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【令和6年能登半島地震】輪島から避難した漆芸技術研修所の研修生を漆の仕事で支援

今回の能登半島地震によって輪島漆芸技術研修所の研修生が出身地の岩手に避難しています。研修所の再開見通しが立たない中、少しでも漆芸の研修や仕事をすることによって技術の研鑽につとめ、輪島と岩手の漆芸の未来をつなぐため皆様からのご支援をお願い致します。

現在の支援総額

651,000

108%

目標金額は600,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/24に募集を開始し、 59人の支援により 651,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

【令和6年能登半島地震】輪島から避難した漆芸技術研修所の研修生を漆の仕事で支援

現在の支援総額

651,000

108%達成

終了

目標金額600,000

支援者数59

このプロジェクトは、2024/03/24に募集を開始し、 59人の支援により 651,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

今回の能登半島地震によって輪島漆芸技術研修所の研修生が出身地の岩手に避難しています。研修所の再開見通しが立たない中、少しでも漆芸の研修や仕事をすることによって技術の研鑽につとめ、輪島と岩手の漆芸の未来をつなぐため皆様からのご支援をお願い致します。

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自己紹介

松沢漆工房の代表をしております松沢卓生と申します。当社は岩手県で漆製品の企画、制作、販売を行っております。特に国産漆を使った万年筆などのものづくりや金継ぎ、原料となるウルシの木の植栽活動など幅広く手掛けています。

令和6年1月1日に発災した能登半島地震では、能登地方に甚大な被害があり、多くの人命が失われ、避難生活を送っている方々がまだ多くいらっしゃいます。亡くなられた方に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災地の方々が一刻も早く安心して暮らせるよう心からお祈り申し上げます。

輪島朝市付近の震災被害

輪島朝市付近の被災状況 今野さんは朝市の漆器店でアルバイトもしていました

私は、漆の仕事に携わってから約20年になりますが、ずっと輪島の方々にはお世話になっております。日本の誇る漆芸の中心地であり、素晴らしい作品、漆器を生み出し続けています。国産漆を使う漆器産地は今では少なくなりましたが、輪島の塗師屋さんは毎年のように国産漆を仕入れて貯蔵し、熟成させて使ってきました。その貴重な漆も震災で多くが失われてしまったと聞きます。

輪島塗の産地全体が大きなダメージを負ってしまいましたが、それでも前を向いて再起を図ろうとする職人、作家、経営者がいます。私どもは今後もできる限りの支援を続けていきたいと思います。

美しい輪島塗輪島塗のお椀


このプロジェクトで実現したいこと

岩手県大船渡市出身の今野風花(こんのふうか)さんは、仙台の大学で漆芸を学び、さらに技術を高めようと昨年の4月に輪島市に移住し、石川県立輪島漆芸技術研修所の研修生として技術の研鑽に努めていました。

若い方が積極的にさまざまな漆芸技法を習得し漆の魅力を世界を広げてもらいたいと私は常々思っており、同じ岩手出身の今野さんに輪島漆芸技術研修所での研修を勧めた経緯があります。

漆塗り

震災時、地元の大船渡に帰省していた今野さんは難を逃れた形になりましたが、住んでいたアパートのほか、ニュースなどでも取り上げられているとおり研修所も施設が被災、設備の損傷が激しく、再開は現在も見通せない状況となっています。今後も輪島で研修を続けていきたいところですが、如何ともし難いため岩手に留まざるをえません。


今野さんの出身地である岩手県大船渡市は、平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、死者354人、行方不明者79人、震災関連死77人、津波による住家被害は全壊2772世帯(平成27年3月31日現在)という状況となりました。今野さんは当時小学生で、津波による自宅の被災はぎりぎり免れたものの、親類縁者は被災し、地元の悲惨な津波被害を目の当たりにした当事者です。

(大船渡市を襲った津波 ※映像が流れます)


今野さんは輪島市民という立場で今回も大地震の当事者となってしまいました。その辛い経験がありながらもそれを乗り越えて漆芸を続けていきたいという強い信念をお持ちです。

岩手日報社転載許諾済 令和6年3月1日付岩手日報


プロジェクト立ち上げの背景

そこで、私は研修所が再開されるまでの間、今野さんに漆芸技術の習得と仕事を提供し、漆に継続して関わってもらおうと考えました。岩手は日本一の漆産地であり、漆芸家や作家、職人も多くおり、漆の活動がしやすい環境にあります。再開がいつになるかわかりませんが、その間も漆に触れる経験をさせてあげたいと考えています。

漆と道具


現在の準備状況

今野さんは地元の岩手で漆の作業をする環境がありません。道具や設備、素材もないことから、最低限の作業環境を整える必要があります。また、大船渡を含め岩手の沿岸地域には漆作家や漆職人がおらず、漆のことで分からないことがある場合に気軽に相談、指導を受けることができません。

このため、指導を受けやすい内陸部の花巻市に移住していただき、花巻で活動する熟練の漆職人から指導を受けながら技術を高め、またアルバイトとして漆塗りの仕事をしていただきたいと考えています。

花巻市で活動するために、市内の岩手県県営住宅に入居する申請手続きを行っており、行政との連携のもと準備が進められています。


リターンについて

今回は松沢漆工房より、支援金額に応じて下記のものをリターンとさせていただきます。


・御礼のメッセージ

・活動報告

 ※プロジェクトページ「活動報告」にて報告致します。

・公式ウェブサイトにて支援いただいた方のお名前を掲載

 ※匿名にすることも可能です。

・当社(ネットショップ)で使えるクーポン券

 3,000円:御礼のメッセージと活動報告

 10,000円:御礼のメッセージとお名前掲載

 20,000円:御礼のメッセージとお名前掲載、クーポン券2,000円分

 30,000円:御礼のメッセージとお名前掲載、クーポン券3,000円分

 50,000円:御礼のメッセージとお名前掲載、クーポン券5,000円分

 100,000円:御礼のメッセージとお名前掲載、クーポン券10,000円分

※ネットショップでは今野さんに関わっていただいた商品も販売する予定です。


スケジュール

次の予定でプロジェクトを進めていきます。研修所の再開など、状況によっては変更になる可能性があります。

 令和6年3月中旬 クラウドファンディング開始

 令和6月3月下旬 花巻市への引越

 令和6年4月上旬 漆作業の環境を整え、職人の指導を受けながら作業開始

 令和6年4月中旬 クラウドファンディング終了


資金の使い道

漆工作業に必要な道具、素材、簡易的な作業環境、引っ越し費用、輪島までの交通費等に活用させていただきます。

今野さんの地元・大船渡湾の朝焼け

最後に

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

千年に一度と言われるような震災を二度もその当事者となり、様々な思いを抱いているのではないかと思います。それでも前向きに漆芸に取り組んでいきたいという今野さんの熱意は素晴らしいものがあります。

当社も微力ながら支援させていただいているところですが、さらに皆様からの温かいご支援、お力添えをいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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最新の活動報告

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  • ご支援いただいた皆様へ松沢漆工房の松沢です。能登半島地震により休講が続いていた輪島漆芸技術研修所が10月から再開することに伴い、今野風花さんが9月中旬に輪島に戻ることになりました。皆様からのご支援のおかげで、4月から花巻市での漆の修業と仕事を継続することができました。岩手日報の記事掲載で今野さんのことを知った陸前高田市役所の方から、東日本大震災津波により流出した文化財「旧吉田家住宅」の復旧工事を手伝って欲しいと依頼をいただき、内装の木戸の漆塗り作業に携わっていただきました。今野さんにとってこのような大きなものの漆塗りは初めてでもあり、また、同じ気仙地域の出身として地元の文化財修理に関わることができたことは得難い経験ですとおっしゃっていました。吉田家住宅はまだ復旧工事中ですが、完成の際にはぜひ今野さんの手掛けた漆塗りをご覧いただきたく存じます。あらためまして、皆様にはお心のこもったご支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。岩手と能登での大災害を乗り越え、漆芸という共通点で2つの地域をつなぐ今野さんの活動をこれからもご支援いただければ幸いです。 もっと見る
  • 松沢漆工房の松沢です。5月1日の岩手めんこいテレビのニュースで、今野風花さんが取り上げられました。ぜひご覧ください!https://youtu.be/DEbEytizLpQ?si=xvYbZgOenCk1gk82 もっと見る
  • 松沢漆工房の松沢です。クラウドファンディング終了後もさまざまなご縁をいただいています。2011年の東日本大震災の津波で流された旧吉田家住宅(岩手県指定有形文化財)の復旧工事が現在進められています。大きな茅葺きの豪壮な家で、陸前高田の宝ともいえる建物です。内装についても新規に建具を作ることになり、帯戸が拭き漆塗りであったということで、この建物復旧の技術指導をされておられる窪寺茂先生(建築装飾技術史研究所所長)から陸前高田市教育委員会にご提案があり、当社で拭き漆のサンプルを製作することになりました。ちょうど、今野風花さんのことが岩手日報で報道されたタイミング(3月中旬)でしたので、今回の経緯をお知らせしたところ、ぜひ同じ気仙地域出身の漆職人に塗ってもらいましょう、ということになったのです!窪寺先生は全国の名だたる文化財建造物の保存修理を実践指導され、岩手ですと中尊寺や正法寺等にも深く関わられてこられました。私も大変お世話になっている方です。(写真の左側が窪寺先生、右側が今野さん)このほど今野さんが手掛けた拭き漆のサンプルが出来上がり、窪寺先生に花巻までお越しいただいて確認していただきました。色合いは問題ないとのことで一安心。あとは部材の品質の課題が見受けられ、それが解決すればスムーズにいきそうです。気仙地域に新たな漆の風が吹き込みつつあります。 もっと見る

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