公開期間30日、ちょうど2週間の本日0:18、お陰様でご支援が目標に達しました!!
ご支援・拡散くださった皆様、感謝申し上げます。
本日でクラウドファンディング・融資ともに整い、描いた事業計画を無事にスタートすることができます!
このあと終了期日の4月26日までに追加でご支援いただきました金額は、現計画で泣く泣く削減した
建築資材や設備、備品のグレードアップなどに充てさせていただき、より良い環境で皆様をお迎えしたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
自己紹介
奄美大島に移住して14年が経ちます。
新卒入社した会社を卒業し、東京・恵比寿でRestaurant&BARをオープンしたのは20年前。自宅にお招きしていた仲間たちの「お店できるよ!」の言葉に一念発起した未経験での開業の合言葉は「ヘタなプロより情熱のある素人」。料理のプロではない私が、あの激戦区でお店をやっていくために考えたことは、食事を一番の目的にしてもらうのではなく「場」を目的にしてもらうことでした。
建築家・千葉学さんに内装設計をお願いできたこと、住民主導のコーポラティブハウスに住まいしていたこと、仲間と共に過ごすビーチハウスがあったことなどから、建築雑誌やライフスタイル誌の取材記事をご覧いただいた方や、同業界への転職ではなく突然飲食店を始めたことを面白がってくださった方々がたくさん集ってくださいました。
人と人をお繋ぎすることで新しい人間関係が生まれ、明日の活力や人との出会いを持ってお帰りいただくようなお店として愛していただきました。
その頃から、休暇を利用してお越しいただけるような特別なリフレッシュの「場」を作りたい・・という思いが明確になっていきました。第二の人生のスタートの地となったこの島で、縁あって小さな宿を約10年間任せていただいたことで、人をお迎えし、おもてなしする仕事が自分の天職であることを確信しました。このたび、親しい友人から土地をお譲りいただけるご縁があり、とても自分らしい形で次のステップへ向かうきっかけが出来ました。いよいよ夢を実現したいと思います。
風の谷の平屋。
【人と人だけではなく、人と島を繋ぐ「場」を作りたい】建設地からの眺め
通り雨が多い奄美大島は虹の島でもあります。
昨今リトリートと旅をうまく掛け合わせたような「スロートラベル」、無理せず、詰め込まず、好奇心のままにその土地を楽しむ・・という旅のスタイルが人気になりつつあります。この島はそんな旅に向いていると考えてきました。歴史や文化・生態系など深掘りすればするほどたくさんの発見があり、旅人の好奇心を満たす魅力に溢れています。
植生や生態系は沖縄に近くとてもエキゾチックな反面、鹿児島の影響を受けた島特有の生活文化が残っており、その「ハイブリッドであるがゆえの分かりにくさ」こそが他のどこにも無い大きな魅力であり、1つ1つを紐解いてみたいという好奇心が掻き立てられます。
広く浅くではなく、狭く深く楽しんでいただく旅のお手伝いがしたい。そう考え、一人で運営できる規模の宿泊施設を持つことに辿り着きました。
【Neighborhood】この14年、ヴィラ建設予定地の隣の農村集落に住まいしながら地域活動に参加し、島の文化の中に身を置き、集落で行われている行事やしきたりの意味、「結(ゆい・人と人のつながりを大切にし、協力し合う)」と呼ばれる精神がもたらす島の人々のあり方など、たくさんのことを学ばせていただいています。移住者だからこそ、来島される皆様が感じる新鮮さ・見たことがないもの・知りたくなることに、旅人の目線で寄り添い、その良さや意味をお伝えすることができると思っています。そして旅の中でこの土地の生活を垣間見る楽しさを知っていただければ幸いです。
【「食」から島の文化を知ってもらうために】
この島の素晴らしく新鮮な野菜や魚介類は、簡単なお料理でも十分美味しくいただけます。地域の文化や風土に培われた伝統的な食材や料理はその土地を知る第一歩。気が向いたらお料理を楽しめるよう、宿にはしっかりとしたキッチンをご用意します。お店の予約の時間に縛られない滞在の自由もキッチンがあるからこそ。繁忙期の飲食店不足が深刻な中での安心感にもつながります。
ご希望があればおすすめの季節の食材や購入できるお店、美味しいお惣菜が手に入るお店などもご案内します。宿のキッチンツールを使用して楽しめるレシピなども公開していきたいと考えています。
【潮の満ち引き・月の満ち欠け・島の時間の流れを感じてもらいたい】
夜明けのお散歩やテラスでのヨガ、ビーチにチェアを持ち出しのんびり読書すること、海岸沿いの道を散歩しながら夕焼けを眺めること、雨の日にはデイベッドでコーヒーを飲みながら、ただただ雨粒を眺めること。「人口の少なさ×雄大な自然」というあまりに贅沢な環境の中で、生物の営みの不思議さにふと気づいたりする瞬間を楽しんでいただきたいと思っています。
束の間住民になってみることで皆様の旅が上質な充電の旅となることを祈って。
もちろん、サーフィンをなさる方にとってこの宿は最高の立地であることは間違いありません。
土地を変えての新規創業に奔走中。
これまで建築やデザイン・ファッションがお好きな方々をたくさんお迎えして参りました。せっかく事業化するならば、その感性を共感できる方々にご支持いただける心地よい空間を作りたいと考えています。
また競合の多いマーケットの中でいかに生き残ることができるか?をしっかり検証した結果、クラウドファンディングで集めさせていただいた資金を、皆様が手に取り、肌で感じることができる部分として、家具や備品の調達にあてさせていただきたいと思います。
湿度の多い島でも心地よい麻のベッドリネンや、ご飯を炊いてみたくなる土鍋、名作の椅子、飲食店気分になれる器、美味しくパンが焼けるオーブントースター、使ってみたくなる箒など・・ご滞在の時間がちょっと楽しくなる物たちを散りばめられればと思います。
リターンについて
ご支援者には、心を込めたリターンをご用意しています。支援金額に応じ、飲食店経営経験を活かしてのお食事の差し入れ、信頼できるガイドの無料サービスや、ご滞在時のレンタカーのご用意、奄美大島での私のお勧めの食べ物や、特別な思い入れのあるアイテムなどをご提供します。リターンはいいよ、頑張れ!という方にはお礼のおメッセージ+αを。私のプロジェクトにご興味を持っていただいた方々に、心からの感謝を込めてお届けします。
そして、島にお越しいただいた折には、これまでの経験を生かしたコンシェルジュとして皆様のご滞在をサポートさせていただきます。こちらはご支援金額に関わらずお気軽にご相談ください。ガイドさんの紹介からお勧めスポットや飲食店、宿のキッチンを使ってこの季節なら何を作ったらいいの?というご相談まで・・皆様の旅の特別な時間がより良い時間となるよう力を尽くさせていただきます。
オープンの予定時期など
最短で6月下旬着工・許認可関係に費やす時間を経て、2024年10月中旬を目処に「奄美大島の一番くびれた場所」付近にて開業を予定しています。
最寄りの海岸は、今の日本国内でも奇跡的に残った護岸のない雄大な白砂の浜と、そこから続く砂丘の上に形成された森がある素晴らしい場所です。
支援者の皆様には、実際の進捗状況やオープン時期について、定期的にお知らせを行いますので、どうぞご期待ください。
ご提案する旅のコンセプトからも2泊以上からのご予約受付とさせていただく予定です。
通常シーズン(税込)
2名様(お食事なし) 44,000円/1泊
3名以降1名様追加ごとに+5,500円 定員大人5名様を予定。
【立地について】
建設地は県道から少しだけ脇道に入った静かな場所です。
北部の農村エリアは人口も少なく、夕食ができる飲食店がまばらですが、宿付近には車で1〜5分以内に何軒かの飲食店があり、恵まれた立地です。車で10〜15分、バス便でもアクセスができる場所に食材の調達が可能なお店もあり、名瀬市街地からも車で30分程度。運転代行さんに走っていただきやすいエリアです。
奄美大島空港から車で13分・バス15分+徒歩3分
最後に
このプロジェクトには、私の情熱と30年分の想いが詰まっております。
共感していただける方々のご支援を心よりお待ちしております。
このご縁で「いつか南の島の親戚の家を訪ねてみよう」というようなお気持ちでワクワクを共有していただければ幸いです。
最新の活動報告
もっと見る宿のリスティングが公開されました(Airbnb)
2025/03/31 13:48春分の日から造園を始め、自分たちではった芝もこの数日の雨で青々としてまいりました。ようやくはり終えたと思えば冷たい雨続き。今年は春が足踏みしています。この機会に皆様のご滞在に不自由はないかの確認も兼ねて長期滞在しつつ、お仕事を進めております。お天気回復待ちでOTA(online travel agent)への掲載のための写真を増やせていない中、準備をしていたAirbnbのリスティングが思いのほか早く公開されました。SNSでの告知にとどまっておりましたのでGW以降のご予約はまだまっさら状態です。皆様の旅の候補に加えていただければ幸いです。月みるいえ tsukimiru_ie細かな価格設定が完了しておりますが、Airbnbはゲストからも6%〜の手数料を徴収するスタイルです。サイトにて空室と概要をご確認いただき、直接お問い合わせいただければ本来の宿泊料金でのご予約をお受けいたします。HPも作りますので追々はそちらからのご予約がベストレートとなる予定です。しばらくの間ご不自由おかけいたしますがよろしくお願いします。宿業経験をかなり長くさせていただきましたが、口コミ宿にさせていただいていたため、OTA掲載で一般の方を受け入れるのはなかなかの緊張感です。南国植物を知人にお譲りいただき地道に植えています。こちらはドラセナ・ハワイアンフラッグという変わり種。葉の色がとても美しいんです。ロングステイにつきこの子も連れております。(ご滞在はペット不可となっております。申し訳ありません・・)近隣の散歩道があまりに素敵で、海の方が近いのについつい丘の上に足が向いてしまいます。宿から丘の上までの住宅も皆植栽が美しく一際素敵な場所です。今日不足分の芝が届き明日は最後の芝はり。菜園部分はあまりの地面の硬さにユンボのおじちゃんに登場いただき掘り起こしてもらいましたが、頑固な土の塊に絶望・・・。開拓民の気持ちになりました。地元行政に耕運支援の制度があり、耕運機のアルバイトさんを派遣してくれることがわかり(←完全に広報不足です)スケジューリング待ちですが、夏のお野菜を植えるのになんとか間に合ってくれそうです!あとはこれまで裏庭でやっていたいい加減菜園をもう少し真面目にやらなくては。 もっと見る営業許可が下り最初のお客様をお迎えしました。
2025/03/11 23:15素材の撮影がようやくできるようになり、OTAの掲載準備も進めてまいります。GWまでのご予約もまだまだ・・となっております。皆様のご予約お問い合わせお待ちしております!草原を望むDAYBEDスペースベルギーLIBECO社のリネンでmudwesternさんにDAYBEDカバーを制作いただきましたこちらのスペースにも寝具をご用意できます3名様までの寝具がご用意できる寝室麻のベッドリネンで夏も冬も快適にお休みいただけますデスクのご用意もありますアメニティーはuka IZU各産地の特徴原料を使用し、森、海、里の環境を保全伊豆半島のクロモジ・ふのり、利島の椿から抽出されたツバキ種子油、山形の米発酵液、石垣のヘナ伊豆の雨・土・森・海をローズ、クロモジ、ヒノキ、パチョリで表現したウッディローズの香りキッチンの備品は充実しています飲食店仕様の食器に加え、手に取るお茶碗は高知の陶芸家小野鯛さんの作品あえて大きさを変えてお願いした器はマトリョーシカのように重なります(orderd by nead) もっと見る間も無く営業許可がおります
2025/03/03 10:16奄美大島はここ連日日中の最高気温が25℃近くとなっております。島の山の生命力を感じる、心躍る新緑シーズンの到来です。この良きシーズンにいよいよ開業を迎えます。1棟まるまるの家具や備品の搬入と足りない物の調達に追われており、まだ宿らしくセッティングされた写真を撮れておりません(↑消化器写ってます・・)が、こちらの報告及びSNSの方で追ってご紹介させていただきます。造成の遅れもありお庭がまだまだ・・ということで、ここから1ヶ月半で地道に芝生をはり、菜園を作り、南国の色鮮やかな植物たちを移植して参ります。そんなこともあり、4月24日までのプレオープン期間は以下のご料金設定をさせていただきました。水回りの外壁を利用して空間を仕切っており、2−3名お休みいただける個室空間を作っております。リビング内の草原側には小上がりを作り、こちらにデイベッドを配置します。この空間にも2名様がご宿泊いただけます。宿泊定員は大人5名まで。全員大人での旅は4名くらいまでがおすすめです。1ファミリー(+ご両親)、お子さんが小さい仲の良い2家族など、1空間で気兼ねなくお過ごしいただける構成でのご旅行に最適です。フルキッチンをご用意していますので、お子様が小さくお食事のタイミングが不安定、夜は出かけずゆっくりなさりたい・・という旅にも♡場所は奄美空港より9.5km(車で13〜14分)美しい広大な砂浜へ徒歩3分。名瀬市街地へも20km(車で30分強)と、大きな島の中でも利便性ロケーション共に程よく人気のエリアです。建物外壁は杉板貼りにクリア塗装。家具も古材を利用し、全体に育てていくことを楽しむ建物にしていきたいと考えています。お庭も同じく、芝が美しく張って行く様、小さなバナナの木が大きくなっていく様、南国の植物が茂っていく様を「泊まった時よりこんなに育ったんだ」と皆様に愛でていただける宿に出来ればと思っております。プレ期間中はお庭づくりや菜園作りに日々通うこととなると思いますが、作業しつつ皆様との語らいの時間が持てますことが楽しみでなりません。そして島は新緑と動物たちの恋のシーズンです。山の生き物は活発に動き、鳥たちの囀りが田園地帯に響き、カエルの鳴き声が大きくなり、静寂の中の音を楽しめる最高の季節。いよいよ大好きなおもてなし業を軸とした生活に戻ります。清々しい宿にて皆様のお越しをお待ちいたしております。KYOKO もっと見る
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