめるワインと感じます。ご家庭のお食事と一緒に楽しめるワインですので、人が集まったときに向いてますね。
ワイン好きのスタッフ考案!カイ・クボタに合うおススメおつまみ!
今まで飲んだワインは数知れず…もちろんワインに合うあては大事!と豪語するワイン好きのスタッフSさんにカイ・クボタに合うおすすめのおつまみを教えて頂きました♪すぐにスーパーで買えるので、ぜひカイ・クボタと一緒にお召し上がりください♪
オススメ①クリームチーズとマーマレード
爽やかなクリームチーズとマーマレードはカイ・クボタ2022の酸味と苦みをまろやかにしてくれます。食べながらワインを飲むことで微炭酸が爽快感に変わり飲み終えたときの芳醇な香りが、さらにもう一杯と手を伸ばしたくなります。
オススメ②オイルサーディン
こってりしたオイルサーディンの後にカイ・クボタ2022を飲むと、ほどよい苦味と酸味で後味すっきり。油が多めですがワインを飲むことで口の中をさっぱりさせてくれます。バゲットにオイルサーディンと相性のいいタマネギやミニトマトをのせると見た目も華やかになるのでホームパーティなどにもおすすめです。
【支援者限定】プレミアムサポートナンバーを発行します。
ご支援いただいた方々にカイ・クボタ プレミアムサポートナンバーの証明書をお送りさせていただきます。サポートナンバーの付いたカイ・クボタのワインはここでしか手に入れることのできない世界で一つの証明書となります。※サポートナンバーの番号はご指定いただけません。ご了承ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
エコファーマーとして様々な葡萄を育て、コンクールで受賞しようとさらなる高みを目指し葡萄と向き合う久保田さん。そんな彼と支えてくれる仲間たちのこだわりから生まれたカイ・クボタ2022をぜひ手に取って頂ければ幸いです。
【資金の使い道】
ワイン製造および販売の為の費用として使用します。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たさない場合も計画を実行しリターンをお届けします。
【スケジュール】
2024年3月29日~クラウドファンディング実施プロジェクト終了後随時お届け。
【プロジェクトメンバー】
久保田農園様
三養醸造様
株式会社ハーベリィアースストーリー
※食品表示について
・名称:カイ・クボタ2022 ロゼスパークリング
・原材料名:ぶどう(山梨県牧丘町産)
・内容量:750ml
・保存方法:冷暗所※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
※酒類販売管理者標識
1.販売場の名称及び所在地
株式会社ハーベリィアースストーリー
福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目23番8号サンライトビル4階
2.酒類販売管理者の氏名
伊藤 義和
3.酒類販売管理研修受講年月日
令和5年6月5日
4.次回研修の受講期限
令和8年6月4日
5.研修実施団体名
一般社団法人全国スーパーマーケット協会
最新の活動報告
もっと見るご支援ありがとうございます!終了まで残り3日です!
2024/04/19 15:09みなさま、こんにちは!ハーベリィアースストーリーの岩丸です(≧▽≦)私たちのプロジェクトも早いもので[残り3日]となりました!ご支援者様、本当にありがとうございます!!スタッフ一同、たいへん喜んでおります(*''▽'')まだまだ目標達成できておりませんが、最後までがんばります!是非みなさまもSNS等で拡散いただければ嬉しいです♪岩丸 もっと見る
プロジェクト終了まで残り1週間を切りました!
2024/04/16 10:00こんにちは!ハーベリィアースストーリーです(^▽^)/いよいよ春が到来してきましたね、日中は暑いほど気温も上がりパーティーやピクニックのシーズンになってきました☆彡春をより、満喫するならカイ・クボタ2022です!微炭酸で爽快感のある飲みごたえのカイ・クボタ2022はお日様のあたる空の下で飲むと幸福度もぐんっと上がること間違いなし!!新年度、頑張っている自分にぜひご褒美を♪↑の画像は、カイ・クボタ2022の葡萄を育てている久保田農園から見える景色です(*´ω`)天気が良いときは富士山も見えるんですよ~!! もっと見る
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