皆さんこんばんは。
柏野美沙/美澪です。
4月22日。今日で、このクラウドファンディング終了日までちょうど残り2週間となりました。
今日は、これを受けたわたしのいまの赤裸々な気持ちを綴ろうと思います。少し長くなるかも&乱文になってしまうかもしれないけど、絶対に最後まで読んでほしい。よろしくお願いします。
さて。
先日のX(Twitter)でのおはようツイートでも書いた通り、この度、このGWの予定を一旦全部白紙に戻しました。
もともと、このGWには帰省を考えていました。毎年、GWと夏休み、そして年末年始には広島に帰省するようにしているんです。この帰省に絡めて、広島までの新幹線の途中駅でわたしをレンタルできる地方遠征型の「misamioレンタル」も毎回行っているから、今回のGWでも活動の大切な一環として地方のファンのみんなとも会いたいな、とも思ってて。
だから今年も、クラファンもあるけど帰省自体はできたらいいなぁと思っていました。でもいざクラファンが始まってみると、当初想定していなかったことが続々と発生して(当たり前ですが……)、このまま帰省すべきか否か迷っていました。
そんな中で一番大きな決め手になったのは、先日の活動報告記事でもご報告した、『このクラファン終了前最後のPVを製作する!』という決定です。メンバー2人が頑張ってくれてる中、わたしだけがノコノコと帰省してしまっていいのか?そんなの絶対ダメだよ!あと、今回のPVではわたしのボーカルレコーディングもある。この練習もしないといけないし、レコーディング実施日の調整もしないといけない。そんなときに、迷惑をかけるわけにはいかないと思いました。
このプロジェクトを遂行するリーダーとして、自覚と覚悟が足りていなかったのかもしれない。2人とも、本当にごめんね。わたしも一緒に、最後の最後まで駆け抜けていくから!
この旨は、その夜に通話で母親にも伝えました。突然の変更に驚いていましたが、事情を説明すると「わかった。身体だけには気をつけて、頑張ってね。」と言ってくれました。ありがとう。
……以前にも何度か話したことがありますが、母親にはこの活動のことは全部伝えていて、母も心から応援してくれています。実は前回の初個展を実施したときにも広島から東京の個展会場までわざわざ駆けつけてくれて……、わたしの初個展を見届けてくれました。だからきっと、今回の個展前夜祭や個展会場にも来てくれるはず。その際はぜひ!皆さんにもわたしの母を紹介させてください。
余談となりますが、さっきも言った通り母はほんとにわたしのことを応援してくれているんですけど、ここまで仲良くなれたのは実はここ数年のことで、それまでは……なんて言えばいいのか……一定の距離間があるというか、お互いにちょっと気まずい期間がずっと続いていたんです。
でも、何年か前に家族の中でとある大きな出来事があって、……本当に、家族の在り方そのものを揺るがしてしまうくらいの本当に、大きな大きな出来事があって、それを一緒に乗り越えようとしたときに、初めて、親子とかそういう関係性を一切抜きにした、対等な1人の人間同士として母親と向き合うことができたんです。
そのときに、わたしは母親のことをより深く理解できたというか……、「許すことができた」って言うとすごい傲慢で上から目線な言い方になっちゃうかもしれないけど……、お互いの誤解も溶けて、わかりあうことができた。 わたしはあの瞬間のことを、勝手に『和解』と呼んでいます。
なんか話があっちこっちに脱線して着地点を見失いつつあるけど……、改めていま言いたいことは、母の応援と、そしてさるまるちゃんともねふんメンバー2人の頑張りと、何よりもこのクラウドファンディングに支援してくれた/今後支援してくれるみんなのことを、裏切りたくない!って、心の底から思ってるってこと。最後の最後まで、わたしは絶対に諦めたくない。諦めてたまるか。
『続けること』って、すごく難しい。本当に本当に、本当に難しい。この活動を続けてきた中で、ほかならぬ自分自身が、それを骨の髄まで実感している。途中で投げ出してしまうことの方が、その何千倍も何万倍も簡単だ。
それを一番強く感じたのが、わたしがこの活動を始めた当初、2020年の2月のことだった。
当時はちょうどコロナウイルスが流行りだした時期で、なんか本当にもう世界の終わりだって思えるぐらいの悲観的なニュースが毎日毎日続いていて、世の中に絶望感が溢れていたと思う。そんな状況の中で、わたしもいま一体何をすればいいのか、本当にわからなかった。活動を始めたばっかりなのに、こんなことになってしまうなんて……。 戸惑いと焦燥感と、混乱、あるいは怒り……そう、このどうしようもない状況に対する行き場のない怒りと、本当に、ことばでは説明できないくらいの感情がぐるぐるしてどうにかなりそうだった。
そんなときに、母から突然電話がかかってきた──『お願いだから、いますぐ広島に帰ってきて!』
このまま人がたくさんいる東京にいたら、いつコロナにかかるかわかったもんじゃない。だから、いまはいったん広島に帰って、このコロナが落ち着くまで待って、そしたらもう1回東京に戻って活動を再開すればいいんじゃないの?それじゃダメなの?こんな状況で、〇〇(ぼくの本名)がもしコロナにかかって命に関わる大変なことにでもなったりしたら、お母さんは耐えられない!
……正直、心がぐわんぐわん揺れた。だって実際、このまま東京に残っていても活動なんて到底できる状況ではないことはわかっていたから。企画していたイベントは軒並み延期や中止が決まって、その中でもまだ、これだけはなんとか実施できるかもしれない!って一縷の望みをかけたイベントの告知を続けようものなら、一週間でフォロワーが一気に50人減った。それほどまでに、当時の風当たりは強かった。心が折れそうだった。いや、もう折れていたのかもしれない。
……それでもやめなかったのは、ひとえに『やめたくなかった』からにほかならない。
翌日、母親に電話した。
具体的な文言はもう覚えてないけど、実家には戻らないことを確かに伝えた。『──何もなかったぼくが、いま、人生で初めて、やってて楽しい!って思えることを見つけたんだよ』 そう話した自分の声だけは、まだ鮮明に覚えている。
いま、心の底から、わたしは思う。
あのとき、やめなくてよかった。本当によかった。
もしあのときやめてしまっていたら、いまの自分自身はなかった。あのとき、活動を少しでも停滞させてしまっていたら、その後の全てのタイミングがひとつずつズレていってしまって、いま、こんな素敵なプロジェクトを実施することなんてできなかったかもしれない。
さるまるちゃんともねふんと、そしてみんなと。全部、わたしがしかるべきときに会えたからこその『いま』なんだよ。ほんの少しの歯車の狂いで、生を受けたとて産声をあげることさえ叶わず消えてしまう/死んでしまう『表現のいのち』が、この世界にはありふれている。
クラウドファンディング達成率、まだ10%。
それでも、諦めたくない。やめたくない。この『表現のいのち』を、わたしは、ぼくは、投げ出したくない。
困難に直面したときに、わたしが為すべきことはただひとつです。
──『考える』こと。
何よりもまず、「事実」をフラットに眼差す。
"問題"を、"問題"である、と正しく認識し、その解決策を"思考"する。
その過程において、自らの能力──すなわち"資源"と呼ばれるものこそを最大限まで発達させ、どのような手段を用いようとも、必ず、最後には、活 路 を 見 出 す 。
……近日中に、このクラウドファンディングに新たなリターン品を追加する予定です。こちらでは『♪個展オープニングテーマ曲製作プロジェクト』から少し離れたグッズ等も想定しています。「応援してみたいけど、美沙さんの歌をいままで聴いたこともないし、ライブに行くのもちょっとハードルが高い……」という方にも振り向いてもらえるような、新たな魅力あるリターン品をご用意します。ぜひご期待ください。そして、あなたからのご支援も、心からお待ちしています。
クラウドファンディング終了まであと2週間。
最後に、いま一度皆さんへのお願いを述べ、本記事の結びとします。
どうか、どうか、このクラウドファンディングにご支援してくださいませんか?
『自分ひとりが支援したところで…』なんて、思わないでほしい。本当に、本当に、力になっているし、嬉しいんです。
いまあなたがこの記事を読んでくれている間、(スマホであれば)ずっとページの下部に
【プロジェクトを支援する】
というボタンが表示され続けているはずです。そのボタンをクリックもしくはタップしていただき、表示された各種リターン品の中から、「お礼として受け取るならこれがいい!」と思った商品をぜひご購入していただき、どうか、わたしに投資してください。2,500円~ ご支援が可能です。
わたしは、このプロジェクトを、そしてこのクラウドファンディングを成功させたいと、心の底から思っています。こんなところで諦めるつもりなんてさらさらありません。最後まで諦めず、挑戦したい。抗いたい。そこに1%でも可能性があるのならば、全てを投げうってでもいまの自分の全てを賭けてみたい。
絶対に後悔はさせません。
どうか、よろしくお願いいたします。
このクラウドファンディング並びに『♪個展オープニングテーマ曲製作プロジェクト』へのご支援を、心から、本当に心から、よろしくお願いいたします。
あなたからのご支援を、お待ちしています。