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奄美大島は昨日梅雨が明けました。
お陰様で夏休みのご予約は良い感じにいただき始めておりますがまだまだ夏にも空きがあります。
ようやく自社予約サイトを公開いたしました。
Airbnbよりもゲスト手数料が無いためベストレートでご予約いただけます。
秋のご予約も公開しております。
前職では10年近く「奄美は秋が最高です」とお客様にお伝えし続けたせいか?夏が終わっても繁忙期が続く宿となっておりました。
島の9月ー11月はとても良いシーズン。
秋の旅もご検討いただければ幸いです。
奄美大島はお祭りシーズン
初夏のお祭り【浜下れ】
奄美では薩摩藩の統治時代に稲作からさとうきび栽培に転換させられた農家が多く、稲作文化は衰退の一途を辿りました。しかしながら、農村集落のお祭りは、稲作時代のまま受け継がれているものが多く、旧暦3月3日頃に行われる豊作祈願のお祭り、「浜下れ(はまおれ)」もその一つ。
元々、稲作期のスタートに山手の田畑から持って来た虫を海に投げ入れ、「今年も虫があまりつかず作物が健やかに育ちますように」という願掛けをしたところから始まる慣わしで、この日は海から山へ続く一筋の道(条)に正面玄関を構える家の人々がその下手の浜に集まり食事をするのです。「今年もご近所助け合って頑張りましょう”という」懇親会です。
最近では農村の過疎化が進み人が集まらない条も増えたため、集落民の交流を兼ねた舟こぎ大会が行われています。

浜下れの日、夕暮れ時の浜辺にはご近所さんが勢ぞろいする。90歳を超えるオジ・オバから昔の集落や浜の様子、若いころの恋の話などを聞かせてもらっているうちに、オバがこの集落にしか伝わらないシマ(集落)唄を歌い始め、自然と幼馴染のオジの合いの手が入る・・・
人のつながり・助け合うこと・お互いを知り合うこと。この島に受け継がれる結の心です。



